奇岩館の殺人



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初公開日(参考)2024年02月
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長編小説

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奇岩館の殺人 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

2024年02月06日 奇岩館の殺人 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

孤島に立ついびつな形の洋館・奇岩館に連れてこられた日雇い労働者の青年・佐藤。到着後、ミステリーの古典になぞらえた猟奇殺人が次々起こる。 それは「探偵」役のために催された、実際に殺人が行われる推理ゲーム、「リアル・マーダー・ミステリー」だった。 佐藤は自分が殺される前に「探偵」の正体を突き止め、ゲームを終わらせようと奔走するが……。 密室。見立て殺人。クローズド・サークル――ミステリーの常識が覆る!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt

奇岩館の殺人の総合評価:7.15/10点レビュー 20件。Cランク


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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

奇岩館の殺人の感想


▼以下、ネタバレ感想

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こしあん派
8OHZXGSI
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(2pt)

奇岩館の殺人の感想

図書館で○○殺人事件があると読んでしまう。
表紙を見て裏のあらすじなど読まずに読み始める。
ミステリーの新しい形態を書いたらこうなったのか。
何を気にして読めばよいのかわからない。
犯人捜し・探偵気分・被害者・加害者の気持ち
古典のネタバラシ的記載
読んでて面白くはない。
最後のつじつま合わせと最後まで読めたので


jethro tull
1MWR4UH4
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

奇岩館の殺人の感想

かなり個性的な作品で新鮮な読書体験でした。あまり経験していない部類の作品で、とても好み。

世の中には、登場人物になりきって事件を体験する「マーダー・ミステリー」というゲームがあります。本作はそれを富裕層の娯楽として実際に殺人が行われる「リアル・マーダー・ミステリー」を舞台に描いた作品です。物語は2つの視点で構成されており、1つ目は、この娯楽に巻き込まれた役割不明の主人公視点。もう1つは運営側の視点で倒叙ミステリ模様です。
娯楽としての「マーダー・ミステリー」を取り入れることで、密室トリックや見立てに対しての「何故それを行うのか?」という疑問が不要になり、すべてが演出として楽しむためという形で成立しているのが斬新で発明ものです。おかげで、お約束のミステリー要素を純粋に味わえる構造になっています。

読者がマーダー・ミステリーのゲームを体験した事がある場合、それぞれのキャラクターが持つ情報や役割の感覚がゲームで体験していると思うので馴染みやすく、楽しめる作品だと思います。一方、ゲームを体験していない読者にとっては、役割のキャラが不自然で「何でこんな行動をするのだろう?」と違和感を覚えるかもしれません。そのあたりの事情を、本作は巧みにコミカルかつユーモラスに描いているのが面白いポイントです。作品全体の雰囲気は主人公視点だと深刻ですが、運営者視点ではあえてユーモアが強調されており、これが本作の味の1つだと感じました。実際の殺人を行うという不謹慎なゲームが舞台でありながら、嫌にならないで楽しめる雰囲気が絶妙です。

話のネタが分っても、最後までどうなるのか楽しめるのも良い。結末はちょっと物切れ感ありますが、物語の着地点は好みでした。

egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.17:
(5pt)

こいつぁ面白い!

第一幕が解決編ってどういうこっちゃ、と読み始めたら、止まらん。なんだこれ。
 ミステリと言えばミステリなんですが...
 ざっと言えば、「そして誰もいなくなった」テイストの、江戸川乱歩・横溝正史・高木彬光の作品による「見立て殺人」で、「闇バイト」で集めた中途採用を平気で殺す設定の、誰が探偵で誰が犯人で誰が傍観者なのかもわからない「ミステリみたいなもの」で、アニメのコナンのネタがものを言い、最後にルパンで決着がつき、なんとか事を収めた中間管理職が胃を壊すお話。

 ──説明になってますか?(笑)
奇岩館の殺人 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:奇岩館の殺人 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299051351
No.16:
(4pt)

勧善懲悪ではない

主人公は冴えないモブです。
探偵役は別に存在していて、事件を解決してくれるのを待つ訳ですが、それが誰か?というのがポイントです。
台本のある犯罪ゲームなので、ゲストである探偵が犯人を突き止めて満足するまで終わりません。
序盤から伏線が色々あるのは面白いのですが、ラストの展開は賛否が分かれると思います。
個人的にはスッキリしませんでした。
奇岩館の殺人 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:奇岩館の殺人 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299051351
No.15:
(5pt)

面白かった

途中まではこれはミステリなのか?と思っていたけどちゃんとミステリだった。最後の怒涛のたたみかけと展開には謎の爽快感がありました。シリーズものにして欲しい。
奇岩館の殺人 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:奇岩館の殺人 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299051351
No.14:
(5pt)

質の高い推理小説

怒涛の展開に心が躍った。
またこのような作品に出会いたいと思う。
奇岩館の殺人 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:奇岩館の殺人 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299051351
No.13:
(3pt)

お手軽なミステリ(ネタバレあり)

余計な描写はなく、文章も短いので、一日で読み切れます、内容もまあまあなので、暇つぶしにはぴったりなミステリ小説かもしれない。

ネタバレ

内容は、トゥルーマン・ショー、それのミステリ版。
正直、謎解きと謳っているけれども、なにを謎解きすればよいのやら読んでいてよくわからなかった、もちろん探偵を見つけることはわかっているのだけども、謎解きしてるな、どんなトリックなんだ? といったような、要するにミステリ小説を読んでいるときに感じるワクワク感が、この小説を読んでいるときにはなにもなかった。
あからさまに叙述トリックを匂わせているけれども、そういうことはなにもなかった、だったら主人公の名前を伏せる必要はあったのだろうか、なんだか余計な雑念が入って変に物語に集中できなかった。
奇岩館の殺人 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:奇岩館の殺人 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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