時空犯



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初公開日(参考)2021年08月
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長編小説

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時空犯 (講談社文庫)

2023年01月17日 時空犯 (講談社文庫)

私立探偵、姫崎智弘の元に、報酬一千万円という破格の依頼が舞い込んだ。依頼主は情報工学の権威、北神伊織博士。なんと依頼日である今日、2018年6月1日は、すでに千回近くも巻き戻されているという。原因を突き止めるため、姫崎を含めたメンバーは、巻き戻しを認識することができるという薬剤を口にする。再び6月1日が訪れた直後、博士が他殺死体で発見された……。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

時空犯の総合評価:7.35/10点レビュー 17件。Bランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

時空犯の感想

タイムループが発生する特殊設定ミステリー。
タイムループものとして特徴的な要素は主人公だけがループする話ではなく集団でループに巻き込まれる点です。巻き戻しを認識できる薬を飲んだメンバー達がループの事象を認識し、何がどういう理由で発生しているのか皆で解決していくようなお話。

読書前は報酬に釣られたデスゲーム的な殺伐とした話を予感していましたが、そうではなく登場人物達は仲間として協力して問題解決へ向けて動いている雰囲気。前向きな気持ちが良かったです。

読後感としてはミステリーというよりSFに近い印象。それでいて主人公とヒロインの恋愛模様も加わった物語としてよい展開。印象としては前述の雰囲気ですが、ちゃんとタイムリープ要素を活用したミステリーともなっており、総じて面白く読めた物語でした。

あと登場するオバちゃんがめちゃめちゃ良いキャラ。作品内の雰囲気を明るくし、難しい話をオバちゃんに分かるように優しく説明されるという補助がナイス。面白かったです。

egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.16:
(3pt)

キャラが平凡で大岩さんだけだった面白いのは

大岩さんは面白かったです。このキャラを主役にしても良かったかも。後半は行を飛ばしながら読んでしまいました。最後の最後まで大岩さん以外キャラを想像できなかった。
時空犯 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:時空犯 (講談社文庫)より
4065305462
No.15:
(4pt)

SF要素が強い作品

タイムトラベル・タイムリープもの小説が好きで良く読んでいます。

この作品はミステリー要素よりも、SF要素が強く感じられました。
そもそも何でタイムリープしてしまうのか…?というところも作品のテーマの一つであり、設定がしっかり作られていました。

ただ犯人の動機は腑に落ちない部分がありました。そんな動機で人を殺すか…?と疑問に思います。
時空犯 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:時空犯 (講談社文庫)より
4065305462
No.14:
(1pt)

つまらない。中学生なら...

うーん、文章がイマイチというか、研究者やコンピュータに慣れていないというか、いろいろと読みにくく、編集ならここカットとかしたくなる。回数が最小で1回、とか。仮説を構築する、とか普通言わないでしょう。ストーリも中途半端な人間関係と理由説明などなど、そもそも、ループという非現実的なものを前提としてるのたからその前提はOKとして話に筋付すれはよいのではと思う。後半はバンバン飛ばして読みました。図書館で借りたのは正解( •̀∀•́ )b
時空犯Amazon書評・レビュー:時空犯より
4065246318
No.13:
(1pt)

SFとしても、ミステリーとしてもかなり低クォリティ

ジャンル的な括りをすれば“SFミステリー”か。
SFの古典とも言えるフレドリック・ブラウンの「発狂した宇宙」という作品がある。この宇宙には無数の“異次元”が存在しており、しかしそれが互いに干渉することはないというコンセプトに基づくもので、ある意味でSFの原点とも言える。
この「時空犯」もそういったコンセプトが出発点となっているようだが、相当クォリティが低い。とにかく極めて解りにくく複雑で、一応ミステリーになっているから“謎解き”もあるものの、辻褄が合っているのか合っていないのか、そんなことを精査するほど、こちとら暇じゃない。
時空犯Amazon書評・レビュー:時空犯より
4065246318
No.12:
(3pt)

途中までは面白い。ヒロインとの恋愛要素いる?

9人が同じ日を繰り返し(タイムリープ)その中で殺人が起きるという発想や高次元の存在、とある実験も面白い。
しかし主人公の個人的な問題とヒロインの関係は駄作かなぁ。これがあるから何が書きたかったの?という消化不良な感じ。
芸能人のヒロインという設定が譲れないなら初対面の他人で良かったと思います。

「アラサーの主人公に子供の頃から恋心抱いてる芸能人のヒロイン」「周りがやたら主人公とヒロインをくっつけたがる」この要素はノイズだしここだけおじさんの願望みたいで冷める。
そのためメインストーリーの犯人当ても描写あっさり急ぎ足。
同じようなSF+狭い世界に閉じ込められるミステリーで「クラインの壺」を思い出した。比べるのも酷ですが本作のミステリー要素は弱いかなぁ。ヒロインが幼い頃に◯◯されてるとか交通事故の話とか結局なんだったん?恋愛盛り上げるための要素?
恋愛どうでもいいから本編のタイムリープに生かして欲しかった。
時空犯Amazon書評・レビュー:時空犯より
4065246318



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