推理大戦



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初公開日(参考)2021年08月
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長編小説

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推理大戦 (講談社文庫)

2023年11月15日 推理大戦 (講談社文庫)

日本のある富豪が発見したという「聖遺物」。 世界的にも貴重なその「聖遺物」を手に入れるため、世界中のカトリックそして正教会は、威信と誇りをかけ「名探偵」を探し始めた。 いったい、なぜ? それは、「聖遺物争奪」のために行われる、前代未聞の「推理ゲーム」に勝利するため。 アメリカ、ウクライナ、日本、ブラジル――。選ばれた強者たちは、全員が全員、論理という武器だけでなく「特殊能力」を所有する超人的な名探偵ばかりだった。つまり、全員が最強。しかし勝者は、たったひとりだけ。 つまり、真の名探偵も、たったひとり――。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.50pt

推理大戦の総合評価:6.87/10点レビュー 15件。Dランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

推理大戦の感想

特殊な能力を持った名探偵達が「聖遺物」をかけたゲームに参加するという話。
大きく分けて二部構成で、前半は名探偵達の紹介エピソード。後半があらすじにある物語。

個人的には前半がとても面白かったです。
超人的な名探偵達は、AIを駆使する者、思考速度が常人の数倍ある者、五感が優れている者。という具合に驚異の能力を用いて瞬時に事件を解決する者達。短編集の様な短いエピソードの中で、それぞれの名探偵達の活躍が読めるのは贅沢な作りで良かったです。
一番印象的なのは思考速度が速いボグダンというキャラ。思考速度が速いという事を文章で表現する為に括弧書きを駆使した文章となっており、この表現は小説らしさがあってよかったです。

後半についてはあらすじにある事件が起きるのですが、これだけ凄い名探偵達が集まっているにも関わらず、話や推理の進展が悪い為に超人感が薄れてしまったのが残念。超人たちを集めている状況がミステリに活用されているかというと必然的には感じませんでした。

なんとなく読んでいて感じたのは作者が好きで自由に描いた作品である事。悪い表現で恐縮ですが読者からするとちょっと読み辛いし、不必要なギャグパートや大阪弁のノリが作品の雰囲気を崩して身内ネタに走っている傾向を感じました。そういうのを気にせず、好きな事、好きな要素、思いついた文章をどんどん描いて楽しんでいるのを感じた次第です。

それぞれの名探偵は個性的なので、スピンオフ作品などで舞台を変えてまた皆に会えたら面白いだろうなと思いました。

egut
T4OQ1KM0
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

名探偵バトルロイヤル

本全体の六割近くが「ゲームプレイヤー」である名探偵たちの能力紹介用短編集になっているのだが、この部分だけでもう面白い。
アメリカン・コミックの「ヒーロー・オリジン」あるいは一話完結のTV推理ドラマの第一話スペシャルをまとめて見ているようなワクワクが、
またいずれ相争う一人一人の「特殊能力」が実例を挙げて紹介されていく様には風太郎忍法帖のような期待感があった。

事件が起きた後は不可能状況からの「証拠発見→トリック推察→犯人指摘→別の証拠による否定」という流れが幾度も繰り返されるのだが
どんなトリックでも「探偵への出題」という前提があるため許容されてしまう、という所は講談社タイガでの別シリーズと同じものを感じた。

最後に個人的な期待として
作中で井上真偽さんの『その可能性はすでに考えた』とその前作であるデビュー作『恋と禁忌の述語論理』について言及されるのだが、『その可能性はすでに考えた』は『恋と禁忌の述語論理』内に名が出てくる複数の名探偵の中の一人を主役にして新たに書かれた長編シリーズの第一作であるという事実…
これははたして、作者からの密かな予告なのだろうか?(そうであってほしい)

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No.13:
(3pt)

違和感を覚える後半と真相

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

『お宝を懸けた推理ゲーム』とのはじまりも,参加者のエピソードでおおよそ半分.
キャラクタ紹介は必要ですし,そのために用意された事件も悪くはなかったのですが,
読む側としては,メインはまだ先と知っているだけに,いささか焦れったくも感じます.

その中で語られる彼らの背景なども,後々の展開に大きく関わってくることはなく,
共通する特殊な能力にしても同様で,もう少しコンパクトにできたようにも思います.

ようやくとなる大会も,帯で謳われるほど,競技や世界大会という雰囲気には乏しく,
このジャンルにありがちな『繰り返し』も,個々の魅力を削いでしまっている印象です.

また,前半の紹介パートに居なかった参加者や,何より犯人の正体には違和感が強く,
トンデモを含めた理論の応酬は楽しめましたが,あとひと押しに欠けるのが残念でした.
推理大戦Amazon書評・レビュー:推理大戦より
4065244560
No.12:
(5pt)

面白かった!

全く期待せず読んだら、とっても面白かった!キャラ設定が絶妙でどのキャラも好印象。笑
最後のオチはそう来るか?!と思ったけど、総じて楽しい読書時間を過ごせました^_^
推理大戦Amazon書評・レビュー:推理大戦より
4065244560
No.11:
(3pt)

聖遺物を巡る推理合戦。

日本で見つかった聖遺物。
それを商品に雪深い冬の北海道で開催される推理合戦。
各国の教会はそれぞれの国の特異スキルを持つ名探偵?を送り込み、聖遺物を得るための戦いが開幕する...

のだが、推理合戦開始前に参加者の一部を除き語られる、各国エージェントのスキルとそれを使った本編とは関係のない捜査。 そこに尺を取られたからか、本番の推理合戦が少々短く感じる。
もう一つ描写が甘い部分もあるし。
オチもそう来るのかとは思ったが、推理モノとして見るには...な部分もあり。

作品としては悪くはない、キャラ性も良いが、推理モノとして入ると何とも言えない感じになるかも知れないなと。

ルーツは関西だが、北海道育ちの関西弁レディ、マリアさん主役のスピンオフが出るのならば、ちょっと読んでみないとは思いますが。
推理大戦Amazon書評・レビュー:推理大戦より
4065244560
No.10:
(4pt)

面白い

登場人物の特殊能力、能力を駆使しての推理。
面白かったです。
推理大戦Amazon書評・レビュー:推理大戦より
4065244560
No.9:
(2pt)

前半は面白いけど、後半が尻すぼみ

各探偵の自己紹介代わりの事件解決は探偵ごとの特色も見えて面白かったけど、実際の聖遺物争奪戦はかなりお粗末。そもそも殺人事件が起こった後に、誰が勝者を判定するかなどを全く確認せずに争奪戦を続けるとかホントにコイツラ名探偵か?って首をかしげざるを得ない。
推理大戦Amazon書評・レビュー:推理大戦より
4065244560



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