(短編集)

真実はベッドの中に(相互確証破壊)



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初公開日(参考)2014年07月
分類

短編集

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真実はベッドの中に (双葉文庫)

2022年03月10日 真実はベッドの中に (双葉文庫)

江見は和沙との不倫現場を毎回撮影し映像に残す。そのデータという武器を共有することでお互いの家庭を崩壊させるような裏切りを防げるというのだ。だが和沙は江見を抱きしめたときある違和感を覚え……。(『相互確証破壊』)美結は五十嵐という男と奇妙な二人旅をしている。深夜の国道でヒッチハイクをしていたところを彼に拾われたのだ。美結の誘いに乗り、車中で激しく求め合ったのち五十嵐は言った。「君は、人を殺しているね?」(『カントリー・ロード』)他、全6編を収録。燃え上がる欲望と冴え渡る推理。伏線回収の快感にしびれる官能的本格ミステリの傑作! (単行本『相互確証破壊』を改題して文庫化)(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.50pt

真実はベッドの中に(相互確証破壊)の総合評価:7.10/10点レビュー 10件。Dランク


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全2件 1~2 1/1ページ
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(4pt)

相互確証破壊の感想

セックス×ミステリと言うコンセプトで作られた6作の短編集。
これは商品キャッチとしてはとても強いなと思いながら、どんな話を読めるのかと期待でした。

セックス物で思いつくのは、ハードボイルドの男女の関係や、女スパイ、くノ一等、ミステリと混ざると結構真面目な本が思いつきます。信頼関係を得て情報を得たり、裸の傷を調べたりと、行為に関係した何かによる刺激を期待してしまう所でしたが、本書は記憶のそれらと違い、半分は単純なエロ構成で、それが本当に必要なのか?と、読み進めるにつれて疑問を感じてしまったのが正直な気持ちでした。

官能部分も真面目というか固いというか、いやらしい湿り気ではなく、カラッとしていて妙なちぐはぐを感じた次第。
「おうっ」「ひゃうっ」「じゅん」と言った表現がすごく印象に残ったのですが、エロくて興奮とは違い、不思議な表現で覚めてまったというかクスっときたというか、表現が毎回同じなのは狙っているのかとか、余計な考えが浮かんでしまいました。

なんだか煮え切らない読書でしたが、『カントリーロード』は傑作の部類。
本書のセックス×ミステリ、男女の関係、短編での構成が見事に決まり面白かったです。
あと『見下ろす部屋』は、エロの必要性は感じませんでしたが良かったです。

短編集の短編の並びが、うまく落ち着いていると感じました。
作者らしい作品、表題、後半に真打、ラスト綺麗に終わる。並びが初出順ではなかったので、考えられていると思いました。

表題にもなっている『相互確証破壊』の結末については、思う所をネタバレに書いてみます。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.1:
(7pt)

相互確証破壊の感想

石持浅海さんの新たな作風、エロスとロジックがフュージョンした官能ミステリ。「三百メートル先から 」・「カントリー・ロード」が個人的ベストです。

水生
89I2I7TQ
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.8:
(3pt)

官能ミステリーっていうジャンル?

SNSで紹介されていたので、手に取りました。この作家さんの本は、初読みです。
ロジックとか、ストーリーとか魅かれるものがあり、楽しめました。
官能シーンについては、しつこいし、流れもワンパターンでどうかなと思いましたが。
2、3、5話が良かったです。自立した女性は強いねって思った。
真実はベッドの中に (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:真実はベッドの中に (双葉文庫)より
4575525480
No.7:
(4pt)

読みやすいし、ロジックもなかなかです

この作家さん、長編はロジックを追求するあまりにちょっと小難しくて読むのに疲れる作品が多いのですが、本作は短編集で読みやすく真相もちょっとひねりが効いていて面白かったです。
設定についてはやや現実離れした話もありますが(1,3など)、まあなるほどと思わせるものがあれば読んでいて楽しめます。
(官能については、やっぱりあまりお得意ではないようでちょっと苦笑もありますが、そういうテーマでの短編とのことなので…)

サクッと楽しめる短編集で文庫なので、そこそこお薦めです。
(当時のこのミスでもベスト30には入っていました。)
真実はベッドの中に (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:真実はベッドの中に (双葉文庫)より
4575525480
No.6:
(2pt)

性描写必要ある?

正直、ガッカリ。 碓氷優佳シリーズがとても完成されたものだと主観的に気に入っていたので、この短編集は作者の株を下げちゃったのではないかと思うくらいに。 特に、短編集全部に出てくる性描写。 これしか表現がないのかというくらい毎回単調で、その際の登場人物の変な擬音で、かなり白けてしまう。 だからこれは全く必要なく、ただの謎解きのほうが数倍面白くなったのではないかということを感じてしまった。
相互確証破壊Amazon書評・レビュー:相互確証破壊より
4163900969
No.5:
(4pt)

お固いようなタイトルから想像つかない短編集

本格ミステリーのイメージが強い著者が書く、ミステリー色満載ですが、かなり実験的な短編集。

これほどのSEXシーンが必要かどうかは好みの問題かもしれませんが、各話それなりに意味を持ってます。それは、証であったり保身や決断であったり、また覚悟であったり未練、そして愛情そのものであったりします。

SEXが直截的に関係なくても、ニヒルなものから爽やかなものまで、それぞれ幕切れは鮮やかです。
相互確証破壊Amazon書評・レビュー:相互確証破壊より
4163900969
No.4:
(3pt)

エロ描写が好みかどうかによる

他の方も書いてましたが、「SEX&推理」というのは意外と新機軸ですよね。
必要以上にエロくて長いSEX描写と、いつもの石持さん的「理屈で
構成された推理」の相性が思ったよりも良いです。
ただ、思いっきり個人的な好みの問題なんですが、石持さんの
SEX描写、あまり興奮しませんでした。なんか、喘ぎ声の表現が変と
言いますか(特に男側の)。
ここにハマれないと、「早くSEXシーン終わって、核心部分になって
くれないかな」と感じてしまいます。(ちなみに、オチ自体は
どの話も良かったです。大どんでん返しという程ではないですが、
軽い驚きがあります)

評価としては三ツ星ですが、石持さんファンなら読んでおいて
損はないかと。
相互確証破壊Amazon書評・レビュー:相互確証破壊より
4163900969



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