身代わり島



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    身代わり島 (朝日文庫)
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    初公開日(参考)2014年12月
    分類

    長編小説

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    身代わり島 (朝日文庫)

    2014年12月05日 身代わり島 (朝日文庫)

    鳥羽湾に浮かぶ本郷島が舞台となった大ヒットアニメーション映画 「鹿子の夏」のイベントを開催させるべく、島を訪れた5人。 イベントに賛成している島民たちと話し合いを進めている矢先、 メンバーの一人が他殺体となって発見される……。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    身代わり島の総合評価:7.17/10点レビュー 6件。Cランク


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    (7pt)

    「身代わり島」の感想

    文庫書き下ろしと言うことです。
    作家名を知らずに読めば、石持作品とはわからない内容でした。
    舞台が、鳥羽湾に浮かぶ島・・・と言うことなので、クローズドサークルなのかとも思いましたが、そんな感じじゃありませんでした。

    作者曰く、
    「これまではわりと毛色の変わったものを書く作家として認識されていたと思うので、今後はベタなものも書いていきたいですね。ベタでもちゃんと水準のものを書けると認識されたい」と言うことです。
    たしかに、舞台設定などはあまり特徴が無く、良くある話といった感じの内容でしたが、それでも、探偵役の人物が、ある人物のたった一言の発言から、疑いの目を向け、犯人を指摘していくところは、作者のこれまでのいくつかの作品をふと思い出させるものでした。

    読み始めても、なかなか大きな事件が起きず、ほぼ半分のあたりで初めて殺人事件が起きますが、話の展開も面白く、途中で退屈もしないで一気読みしてしまいました。
    ただ、犯人が殺人を犯した時の心理状況はよくわからなかったし、犯人を指摘した後の、他のメンバーの対応にも疑問が残りました。

    今回は、あまり特徴の無い人物が、探偵役として登場してきましたが、他殺死体になれているのか、殺人現場に出くわしても、冷静に適切な対処が出来るのはどうしてなのかと言うことなど、全く書かれていませんでした。正体不明の人物です。
    この人物を探偵役として、この先、シリーズ化され話が続いていく中で、いろいろ明らかにされて行くのでしょうか・・・?

    ところで、新見某という名で登場する人物の名前は、「新見久高」なのでしょうね?

    トラ
    WFY887SY
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.5:
    (5pt)

    精緻な理論で謎に迫る

    理論はらしい推理に耽溺するはず
    身代わり島 (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:身代わり島 (朝日文庫)より
    4022647574
    No.4:
    (3pt)

    オーソドックスな舞台設定を試みた異色作

    得意な設定が持ち味の石持氏が、今回は孤島のクローズドサークルものという王道に挑んだ作品。 かつての名作アニメの舞台となった島にファンがイベントを企画するために訪れたところから謎の殺人事件が発生する。 このアニメ映画に絡んだ殺人などの設定はいつもの著者らしい歪な論理が堪能できるが、その歪な要素とオーソドックスなクローズドサークルものの要素がかみ合っているようでいまいちかみ合っておらず、どっちつかずの中途半端な仕上がりになっていると言わざるを得ない。 まあ、標準的な出来だろう、この著者の作品としては。
    身代わり島 (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:身代わり島 (朝日文庫)より
    4022647574
    No.3:
    (5pt)

    正気と狂気の狭間

    石持浅海が描く犯罪者の殺人動機は大概、正気と狂気、ギリギリの境界線上に置かれている。
    それも正気だからOK、狂気だからダメ、と言った単純なものではなく、むしろ、どこまでだったら狂気も許されるか、
    逆にこんなことがよく正気でできるなといったところで、読者の立場からすれば
    「うわっ、やられた」と思うか「頭おかしいんじゃないの」と思うかの落差が激しい作家でもある。

    本作はその辺のギリギリ感がかなりうまくいった作品ではないかと自分には感じられる。
    ダメな人には全然ダメかも知れないが、ある程度石持浅海の作風に耐性がある方にはかなり面白く
    読める作品ではないかと思う。
    ちょっと星5つは甘いかもしれないが、石持ファンにはおすすめできる作品である。
    身代わり島 (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:身代わり島 (朝日文庫)より
    4022647574
    No.2:
    (3pt)

    期待しすぎ?

    石持浅海で孤島ものでというわけで期待しすぎたかもしれません。
    テーマがいまいちというのもありますが、折角登場人物が単にコマという以上に描かれていているのにチグハグする印象を受けます。
    ロジックはよいのですが。。。何だろうこの満足感の足りない感じ。
    身代わり島 (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:身代わり島 (朝日文庫)より
    4022647574
    No.1:
    (2pt)

    人物と素材,どちらにも入り込めず

    序章で描かれる場面を始め,意味深に内面を語る主人公の女性やキーワードの数々など,
    意図的だとは思うのですが,始まりからしばらくは人や状況が見えづらい印象を受けます.

    また,主人公の思考に首をかしげることが多く,彼女に好感を抱くことができません.
    心の声での自分語りも小出しで焦れったく,悲劇のヒロインぶった様子はしらけますし,
    それらが自ら語られるときには,こちらはすべて知っていることなので驚きもありません.

    このほか,彼女とことあるたびに支え,さらにには事件の解決まで行う探偵役にしても,
    普通の人でありながら,不自然な優秀さが逆に魅力を弱め,挙げ句に素性はわからぬまま.
    解き明かす真相も,確かに理屈は合っているものの,長く,説明調では爽快感に乏しくて….
    言い伝えに絡めた部分も中途半端で,人物と素材,どちらにも最後まで入り込めませんでした.
    身代わり島 (朝日文庫)Amazon書評・レビュー:身代わり島 (朝日文庫)より
    4022647574



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