風神館の殺人(崖の上で踊る)
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企業に騙された者や利用された者、または影響を受けた者さまざまな人達の復習かと思いきや、騙されました。まさかのクローズドサークル。 登場する人達の感情などドロドロ過ぎて、読むのが大変でした。 まークローズドサークルですから当然と言えば当然なのですが。 | ||||
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憎い相手を殺すために集まった十人。 最初の一人を殺して一段落と思いきや仲間の一人が殺害されてしまう。 状況的に犯人は身内にしかいないという中で、さらに殺人は続く。という話です。 皆ただでさえ殺人という非日常に気持ちが高ぶっている中で、さらに異常な事態が起こってパニック寸前という雰囲気が印象的でした。 綿密な計画が大きく狂わされてしまった訳ですから誰も落ち着いてはいられないわけです。 全て丸く収めるには犯人を見つけ出し「排除」した上で計画を練り直し犯行を続行するしかない。 なのにさらに殺人は続き、残された者たちは追い詰められていく。 その緊迫っぷりは読んでいて本当にハラハラしました。 正直別に驚天動地な真相があったりするわけではないのですが、この不安感、非日常感は非常に楽しめました。 | ||||
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閉鎖空間での殺人事件という設定は古来より多い。 ”閉鎖”になる状況も気象状況から天変地異、ゾンビなんて変わり種もある。 この作品はそこがちょっと変わっていて、ターゲット(3人)の殺人を企む(そして既に1人殺した)グループというところだろう。残り2人のターゲットを殺す計画を練ってる中で起きた殺人で、当然通報も館から出ていくことも出来ない…。 凝った設定は面白いが、そこからが論理のパズルが精緻ではあるけど、動機も無理やりだし、そこにたどり着く推理も、理屈に理屈を都合よく重ねてる感があって、読んでて飽きてくる。 初期に傑作が多い作者だけに期待が大きすぎたのかもしれない。 | ||||
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結局のところ...な部分はありますが、それ以降を書いてしまうと? それでも書いてもらえるとスッキリした部分もあるかとも。 ここで終わるから、その余韻で作品が成立するとは思いますが。 個人宅用風力発電器フウジンWP1。 しかし、それは低周波音を発生させる欠陥品で、一部の人たちは、その影響で慢性的な頭痛を抱えることになる。 それにより、仕事を続けられなくなった者、恋人を失った者、受験生だった息子を喪った者、生まれるはずだった子供を喪った者。 開発した会社に努勤めていた弟を喪った者、パワハラで辞めさせられた者など、様々な理由で開発した会社、フウジンブレードに恨みを持つ者たち。 彼らに加え、悪徳業者に制裁を加え、悦に入る者。 彼らが集い、フウジンブレード幹部3名の殺害を目論む。 順調に滑り出したかに見えた、復讐殺人計画だが、あることから歯車が狂い始める。 次々と転がり出る仲間の死体に復讐者たちは... 犯人は一体? その目的は? 最後までさっぱり分からない犯人とその動機。 分かってみれば、そうかとも。 復讐者の論理か。 割と楽しめたかな。 | ||||
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クローズド・サークルで証拠もアリバイもない中でのホワイダニット。 大人数が集まるリアリティの無さや論理の破綻等いくつか気になるものの、それを差し置いても石持浅海らしさが全てをカバーしてくれる。 やや心残りなのは雨森くんの過去が悲惨すぎるのにさらっと流されているところ。 石持浅海の唯一の欠点は、ラストが綺麗すぎることかな | ||||
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