老虎残夢

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種別
長編
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3,927回
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3
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23
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あらすじ

2024年02月15日 老虎残夢 (講談社文庫)

「館」×「孤島」×「特殊設定」×「百合」!孤絶した楼閣=密室で起きた「絶対不可能殺人」最侠のヒロインは、最愛の師の「死の謎」を解くことができるのか!?選考委員絶賛!第67回江戸川乱歩賞受賞作綾辻行人「論理的に真相を解き明かしていくスタンスにはブレがなく、スリリングな謎解きの演出も◎」京極夏彦「南宋の密室という蠱惑。武侠小説としての外連。特殊設定ミステリという挑戦。愉しい」湖に浮かぶ孤島で、武術の達人・泰隆が遺体となって発見された。三人の武侠を招き、うち一人に「奥義」を授けるとしていた矢先のことだった。孤絶した楼閣は、特殊な武芸を身につけた彼らをもってしても侵入は不可能にみえる。泰隆の愛弟子・紫苑は、姉妹以上の絆で結ばれた恋華とともに、その謎に挑む!(「BOOK」データベースより)

評判

老虎残夢の評価:

7.00/10点 レビュー 2件。 C ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.00pt

老虎残夢の総合評価:

7.45/10点 レビュー 29件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(6pt)

老虎残夢の感想

序盤苦労しましたが、読書した結果は面白い物語でした。

江戸川乱歩賞受賞の本作。乱歩賞は社会派の作品が多いので勝手なイメージから最初はコテコテ中国の歴史ものかと思いきや、読み終わってみれば若い世代を狙ったライトな能力もの作品と感じました。
江戸川乱歩賞というより同じ版元の講談社ならメフィスト賞のような印象。ここ数年ミステリ界隈では『特殊設定ミステリ』がもの珍しさから流行っている為、江戸川乱歩賞としても新たな読者を得るべく、その設定を取り入れた本書を採用したのかなという思いを感じました。その為のダブル受賞というのを感じます。

序盤の感想として、武侠小説に馴染みがなかった為か開始30ページで挫折でした。最初の1ページから読み辛い漢字の羅列。非現実的で意味不明の環境や会話。正直読むの迷いました。江戸川乱歩賞受賞だから再度読む事に決め、そもそも武侠小説とはどういう物なのか調べてから本書を読み直す事にした次第です。

同じ思いの人がいましたらコツとしてお知らせですが、わかりやすく説明すると本書は能力ものです。
武侠小説×ミステリとすると難しく感じますが、能力もので、超能力・ファンタジーを扱っていると考えたら理解しやすい作品でした。

私のように武侠小説に慣れていない人の為のお伝えメモとして、出てくる能力の説明を。
・外功(がいこう)という能力は、力・筋肉の物理能力。
・向功(ないこう)という能力は、防御・治療の回復系能力。
・軽功(けいこう)という能力は、体重を軽くする能力。達人になる程、高く飛べたり水面も歩ける。
ちなみにこれらの言葉はwikiにも存在しており中国武術の一般知識でした。

そりゃこういう能力が成り立ったらファンタジーになっちゃうから"ノックスの十戒"も中国人を禁止したくなるわと思い出しました。一方、こういうものだと設定として認識できてしまいえば本書はとても読み易く楽しめます。
能力ものと認識できればアニメやラノベをイメージしてスラスラと描かれているシーンが浮かびました。軽功の優れた能力者は湖の横断は船ではなく歩いて渡ったり、『踏雪無痕』という能力になると足跡を付けずに雪の上を歩ける。向功の達人には毒が効かない。ふむふむ、だんだんとミステリの設定条件になってきた。そんな具合で理解です。

これらは序盤で一応説明されますが、文章ゆえか理解し辛いのが本音。登場人物も見慣れない名前でイメージし辛い。
是非文庫化する時は、簡単な能力表、登場人物表、周辺地図や現場の図を添えると評判がより良くなると思います。手に取って最初の数十ページの印象が難解過ぎます。50ページぐらい読むと雰囲気と会話文主体で読み易くなりました。文章の雰囲気が違うので加筆して調整したのかな。

中盤以降は、限られた個性的な人物達のやりとりがキャラものとして読ませますし、謎の提示やそれぞれの立場からの議論は面白く読めました。ただミステリとして残念なのがファンタジーの能力ものの条件が曖昧な事。何ができて何ができないのか、現実とは異なる能力が存在する世界なので、条件が定まっていないと、実はこんな事ができます・起きていましたと言われても後出しに感じるのです。

"江戸川乱歩賞"として見ると違和感があるのですが、ミステリを気にせず1つの物語としては本書は面白かったです。
『老虎残夢』というタイトルはカッコよく内容に合ってるのが好感です。表紙のイラストもよくて、今までの乱歩賞のイメージを変える作品に位置付けられているんだなと感じました。宣伝方法から新しい読者を得たい気持ちを感じますが、最初の数ページが難解で、試し読みで敬遠されてしまいそうなのが気がかりにも感じました。

1つの物語として完結していますが、紫苑を主人公とした異なる物語をもっと読んでみたいなと思いました。旅物語ならシリーズ化できるぐらい良い設定と魅力ある舞台です。次作があるなら楽しみです。

egut
T4OQ1KM0
No.1
(8pt)

老虎残夢の感想

前半は中国武術や"百合"で、何やらマンガっぽくて読みづらかったが、後半になるにつれてミステリらしくなった。登場人物がとにかくマンガチック。それにかつて中国人はミステリに扱うことなかれ、というのがあったが、最近はそんなこともないのかな。
中国を扱った乱歩賞は過去にもあったと思うが、こういった受賞作も新鮮味がある。

本好き!
ZQI5NTBU

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.27
(5pt)

良かった

とても早く届き、本の状態も良かったです。
老虎残夢 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 老虎残夢 (講談社文庫)より
4065342783
No.26
(5pt)

良かった

とても早く届き、本の状態も良かったです。
老虎残夢 Amazon書評・レビュー: 老虎残夢より
4065245621
No.25
(4pt)

馴染みがない舞台なのにスッと入っていけた

舞台が宋時代の中国という事で、正直全く馴染みがないので不安でしたが面白かったです。
メインキャラが六人しかいないのが分かりやすくて良いですね。
その六人もキャラが立っていて誰が誰だか分からないという事が無いのが有難かったです。

高名な拳法の達人が自分の館で刃物を刺されて死んでいるのが発見されます。
容疑者は三人。弟子である主人公は敵を取るべく取り調べを開始するという訳です。

死体が発見されて以降は、ほぼ全て館内での会話劇で進行します。
雰囲気としては映画「キサラギ」を連想しました。
誰が犯人か話し合ううちに徐々に色んな秘密が明かされて行って…という感じですね。

バトル描写も楽しかったし、なにより昔の中国が舞台なのに全くハードルの高さを感じさせないのが良かったです。
老虎残夢 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 老虎残夢 (講談社文庫)より
4065342783
No.24
(4pt)

馴染みがない舞台なのにスッと入っていけた

舞台が宋時代の中国という事で、正直全く馴染みがないので不安でしたが面白かったです。
メインキャラが六人しかいないのが分かりやすくて良いですね。
その六人もキャラが立っていて誰が誰だか分からないという事が無いのが有難かったです。

高名な拳法の達人が自分の館で刃物を刺されて死んでいるのが発見されます。
容疑者は三人。弟子である主人公は敵を取るべく取り調べを開始するという訳です。

死体が発見されて以降は、ほぼ全て館内での会話劇で進行します。
雰囲気としては映画「キサラギ」を連想しました。
誰が犯人か話し合ううちに徐々に色んな秘密が明かされて行って…という感じですね。

バトル描写も楽しかったし、なにより昔の中国が舞台なのに全くハードルの高さを感じさせないのが良かったです。
老虎残夢 Amazon書評・レビュー: 老虎残夢より
4065245621
No.23
(1pt)

かなり読みにくい本

途中で読む事断念!
疲れる。
老虎残夢 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 老虎残夢 (講談社文庫)より
4065342783

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