星くずの殺人



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初公開日(参考)2023年02月
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長編小説

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星くずの殺人

2023年02月22日 星くずの殺人

完全民間宇宙旅行のモニターツアーで、念願の宇宙ホテル「星くず」についた途端みつかった死体。それも無重力空間で首吊り状態だった。添乗員の土師(はせ)穂希(ほまれ)は、会社の指示に従いツアーの続行を決めるが――。 一癖も二癖もある乗客、失われる通信設備、逃げ出すホテルスタッフ。さらには第二の殺人まで起きてしまう。帰還を試みようとすると、地上からあるメッセージが届き、帰還すら困難に。「星くず」は宇宙に漂う巨大密室と化したのだった。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

星くずの殺人の総合評価:7.41/10点レビュー 17件。Dランク


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No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

星くずの殺人の感想

民間宇宙旅行が実現した近未来。
宇宙ホテルにて発見された無重力での首吊り状態の死体。
あらすじのキャッチが魅力的なので手に取りました。

まず正直な感想として、SFミステリーとして期待して手に取りましたがミステリーとしてはあまり面白くありませんでした。謎の説明不足や順序立てされた解説ではない為、おそらく突然の科学知識の紹介を読んだような気分になるのではないでしょうか。扱われている科学知識についてはそんなに難しいものではない所が選ばれているのは良いのですが、伏線なく突然出てくるような印象な為、「そうだったのか!」という驚きではなく「そうなんだ。」という感想。
登場人物表や舞台の見取り図も欲しかったです。状況がイメージし辛い読書でして、ミステリーとしては楽しめなかった次第。
ただ人情ものといいますか、登場人物の過去のエピソードを語り合う所は良かったですし、何故こんな事件を起こしたのかという思想的な話は納得できました。最後のセリフも〇。

なんとなく前作の『老虎残夢』の時も感じたのですが、謎や仕掛けのミステリより、キャラクター達の会話や物語の全体像が面白いなと感じました。

egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.16:
(5pt)

主人公がロスジェネ世代で自分と同じだった。

Kindle版を購入。
久しぶりのミステリーでしたが、とても楽しめました。
『蝋燭はもえているか』を読みたくて、星くずの殺人から読み始めました。
するする読める。社会人であまり時間が取れないと思っていたけど
結局2日で読んでしまった。
星くずの殺人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:星くずの殺人 (講談社文庫)より
4065385482
No.15:
(5pt)

究極のクローズドサークルを堪能あれ

究極のクローズドサークル!
どこにも逃げ場のない宇宙にある宇宙船とそれにドッキングしたホテルの中で不自然な死人が出て事故なのか自殺なのかそれとも他殺なのか、宇宙ならではの事件の真相は納得できるモノでした、奇想天外な設定からちゃんとミステリしてて素晴らしいです
星くずの殺人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:星くずの殺人 (講談社文庫)より
4065385482
No.14:
(4pt)

SFクローズドサークルミステリー

SF系クローズドサークルミステリーです。3000万円の完全民間宇宙旅行のモニターツアーで、念願の宇宙ホテル『星くず』に着くが、そこで無重力空間で首吊りした死体が見つかるという導入です。
ミステリーとしても面白いですが、SF小説としての魅力もあります。ちょいちょい宇宙ネタの科学知識が出てきて、会話パートも退屈しないですし、それらの小ネタも最後には繋がります。宇宙という特殊環境もちゃんと物語の中で意味がある存在になっていてよいです。
星くずの殺人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:星くずの殺人 (講談社文庫)より
4065385482
No.13:
(4pt)

クローズド・サークルのミステリ好きに

宇宙ホテルを舞台にしたクローズド・サークルの殺人事件。テンポが良く読みやすいのは好感が持てる。主人公がロスジェネ世代で、パラレルワールドの現代物のようだった。SFとは違う気がする。
ロスジェネ世代のおじさんと女子高生のバディものにも見える。キャラクターが面白く、オチも悪くなかった。しかし、犯人の犯行動機があまり納得できなかったが、この設定では仕方ないとも思う。一気読みの面白さであった。
星くずの殺人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:星くずの殺人 (講談社文庫)より
4065385482
No.12:
(3pt)

宇宙空間での殺人! 「絶海の孤島」ものの極北的設定。しかも正統派の本格モノ。

宇宙空間での殺人!
「絶海の孤島」ものの極北的設定だろう。
絶対容疑者以外の人はいないのだから。

映画的には今まで見たことのある設定だが、日本のミステリーでは初めて読んだ。

宇宙ならではの物理的、科学的法則も緻密に調べてあり、違和感もない。ここらは作者の勉強がうかがえる。

ただ、事件自体もテンポが良いのだが、肝心のキャラにあまり魅力が感じられなかった。

これが最後まで続き、キャラに感情移入できないので殺人の動機にも納得できず物足りなく感じた。

作者は、設定もプロットもそつなく構築出来ているので、今後の作品には期待できる。

ただ、地動説(地球平面説)キャラが物語に彩を与えており楽しい。
星くずの殺人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:星くずの殺人 (講談社文庫)より
4065385482



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