ゴリラ裁判の日
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あらすじ
満場一致のメフィスト賞受賞作にしてデビュー作がいよいよ文庫化。まさかゴリラに泣かされる日がくるとはーー誰もが応援したくなる最強のヒロイン、ここに登場!数多の作家、書評家、書店員の度肝を抜いた全人類必読のミステリー!!「ダ・ヴィンチ」プラチナ本! 読書メーター「読みたい本ランキング」1位!京極夏彦さん、宮部みゆきさん、宮島未奈さん、宮内祐介さん、五十嵐律人さん、斜線堂有紀さん、真下みことさんなどが大絶賛!!カメルーンで生まれたニシローランドゴリラ、名前はローズ。メス、というよりも女性と言った方がいいだろう。ローズは人間に匹敵する知能を持ち、言葉を理解し「会話」もできる。彼女は運命に導かれ、アメリカの動物園で暮らすようになり、そこで出会ったゴリラと愛を育み、夫婦の関係となった。だが -- 。その夫ゴリラが、人間の子どもを助けるためにという理由で、銃で殺されてしまう。どうしても許せない。 ローズは、夫のために、そして自分のために、人間に対して裁判で闘いを挑む!正義とは何か? 人間とは何か? ゴリラの命は人間よりも軽いのかーー私たちの”当たり前”を問う感動巨編。(「BOOK」データベースより)
外部リンク
評判
ゴリラ裁判の日の評価:
6.00/10点 レビュー 1件。 C ランク
ゴリラ裁判の日の総合評価:
8.30/10点 レビュー 20件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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とても個性的な作品でした。
メフィスト賞受賞作である本書。ミステリーとしてではなく個性的な物語としての受賞であると感じます。
あらすじにある通り、アメリカで実在したハランベ事件をモチーフにした物語です。タイトル『ゴリラ裁判』が示す通り、読書前の印象は裁判ものだと思っていたのですが、読み終わった現在では違う印象を持ちました。
裁判ものというより、SF作品の宇宙人と地球人との違いみたいな人種問題を扱った作品の印象です。「人間とは何か?」を問いかける物語を宇宙人でなく親しみやすいゴリラを用いて行われています。
読書中の気分はハヤカワの海外SFを読んでいるようでした。文章が海外翻訳の本を読んでいるような感覚であり、登場人物もゴリラ含めてカタカナ名かつ舞台も海外なのでより強く感じた次第です。良し悪しや好みの意味ではなく、単純に文章が海外作品っぽいと思っただけです。物語はイメージしやすく読み易かったので好感。
本書のテーマとなっている所は社会派模様なのと後半の裁判の説得の仕方があまり共感できなくて好みと合わなかったのが正直な気持ち。ただ序盤のカメルーンでのゴリラの生活物語はワクワクして楽しみました。個性的な物語を描くのでデビュー後の作品にも期待。