老虎残夢
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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序盤苦労しましたが、読書した結果は面白い物語でした。 | ||||
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前半は中国武術や"百合"で、何やらマンガっぽくて読みづらかったが、後半になるにつれてミステリらしくなった。登場人物がとにかくマンガチック。それにかつて中国人はミステリに扱うことなかれ、というのがあったが、最近はそんなこともないのかな。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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舞台が宋時代の中国という事で、正直全く馴染みがないので不安でしたが面白かったです。 メインキャラが六人しかいないのが分かりやすくて良いですね。 その六人もキャラが立っていて誰が誰だか分からないという事が無いのが有難かったです。 高名な拳法の達人が自分の館で刃物を刺されて死んでいるのが発見されます。 容疑者は三人。弟子である主人公は敵を取るべく取り調べを開始するという訳です。 死体が発見されて以降は、ほぼ全て館内での会話劇で進行します。 雰囲気としては映画「キサラギ」を連想しました。 誰が犯人か話し合ううちに徐々に色んな秘密が明かされて行って…という感じですね。 バトル描写も楽しかったし、なにより昔の中国が舞台なのに全くハードルの高さを感じさせないのが良かったです。 | ||||
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途中で読む事断念! 疲れる。 | ||||
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皆様はノックスの十戒という言葉をご存知だろうか。ノックスの十戒とは推理作家のロナルド・ノックスが発表した、推理小説を書く際のルールだ。探偵は、偶然や第六感によって事件を解決してはならない。犯人は、物語の当初に登場していなければならない。主要人物として「中国人」を登場させてはならない。(詳しくはググって欲しい) この小説は大陸を舞台にした武侠小説だ。武侠、つまり武術や気功で何でも解決してしまう「中国人」が主役である。 そういう意味ではノックスの十戒の「中国人を登場させてはならない」と「未発見の毒薬、難解な科学的説明を要する機械を犯行に用いてはならない」等に抵触する。 登場人物が中国人で未知の技術を使うならば探偵役は誰になるのか、そこでまず私はニヤリとさせられた。 南宋時代を舞台とした武侠小説というのは良かったが、キャラクターは肩書は立派だが少し面白みに欠けていると思った。普段推理小説を読まないから、登場人物の掘り下げは他も同じようなものなのだろうか、比較する対象がないためわからないが、ただ舞台が中国なだけで小難しい言葉を並べ立てて煙に巻いているだけで深みが感じられなかった。でもテーマ性とか読みやすさとか、キャッチーさで言ったら中二病真っ盛りの学生にぴったりというか、読書を趣味にし始めた人にはこのボリュームがちょうどいいと思う。 自分が感じたモヤモヤは本の最後に書いてある選評でスッキリした。正直有名作家の選評が一番面白い。 本編星2つ、選評が面白かったので星1つ。合計星3です。 | ||||
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読み終わって、で? みたいな印象になった。最後の参考文献を見ても、ものすごく調査されてるんだろうと思ったが、漢詩を出されてもよく分からないし、モンゴルとか言われてもよく分からない。歴史を絡めてくるのなら、日本の歴史の方がいいんじゃないか? そちらの方が食い付きは良さそうだ キャラクターに関しては、数はちょうど良い数だったと思う。ヒロイン2名、容疑者3名。分かりやすい。ただ、部屋の中で語ってる場面が多かったが、内功とか外功とか言ってるし、推理で追い詰めてから水戸黄門みたいに戦えば面白かったのかなぁと思う。 キャラクターは、可愛げがあるところもあって良かったなと感じた。 ただ「南宋である必要ある?」とは思った。分からないが、設定の割に物語がこじんまりとしている印象があって、日本で良いんじゃない? とも。何か南宋に思い入れがあって、南宋人で無ければ成立しないテーマみたいなのがあれば話は別だと思うが…そんななのもなかった。 あと、トリックというかミステリというか謎のコアの部分なのだが「え? それ魔法と変わんなくない? 行ったり来たりして、やっぱ初めに考えた通りでしたと言われても…」と思ってしまったのが、一番うーんと思えた部分だった | ||||
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中華武侠な世界観で、 ミステリで師弟愛で、百合。 作者殿、忝う御座います、 | ||||
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