(短編集)

この国。



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

6.75pt (10max) / 4件

Amazon平均点

3.50pt ( 5max) / 8件

楽天平均点

4.00pt ( 5max) / 1件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
3pt
サイト内ランク []C総合:985位
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

10.00pt

80.00pt

20.00pt

20.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2010年06月
分類

短編集

閲覧回数2,960回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数14

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

この国。 (光文社文庫)

2013年06月12日 この国。 (光文社文庫)

一党独裁の管理国家である“この国”は非戦平和を掲げることで経済成長を遂げた。死刑執行は娯楽となり、国民は小学校卒業時に将来が決められ、士官学校は公務員養成所と化し、政府が売春宿を管理する。そんな国の治安警察官・番匠と、反政府組織の稀代の戦略家・松浦―ともに「この国のため」に知力の限りを尽くす二人の、裏の裏を読み合う頭脳戦を活写した傑作! (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

この国。の総合評価:7.00/10点レビュー 8件。Cランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.8:
(5pt)

一党独裁政権が支配するパラレル日本を舞台にしたミステリー短編集。

設定はありがちだが楽しませてくれる。現代日本にブラックな視線を投げかけ、ミステリー部分ではふたつの類い稀なる頭脳が交錯する。
この国。 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:この国。 (光文社文庫)より
4334765785
No.7:
(3pt)

日本風なあくまで想像上の国

パラレルワールドの日本を思わせる極東の島国、「この国」が舞台。
日本とまるでそっくりの部分があれば、全く異なった部分もあり世界観がなかなか面白い。
登場人物の設定はざっくりしていて、内面も生い立ちもあまり詳しく書かれないがそれだけに読みやすい。
作中のトリックがいまいち平凡で、想像がついてしまうようなのもあったのが少し残念。
この国。 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:この国。 (光文社文庫)より
4334765785
No.6:
(3pt)

無難。特筆すべき良さも悪さもない。

石持浅海氏の連作短編です。
前作「攪乱者 (ジョイ・ノベルス)」と同じスタイルですが、前作がテロリストの側だったのに対して、本作は国防の側での物語です。基本的には軽い作風の著者でありながら、連続でこういう作品を書いた石持氏の心境やいかに。

舞台は、日本に酷似した仮想国家で、一党独裁制のもとに治安警察が反政府組織と戦っているというシナリオ。5作に共通して登場する優秀な治安警察官が主体となり、それぞれの作品内で反政府組織の謀略を防いでいくストーリー展開。

どれも無難にまとまっていて退屈はしないのですが、ミステリーとしての読み応えは薄いです。サスペンスですかね。やはりある程度のボリュームが無いと楽しめるミステリーに仕上げるのは難しいのでしょう。最近長編を書いていないと見受けられる著者ですが、やはり長めの力の入った作品を書いてほしいと思います。
この国。 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:この国。 (光文社文庫)より
4334765785
No.5:
(3pt)

無難。特筆すべき良さも悪さもない。

石持浅海氏の連作短編です。
前作「攪乱者 (ジョイ・ノベルス)」と同じスタイルですが、前作がテロリストの側だったのに対して、本作は国防の側での物語です。基本的には軽い作風の著者でありながら、連続でこういう作品を書いた石持氏の心境やいかに。



舞台は、日本に酷似した仮想国家で、一党独裁制のもとに治安警察が反政府組織と戦っているというシナリオ。5作に共通して登場する優秀な治安警察官が主体となり、それぞれの作品内で反政府組織の謀略を防いでいくストーリー展開。

どれも無難にまとまっていて退屈はしないのですが、ミステリーとしての読み応えは薄いです。サスペンスですかね。やはりある程度のボリュームが無いと楽しめるミステリーに仕上げるのは難しいのでしょう。最近長編を書いていないと見受けられる著者ですが、やはり長めの力の入った作品を書いてほしいと思います。
この国。 (ミステリー・リーグ)Amazon書評・レビュー:この国。 (ミステリー・リーグ)より
4562045825
No.4:
(4pt)

この国、どの国、奇妙なお国

この国、どの国、奇妙なお国

あらすじ

この国、そこでは民主主義を標榜しながらも、
一党独裁による政治が行われていた。
この国では、死刑執行が娯楽になり、進んだエリート教育がなされ、
売春は国ぐるみで行われ、そして、これらに異を唱える
テロリストたちが暗躍して。

感想

推理小説で、現代と異なる制度を用いた異世界ものを描くのは
なにげにハードルが高いと思います。

とっぴな設定を用いて読者を驚かせたいだけだろ、
そう思われたり、推理のためのご都合主義だと思われたり・・・

言ってしまえば、その世界を統べるルールと
謎ときが有機的に絡んでいる必要があります。

石持さんは、異世界ものを何冊か書いてますが
その中でもピカ一の作品だと思います。

中でも、進み過ぎたエリート教育が引き起こす
短編『ドロッピング・ゲーム』は本作の特徴が凝縮された良作。
8割の謎は解明できるけど、残り2割の残酷な真相が、
世界のルールとも直結する構造はさすがの一言。

テロリストとそれを取り締まる者の
熱い知恵比べを味わうのも、また楽しいです。

個人的には芦辺さんの「死体の冷めないうちに」と
読み比べるのも楽しいかな、と思いました。

似てる部分もあるけど、手触りが違っていると言うか・・・

読んでからの一言
それにしても、テロリストが好きな作者さんだなぁ
この国。 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:この国。 (光文社文庫)より
4334765785



その他、Amazon書評・レビューが 8件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク