時空犯
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイムループが発生する特殊設定ミステリー。 | ||||
| ||||
|
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
うーん、文章がイマイチというか、研究者やコンピュータに慣れていないというか、いろいろと読みにくく、編集ならここカットとかしたくなる。回数が最小で1回、とか。仮説を構築する、とか普通言わないでしょう。ストーリも中途半端な人間関係と理由説明などなど、そもそも、ループという非現実的なものを前提としてるのたからその前提はOKとして話に筋付すれはよいのではと思う。後半はバンバン飛ばして読みました。図書館で借りたのは正解( •̀∀•́ )b | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ジャンル的な括りをすれば“SFミステリー”か。 SFの古典とも言えるフレドリック・ブラウンの「発狂した宇宙」という作品がある。この宇宙には無数の“異次元”が存在しており、しかしそれが互いに干渉することはないというコンセプトに基づくもので、ある意味でSFの原点とも言える。 この「時空犯」もそういったコンセプトが出発点となっているようだが、相当クォリティが低い。とにかく極めて解りにくく複雑で、一応ミステリーになっているから“謎解き”もあるものの、辻褄が合っているのか合っていないのか、そんなことを精査するほど、こちとら暇じゃない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
9人が同じ日を繰り返し(タイムリープ)その中で殺人が起きるという発想や高次元の存在、とある実験も面白い。 しかし主人公の個人的な問題とヒロインの関係は駄作かなぁ。これがあるから何が書きたかったの?という消化不良な感じ。 芸能人のヒロインという設定が譲れないなら初対面の他人で良かったと思います。 「アラサーの主人公に子供の頃から恋心抱いてる芸能人のヒロイン」「周りがやたら主人公とヒロインをくっつけたがる」この要素はノイズだしここだけおじさんの願望みたいで冷める。 そのためメインストーリーの犯人当ても描写あっさり急ぎ足。 同じようなSF+狭い世界に閉じ込められるミステリーで「クラインの壺」を思い出した。比べるのも酷ですが本作のミステリー要素は弱いかなぁ。ヒロインが幼い頃に◯◯されてるとか交通事故の話とか結局なんだったん?恋愛盛り上げるための要素? 恋愛どうでもいいから本編のタイムリープに生かして欲しかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
高評価だから読みました。 星5でないのは期待しすぎたせいかも。 とにかく設定が凄いです。 9人がタイムリープする薬を飲みます。 ミステリーは登場人物が自由に増えると困ります。 そのため孤島や船が定番です。 9人だけがタイムリープすることで、 うまく限られた状態を作っています。 良くも悪くもラノベ風です。 サクサク読める反面、ヒロインとか不要でした。 結末が弱かったです。 そのため読み終えた後は評価が低くなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
メフィスト賞受賞者の第2作です。 メフィスト賞というと蘇部健一『六枚のとんかつ』を連想するのですが、独自基準での選考で、尖った作品が受賞するイメージがあります。 本作は2作目ですが、様々な要素を詰め込んだ意欲作だと思います。 基本となるアイデアは、タイムリープです。 時間が遡るとまったく同じ状況に戻るのが普通ですが、本作では毎回微妙に異なる点が新しいです。 しかも特殊な薬(後半で薬ではないことが明かされますが)を飲むことで、ある実験のために呼ばれた9人だけ遡る前の記憶が残ります。 こうした設定の元で、殺人事件が発生します。 時間が戻って死者は生き返る(正確には死ぬ前にもどる)のですが、この殺人事件を実験に参加したこと探偵が解きます。 SFミステリの場合、SF上の設定が殺人事件を解くカギになる(Aアシモフ『鉄鋼都市』他)のがパターンですが、本作ではSF設定を生かしつつ、かつ鉄道ミステリ要素の強い解答が、著者の工夫を伺わせます。 文体はライトノベル風で、しがない探偵がアイドルに一途な恋心をもたれる設定など、この手の話が好きなひとはたまらないと思います。 別解を防ぐためにラスト手前で知性体を登場させて探偵と会話させるなど、ところどころ、苦しい点も見られます。 ただ、突飛な設定で、ここまでまとめ上げたのは、作者の力量だと思います。 ソフトSFのファンや、ライトなミステリファン向けかなと感じました。 新感覚のSFミステリを楽しみたいひとのために! | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 14件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|