(短編集)

玩具店の英雄 座間味くんの推理



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初公開日(参考)2012年04月
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玩具店の英雄: 座間味くんの推理 (光文社文庫)

2015年02月10日 玩具店の英雄: 座間味くんの推理 (光文社文庫)

津久井操は科学警察研究所の職員。実際に起きた事例をもとに、「警察は事件の発生を未然に防ぐことができるか」を研究している。難題を前に行き詰まった彼女に、大先輩の大迫警視正が紹介したのは、あの『月の扉』事件を解決した座間味くんだった。二人の警察官と酒と肴を前にして、座間味くんの超絶推理が繰り広げられ、事件の様相はまったく違うものになっていく!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

玩具店の英雄 座間味くんの推理の総合評価:7.18/10点レビュー 11件。Bランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

玩具店の英雄 座間味くんの推理の感想

座間味くんの推理シリーズ第3弾は、座間味君と大迫警視正の飲み会に津久井操という女性が加わります。前回の「心臓と左手」以後の話で大迫さんは警視正に昇進していました。コンセプトは前回と同じく安楽椅子探偵もので、既に解決した事件を違った側面から真相を解き明かしていくものでした。そして津久井操が座間味くんとの対話を通した精神的な変化が描かれているのも良かったです。最後は心が温かくなるミステリー小説、という印象を抱きました。

水生
89I2I7TQ
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.10:
(5pt)

やっぱりおもしろい

座間見くんシリーズ
やっぱりおもしろい
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No.9:
(3pt)

前作の方が好き

先に何気なく読んだ座間味くんの安楽探偵ぶりがとても気に入ったので新刊が出てすぐに買い求めて読みました。
シリーズ前作「心臓と左手」は取り上げられている事件そのものも興味深く座間味くんの導き出す答えもそうくるかというちょっとした驚きをもたらしてくれるものでした。またラストも「月の扉」の後日談を持ってくることで独特の余韻を齎してくれました。
しかし今回はあまり面白くなかった。好きな作家さんだし安楽椅子探偵ものは好きなのであくまで前作と比較して、ですが。
提示されるそれぞれの事件も今ひとつなものでそれに対する座間味くんの解決策にも首をひねることしきり。
あまりネタばれになることは書きたくないけど、道に放り出されても全く泣かない赤ちゃんと慌てて逃げ出す母親とか怪しすぎるでしょう。
表題作の”英雄”とされる人物にしてもそんなことするか、普通・・・ってなんだか納得できない結末ばかりで。
でもこの座間味くんは相変わらず正体不明なままで、もしもこの先なんか違う場所で違う正体を現したらちょっと面白いかも、とか考えてしまいました。
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No.8:
(4pt)

安楽椅子探偵連作短編集シリーズ2作目

著者の心臓と左手に続く座間味くんシリーズ、いわゆる安楽椅子探偵パターンの2作目。
本作も扱うテーマは警官が警備中に発生した不慮の事件を巡っての隠された真相を暴くというもので共通している。
前作と比べると事件の真相はこうだろうなと読者が予想した通りである。その意味では意外性という意味では明らかに安楽椅子探偵ものとしてはマイナスなのだが、何故か予想通りに帰着してもつまらないという印象にはならず、妙に面白いのである。
それはこの著者独特の癖のあるやや強引な論理展開と、シリーズ2作目になって顕著に出てきた、この著者ならではの明らかに歪んだ倫理観の不自然さが逆説的に面白さに繋がっているからである。
野球部の殺人事件の話など、どう考えても論理的に許される決着ではないと評する人もいるが、その通りなのだ。だが、このどこか腑に落ちない歪んだ倫理観こそこ著者の本領があるのである。
玩具店の英雄 座間味くんの推理Amazon書評・レビュー:玩具店の英雄 座間味くんの推理より
433492820X
No.7:
(4pt)

現場に行かず、証拠も見ず、推理するので、ちょっと新鮮。

警察庁科学警察研究所の研究員が、
警視庁警備部部長と、元事件関係者の座間味くん(通称)との
警視庁御用達の飲食店で、料理に舌鼓を打ち、酒に喉を鳴らしつつ、
解決済み事件の真相に気づく、7編。

飲食の描写は、味が伝わるように書かれているのに、くどくならず、楽しめる。
これまでの探偵は、事件現場に行ったり、関係者から話を聞いたり、証拠を検証したり、
何らかの行動を起こしていたが、座間味くんは、話を聞くだけで、事件の深層に気づいてしまう。
これは、最強の探偵と言える、かもしれない。

前作がある、のを、読後に知ったが、この一冊できちんと完成している。
3時間強。
前作が読みたくなった。
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No.6:
(3pt)

流れはともかく,内容までワンパターンなのは…

解決済みの事件を改めて考察,主人公が安楽椅子探偵よろしく意外な真相を導く七篇.
どの篇もおおそよその流れは決まっており,倒叙形式のように冒頭で事件の概要を見せ,
その後,語り部である女性を中心に何気ない会話からその事件の話へ…と進んでいきます.

ただ,流れはともかく,内容までワンパターンなのには引っ掛かりを覚えるところで,
明かされる真相がどれも似ていては,残念ながら早いうちに飽きが来るのは否めません.
また,いくつかの篇で見られる強引な解釈には,「さすがにそれは」と首を傾げるものも.

このほか,語り部が何気なく漏らすエリート意識は,あまり気持ちがいいものではなく,
彼女が中心となる最後の篇での幕引きも,取って付けたようなものでスッキリとしません.

とはいえ,読む側にも考える『間』のある話運びは,彼らのやり取りに『混じる』感覚で,
加えてどの謎も平易,さらには短篇ということもあって,気軽に読める一冊となっています.
なお,シリーズ作のようですがそのあたりは気にならず,ここからでも問題ありませんでした.
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