朱色の化身
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福井県芦原温泉。ここは戦時中の激しい空襲、戦後の震災と大火災と災難が続いた場所である。 ここで生まれ育った女性珠緒。現在失踪していると思われるこの女性の過去を調べることに なったライターの大路亨。彼女は類稀なる優秀な女性で、京都大学を卒業後、大手銀行に総合職で 入行、退職後もゲームクリエーターとして才能を開花させる。だが、取材を重ねるうちに彼女の苦難の 歴史が浮き彫りになってくる。そして、何故彼女の過去を調べなければならなかったのか、という 大路自身の個人史も浮かび上がってくる。珠緒とその母、そして祖母の三代にわたる過酷な過去。 そして、大路の父、祖父母との関係。犯罪も絡んでくるが、これは推理小説でも、刑事小説でもない。 一般論では取り上げられることのない人それぞれの大切な個人史の物語である。事件性を追った 筋書を期待している、私を含めた読者には些か肩すかしの感のあるエンディングではあるが、作者が 追いたかった個人史というテーマからするとこういう終わり方になるのだろう。 | ||||
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予定より早く到着して ありがとうございました。 刑事小説を多く読んでいたので 事件に対する アプローチが新聞記者の目線が読めて面白いです。 | ||||
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どんどん引き込まれて、あっと言う間に読了しました。主人公2人に、それだけ魅力があったのだと思います。 ただ、時間を掛けて思い出すにつれ、主人公の1人には違和感を感じ始めました。 「真実」という章がありますが、ここは「それぞれにとっての真実」というのが、作者の真意かと思いました。 引き込まれて、いろいろ考えさせられただけに、星5個を4個にしたのかもしれません。 | ||||
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登場人物が多く一気読みをお勧めする。一気読みに充分耐え得る。 そして、何度読み返しても昭和中期がいかに混沌として、なんでも起こる時代だったと腑に落ちる。失踪した主人公と同じ世代ゆえ、余計引き込まれた。 | ||||
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よくここまで複雑な人間関係を構築したとは思う。 ただシンプルに小説としては、塩田武士の作品の中では一番面白くなかった。個人的に感情移入できる登場人物がいなかった。 | ||||
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