雪の香り
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雪の香りの総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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全体的な感想としては、京都の観光ガイドブックのような部分も多い。これは否定的な意見ではなく、京都の名所の情景を表すことで”純愛”ミステリ的性格を浮きだたせるものとして受け取れる。私は京都人でありながら、知らなかったところも出てきて、勉強になりました(汗 | ||||
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好きになった人の秘密を知ることで、二人の関係が突然終わる気がするのはよくわかる。 | ||||
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いつまでも読み終えたくない、読んでいたいと感じる作品。 | ||||
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純愛ものかと思いますが、あまり熱中できずにだらだらと読んでしまいました。若い女性の主人公があまり魅力的でなかったので、年配の男性がこんなにも愛し続けるのが不思議に思えました。無邪気ではあるが気ままでわがままな女の子が男性には魅力的なのでしょうか。重い作品の多いこの作家が気負わずに楽しみながらお書きになった物語かと思います。 | ||||
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本の裏表紙にはあっさりと「純愛ミステリーの傑作」と感情の乏しい説明があるだけだが、とんでもなく面白い作品で ある。著者が書き終えるのが辛かったと言うように、読者、少なくとも私には、読み終えるのが惜しい作品だ。 主人公の風間と恋人の雪乃の恋の行方をちょっとだけ触れるエピローグは、余韻たっぷりの短い文だが、「もっと 書かんかい!」と思わず作者の塩田に突っ込みたくなるほどであった。今は新聞記者をやめて、しがないフリーライターを している私、風間恭平は14年前学生時代に雪乃という女性と出会う。この女性、はっきりと言って関西女の極端な タイプというか、モンスターというか、可愛いけど、むちゃくちゃな女性である。恭平は、同棲を始めるこの雪乃に翻弄 されながらも、やがて彼女に魅かれていく。だが、自分のことを一切明かさない彼女には秘密がある。京都を 舞台に14年間の年月をワープしながら繰り広げられる物語の約7割は、二人の漫才である。この作品がミステリーであると いうことや、あの「罪の声」を書いた作者の作品であることを完全に忘れてしまうほど、極めてセンスのある、質の 高い、簡単に言うとすごくおもろい会話のやり取りに声を上げて笑ってしまう。巻末の解説で知ったが、作者は 学生時代に漫才に没頭していたらしい。さもありなんと思えるほど、めちゃおもろい漫才的会話が二人の間で繰り 広げられる。だが、この雪乃には暗い過去があることが、段々分かってくる。最後は切ないが、希望は残る。 きっとこの作品の後二人はまた強烈な掛け合いの漫才をしているんだろうなと思わせる形で終わってくれる。 純愛小説やミステリーという範疇に収まらない「めちゃくちゃおもろい」本である。 | ||||
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GOOD! | ||||
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