時空旅行者の砂時計
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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家の見取り図をじっくり見る。 | ||||
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過去の殺人事件にタイムトラベルをして介入するという舞台設定が斬新。 | ||||
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タイムトラベルを扱ったSF本格ミステリ。かなり好物でした。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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密室殺人のトリックなどもはや「新本格」の遊び道具でしかないのであまり気にせず読み飛ばし。複雑すぎる家系図もどうでもよくなってくる。 そうするとややもすればトリックの紹介とミスリードと「読者の疑問くらいちゃんと考えていますよ」と作者の代わりに登場人物に代弁させる余計な会話に終始する、謎解きミステリでよくある展開になりそうなところを、タイムスリップという新しい軸を加えて愉快な物語に仕上げている。 タイムパラドックスにツッコミどころが満載なのはしょうがない。「ファイナルカウントダウン」だって「ジパング」だってオモシロイじゃない。ただ、いったん最後にそれらしい理由付けはされて物語は完結するが、読中に抱いていた犯人の動機に関する最大の疑問は語られることなく残ったままだった。確固たる理由があって探偵を過去に送り込んだのに変えるべき未来はそれでよいのだっけ?と。 | ||||
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かなり以前に読んだが、その時の素直な感想を発見したので、ここで述べたい。 第29回鮎川哲也賞受賞作。 最愛の妻伶奈が特殊な肺炎になって死にそうになる。その原因は龍泉家の呪いにあるらしい。過去の忌まわしい事件さえ解決すれば伶奈の病気は良くなるはず。そこで、都市伝説の砂時計が現れ、2018年から58年前にタイムトラベルして当時の事件を解決することになる。 タイムトラベルものによくあることだが、時系列などが複雑で、頭を整理しながら読む必要がある。本格推理としてのロジックの中にタイムトラベルという「魔法」を使うのはアンフェアだが、ちゃんと説明した上で少し使っている。読むのにかなり苦痛を感じた。 最終的には伶奈の病気はなく、流産したはずの赤ちゃんが生まれたというハッピーエンドであり、その部分では涙するほど感動的ではある。しかし、全体的にリーダビリティーが悪く、あまり読みたい部類の作品ではなかった。もう少しシンプルに出来ないものか。 なお、登場人物の関係性が分かりにくく、系図を頻繁に参照しないと理解しにくいのもマイナス要素。また、せっかく別荘の間取りの図が書いてあるのに、空白があるにも関わらず、それぞれの部屋に誰が宿泊していたかが書かれていないのも不親切。 | ||||
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古典的な本格要素をふんだんに盛り込んだ上に「時空」のSF要素を足した 鮎川賞受賞作です。 マイスター・ホラが「正解を保証する存在」「特殊設定そのもの」「特殊設定の限界範囲」 等の役割を果たしていてフェアプレイを徹底している作品だと思いました。 | ||||
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SF的な設定のうえに構築された本格推理作品。古典的な本格ミステリの発想から、SFの設定を生かした大胆奇抜な趣向まで、大小様々なトリックやアイディアを、ロジックの溶接で複雑に組みあげた謎解きアトラクションは、本格推理の醍醐味を存分に味合わせてくれた。ただ、人物や風景・情景などは、無味乾燥に説明されているだけで、イメージとして鮮明に浮かんでくるほどの描出はされていないなど、“小説”としてはいくぶん物足りない印象が残った。 | ||||
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SFを前提とした本格ミステリ。クローズドサークル・見立て殺人・バラバラ死体・呪い・不可能犯罪・読者への挑戦状という、いやが上でも本格ミステリファンが盛り上がること必至の要素がてんこ盛り・・・ですが、タイムパラドクスなどタイムトラベルものにつきものの物語の複雑さ、難解さが読んでいてちょっと大変でした。探偵役によって真犯人が指摘され不可能な犯行状況のトリックや事件全体の謎が解明されても、全然スカッとしない(笑)。あと、主人公はともかく、1960年代の皆さんがあんなに簡単にタイムトラベルを信じるの?と。あんな状況で誰一人パニックにならず冷静に推理しちゃっているのもクローズドサークルものあるあるとはいえあまりに現実味がなくイマイチでした。しかし一番気になったのは人物の口調が特に理由もなく急に変わる(同じ相手との会話なのに「私」だったのがいきなり「俺」になったり、丁寧語だったのがタメ口になったりするので誰が喋っているのか混乱)部分です。 | ||||
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