ルパンの絆
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 | 2024年02月15日 ルパンの絆 (講談社文庫) Lの一族の娘・三雲華の夫である桜庭和馬は、ホテルのバーで張り込み中、突如意識を失う。 目覚めるとスイートルームにいて、浴室には女の死体。殺人犯に仕立てられたのだ。 そのころ華に「娘を返してほしければ十億円を用意しろ」との脅迫電話が。 二つの事件が交錯し、一族の秘密が浮かぶ。シリーズ最高傑作! (「BOOK」データベースより) |
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| 大好きなシリーズです。わがままを言わせてもらうと、続編が出るのが遅いので頑張って早く出してください! | ||||
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| ルパンシリーズの泥棒一家、警察一家、探偵一家が全員集合した大作ミステリ。 泥棒一家の娘の華は夫と娘、二人を同時に取り上げられる事態に遭遇する。 夫で刑事の桜庭和馬は見に覚えのない殺人の重要参考人となり、指名手配される。 娘で小学3年生の杏は誘拐され、身代金10億円を要求される。 一見関係ないと思われる二つの事件だが、こんな偶然があるわけもなく、二つの事件が交錯しながら、泥棒一家に隠された秘密が明らかになっていくという展開。 個人的には、杏の誘拐をした一味だが、次第に杏と打ち解けていった大岩くんの言動が好きだった。 中盤までは事件の全貌が掴めず楽しめたのだが、終盤の犯人たちとの戦いはどこか釈然としないままだった。 華の行動は、娘の杏ことを考えてのものだったと思うが、それでも杏の心には深い傷を残すものになると思う。 華が自分自身を許せる日が来るのか、ちょっと後味の悪い終わり方だった。 | ||||
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| 和馬さんスマホ持ってないんでは。 | ||||
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| シリーズ最後と言われ、発売前からとても楽しみにしていた。横関大さんは他の作品も読後感の良い作品が多いが、その中でもこのシリーズは大好きで、過去の4冊、擦り切れるほど読んだ。でも、この作品は…。想像がつく華の歴史ではあるが…悲しい。あの家族も好きなだけに、もうひと押し救いがほしかった。笑いのスパイスも過去のシリーズに比べて少ないし、何度も読みたくなる本ではなく、この伏線を考えると過去4冊も残念だが、少し距離を置きたくなってしまった。 | ||||
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