雪が白いとき、かつそのときに限り



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初公開日(参考)2019年10月
分類

長編小説

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雪が白いとき、かつそのときに限り (ハヤカワ・ミステリ)

2019年10月03日 雪が白いとき、かつそのときに限り (ハヤカワ・ミステリ)

冬の朝の学生寮で、少女が死体で発見された。白い雪に覆われた地面には足跡がなく、警察は自殺として処理する。5年後、生徒会長の馮露葵は、寮委員の顧千千の相談を受ける。いじめ騒動をきっかけに過去の事件の噂が校内に広がっているのだ。真相を探るべく、彼女は図書室司書の姚漱寒と調査を始める。明らかになる、少女に関わった者たちの苦い過去。そんな折、新たな殺人事件が寮で発生する。しかもその現場は5年前と酷似した“雪密室”だった…冷徹なロジックと青春の痛みが織りなす華文本格ミステリの新境地。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

雪が白いとき、かつそのときに限りの総合評価:6.44/10点レビュー 9件。Bランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(8pt)

雪が白いとき、かつそのときに限りの感想


▼以下、ネタバレ感想

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氣學師
S90TRJAH
No.1:
(6pt)

雪が白いとき、かつそのときに限りの感想

日本の90年代の本格ミステリを彷彿させる作品。学園&青春ミステリ。
事件は雪の降る校舎での足跡なき殺人です。
華文ミステリと言えど雰囲気は日本の学園ミステリを読んでいる感覚でした。

足跡問題や雪密室など日本のミステリでは近年見なくなりましたが、中国から新本格のリニューアルな感覚で刊行される世の流れは面白いです。本書はハヤカワポケットミステリでの出版ですが、いつものポケミスの表紙と雰囲気が違います。日本の青春もの・ライト層の出版物な印象。雪を扱うミステリは古いかなと思われる所、この表紙のおかげで美しい雪の情景をイメージさせるプラスの効果を感じました。

本書の難点を述べると登場人物の名前です。人物名:馮露葵、 顧千千、 姚漱寒……。
海外ミステリのカタカナ名以上に見慣れない漢字名なので読めません。
おそらく版元もこの難点は感じており細かな対策が見られます。本書付属のしおりには登場人物一覧を記載。章ごとに人物名が現れる時はルビを再掲載させる。という具合。
ただそれでも読書中に都度名前を確認するのは集中力が途切れますし、もうこの人は男なのか女なのかもわからず、何となく全員女性キャラとして読んでいました。女の子同士がキャッキャする百合な雰囲気も感じるのでそれで問題ないかなと。

他の著者との比較で恐縮ですが、同じ華文ミステリで好きな作家の陳浩基の作品の登場人物は混乱しないのです。何でだろうと思って見直すと、名前をカタカナにしたり場面に登場するキャラが少ない為、把握しやすくなっていました。
もし今後も作品が出版される場合、人物がもっと把握しやすくなれば良いなと思います。本格ミステリと登場人物達や場の雰囲気はとても好みなので。ただこれは個人の問題であり中国名に慣れればよいか。。。そんな事を思いました。

egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.7:
(3pt)

評判ほどではない

評判ほどではない。非凡への憧れで人を殺してみた!でもフツーは大事だったよ!みたいな。使い古されたテーマだし、トリックもくだらないというか……。
しかも文書も洗練されてないのです。ツラい。あと、表紙の絵が内容とあっていないと思うのだがいかがか。
雪が白いとき、かつそのときに限り (ハヤカワ・ミステリ)Amazon書評・レビュー:雪が白いとき、かつそのときに限り (ハヤカワ・ミステリ)より
4150019487
No.6:
(2pt)

がっかりでした。

キャラクターは強く、アイデアは良い。残念ながら、この話はあまり発展していません。結論は残念です。
雪が白いとき、かつそのときに限り (ハヤカワ・ミステリ)Amazon書評・レビュー:雪が白いとき、かつそのときに限り (ハヤカワ・ミステリ)より
4150019487
No.5:
(2pt)

動機。

ちょっとこんなことで殺されたらたまらんですよ。
密室の回答も既出だし。
雪が白いとき、かつそのときに限り (ハヤカワ・ミステリ)Amazon書評・レビュー:雪が白いとき、かつそのときに限り (ハヤカワ・ミステリ)より
4150019487
No.4:
(4pt)

もうひと押し

ミステリではあるが、事件とトリックが大ざっぱというかアラがある。
しかしそんなことより、女同士の鬱屈した情念みたいなものが「元年春之祭」に比べて劣っている。殺人の動機をあれだけ感情に傾けるのなら、もっとも徹底して欲しかった。出だしが出だしなので、女の感情を読ませる小説なのだろうと思っていたのに肩すかし。百合小説でも青春小説でもないという意味でミステリ小説だった。ああもったいない。
雪が白いとき、かつそのときに限り (ハヤカワ・ミステリ)Amazon書評・レビュー:雪が白いとき、かつそのときに限り (ハヤカワ・ミステリ)より
4150019487
No.3:
(5pt)

雪のように繊細な小説

少女たちの繊細な心模様が描かれた、とても素晴らしい作品でした。ミステリとしても良作です。
雪が白いとき、かつそのときに限り (ハヤカワ・ミステリ)Amazon書評・レビュー:雪が白いとき、かつそのときに限り (ハヤカワ・ミステリ)より
4150019487



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