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ゴリラ裁判の日
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ゴリラ裁判の日の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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とても面白い着眼点。人間て何なのかずっと考えさせられた。 | ||||
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読みやすかったけど、過度に期待しない方がいいですよ。 | ||||
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ゴリラが好きということもありますが、読みやすく、ずっと面白く、先がきになってしまい久しぶりにこんなに読むのを止められない小説を読みました。いっきに読みました。 最後も良かったです。いい小説に出会えて嬉しい。 | ||||
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良いと思います。 | ||||
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もしも、ゴリラが言葉を話せたら。。。 もしかして、世の中が変わるかもしれません。 人類だけが人間ではないと定義すれば、真の多様性が広がるような気がしました。 | ||||
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決して悪くはない。悪くはないのだが…メフィスト賞にしては凡作。完成度そのものは高水準だが、展開は想像の範疇にある。 編集部の座談会で大絶賛されていたので、期待値が上がりすぎてしまったのかもしれない。 作者が広告やインタビューにまで出演しているのも印象が良くない。 | ||||
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良品、美品とあったがコレはどうしたものか? 配達中なのか定かではないが 完全に角ガッツリ行ってる。 返品すべきか! | ||||
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意外な展開に最後まで魅了され、メッセージ性に考えさせられました | ||||
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この本の魅力は主に二つあると思います。一つは、ゴリラの生態を「ゴリラ目線」で描写できているところです。私はホモサピエンスなので、綿密に言えばゴリラ目線が如何なるものかを合理的に説明できませんが、不思議と「これこそがゴリラ目線だ」と思わせる何かがあります。そこが魅力です。二つ目は、この本の大罪はゴリラですが、恐らく先述した「思わせる何か」が、裁判の結末とそこで戦うゴリラの姿によって、ホモサピエンスの中にも同種同根の課題があることを想像させてしまう魅力です。 | ||||
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テレビか何かで寸評されてたときに、面白そうって思い、手に取りました。 タイトル通りの内容の作品です。この作品に至る発想が素晴らしく、この発想力とゴリラ目線で描く新しい視点を堪能するだけでも読むべき作品だなと思いました。 作中は須藤さんの描くゴリラ像に思わず、可愛いなって思いましたし、情景を思い浮かべる手助けも非常に上手い表現をしており、ちゃんと読者をジャングルに連れて行ってくれます。 読んでいて上野動物園でゴリラに会いたい、ちゃんと観察したいなと思わせてくれました(そういうことじゃない。) 言葉とは何のためにあるのか、人間とゴリラの違いって何なのかをベースに物語が展開されます。 言葉が通じない相手への思いやりもさることながら、もしかしたらこういうことを考えているのかもしれないよなと考えながらこの作品を作り上げた作者を本当に尊敬します。 個人的には、途中に本当に必要な展開なのかわからない部分もあったりして。。。ということでこの評価です。読み応えもあり、満足です。おすすめします。 | ||||
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産経新聞の書評を見て読んだのだが、おもしろかった。奇抜な発想を卓越した文章に載せて見事に読者を魅了した。 これは、ゴリラに教えた手話のその指の動きを手袋の中のセンサーで感知して言葉にすることによって、人間と言葉を交わすことができるようになった雌のゴリラ・ローズを主人公にした話である。ローズは本人(ローズ自身)の承諾を得てカメルーンからアメリカの動物園へ送られ、そこでオマリという雄ゴリラに出会い、夫婦となる。オマリは性格の良いゴリラだが、ある時、ゴリラ・パークと呼ばれるゴリラの飼育場に子供が落ちてきて、オマリが驚いて子供を掴んだところを、子供の命を第一に考えた園長の命令で動物園の射撃隊によって撃ち殺されてしまう。ローズは敢然として立ち上がり、ローズの教育をしてくれていたチェルシーやサムの助力を得てオマリ殺害に対する裁判を起こすのだった。 私自身であれば、子供がゴリラ・パークに落ちて、ゴリラが子供を捕まえたらどうするか、動物園の園長と同じ様に、躊躇なくそのゴリラを撃ち殺すだろう。それが常識というものだと思う。著者は、そういう常識に対して幾つかの問題を投げかけてくる。曰く、動物にも「心がある」、「動物は人間より劣っていると思うのは正しいことか」、或いはローズの様に機械や器具を通してとはいえ、訓練と教育によって人間と話をすることのできるゴリラが増えたらどうなるのか、、、。ゴリラは人間の知能に最も近い動物だそうだが、人間と話をすることのできるゴリラが増えたら、を想像した時に、ゴリラには失礼だが、思わず背筋が寒くなった。裁判の時に、必ずローズの訴えを排除しようとしている陪審員がいたが、私はむしろその陪審員と同じ考えである。一方で、ローズの訴えを支持する弁護士の論理は、人間の思い上がった考えを見事に打ち破って痛快な思いがする。しかし、それが正しいかあるいは万人に受け入れられるかはまた別の問題である。 これは、動物愛護とか、自然保護とかに話を持っていくのではなく、空想小説として分類すべきだろう、映画・猿の惑星がそうであったように。著者の小説としての構想に脱帽し、面白いものを読ませてもらったと思っているが、〜やがて悲しきゴリラかな、、、の心境は拭えない。 | ||||
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久々に痺れる小説だった。 環境保護とか平等とか、綺麗事ばかり求められる世の中になっている今、読むべきだと思う。 | ||||
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主人公は話ができるゴリラですが、途中からこれって、過去に不利益をしいられてきた人のことじゃないの?と考えさせられました。 クライマックスの、ローズの言葉、弁護士の言葉がいちいち刺さる感動巨編でした | ||||
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ラジオで紹介されていたので興味が湧き予約注文しました。小難しい単語などがあまり無く理解しやすく文章の流れも読みやすく感じドラマの中に引き込まれる作品だったと思います。 SFとは違い実際にあり得ると思えばあり得るかもと想像を楽しめる内容でした。 | ||||
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学生のころ、パターソン博士の「ココお話ししよう」が大好きだったので、すごく期待して読みましたが、すみません、あまり好きではなかったです。 アフリカでの日々はよかったです。 | ||||
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こんなに人と感想を語り合いたくなる作品には中々出会えない。 最初から最後まで、女性のゴリラ、ローズの視点で描かれる法廷闘争劇。 こう書くとイロモノに見えてしまうが、メインとなる法廷部分は最後まで結末の読めない臨場感ある展開。 経緯はどうあれ、人命優先でゴリラを射殺した動物園の判断に賠償させるほどの落ち度を認めることが難しいのは、素人でも想像できてしまう。 どう勝つのか?勝った先にローズの幸せはあるのか? しかし、何より惹き込まれるのは、ゴリラ以外には書けないと思わされるほどの、ローズの緻密な心情描写。 人に近づき、人と同じ表現ができるようになったからといって、「人になりたい」と悩むような安易な展開ではない。 描写の節々から、ローズが自身のゴリラ性に誇りを持っていることが分かる。 ゴリラとして人間社会の中で生き、主張するローズだからこそ、却って感情移入できる。 映像で見たわけではない。それでも、ローズの凛としたナックルウォークの姿が脳裏に焼き付いて離れない。 間違いなく、これまでと同じ視点でゴリラを見ることができなくなる作品。 | ||||
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