暗幕のゲルニカ



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

7.00pt (10max) / 6件

6.83pt (10max) / 29件

Amazon平均点

4.17pt ( 5max) / 191件

楽天平均点

4.21pt ( 5max) / 625件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
5pt
サイト内ランク []B総合:1870位
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

47.50pt

74.50pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2016年03月
分類

長編小説

閲覧回数7,296回
お気に入りにされた回数8
読書済みに登録された回数40

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

暗幕のゲルニカ

2018年06月28日 暗幕のゲルニカ

ニューヨーク、国連本部。イラク攻撃を宣言する米国務長官の背後から、「ゲルニカ」のタペストリーが消えた。MoMAのキュレーター八神瑶子はピカソの名画を巡る陰謀に巻き込まれていく。故国スペイン内戦下に創造した衝撃作に、世紀の画家は何を託したか。ピカソの恋人で写真家のドラ・マールが生きた過去と、瑶子が生きる現代との交錯の中で辿り着く一つの真実。怒涛のアートサスペンス!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

暗幕のゲルニカの総合評価:8.30/10点レビュー 197件。Bランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全6件 1~6 1/1ページ
No.6:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

暗幕のゲルニカの感想

パブロ・ピカソのゲルニカを題材にした話。
史実の中にフィクションを混ぜ込んだ歴史小説を読んでいる感覚。
美しい文章はさすがと思いつつも、
読み物としては個人的には今一つ抑揚に欠け作品に入り込めませんでした。
作者のアートに対する思い入れの深さはひしひしと伝わってくるので、
今までそれほど興味が無かったピカソですが、
久しぶりにどこかの美術館に行きたい気持ちにさせられました。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

暗幕のゲルニカの感想

ピカソがゲルニカを完成させた時代とピカソを研究するキュレーター瑤子のいる9.11以降のアメリカが交互に描かれますが、共通しているテーマは「反戦」でしょうか。
芸術が戦争の抑止力になるなんて私には到底思えないのですが、読めばそう思えてくるような、そんなメッセージ性の高い作品ですね。

梁山泊
MTNH2G0O
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

暗幕のゲルニカの感想

原田マハさんの描く美術の世界は素敵です
ミステリーというよりはドキュメンタリーのようです
読んでる間その世界にドップリはまれます

みいさん
5A7D993B
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

暗幕のゲルニカの感想

好みのジャンルなのですが、相性が悪かったみたいです。
率直な感想としては歴史の教科書を読んでいる気分でした。

前作の『楽園のカンヴァス』がとても面白く、美術ミステリが苦手な人へも薦めたくなる本でした。その為、本作も期待していた所もあります。比較するのもなんですが、前作は美術の世界を知らない人でも手を差し伸べて導いてくれるガイド的な物語でしたが、本作は美術やピカソに興味・予備知識がある人が大学の講義で教授に教わっているようなスタンスを受けました。登場人物達に感情が入らず、何というか場の設定を眺めている感覚です。前作と雰囲気も構成も似ているのに大分違う。。。不思議。敷居が高い美術ミステリでした。

扱う作品は「ゲルニカ」。ゲルニカと言えば戦争。戦争がテーマなのでその重苦しさも好みの分かれ所です。
とはいえ、ピカソとドラの話や戦争背景を含めたゲルニカを学ぶという意味では教養作品として分かりやすく楽しめました。前作同様、過去と現在を繰り返す構成や、タイトルとなった「暗幕のゲルニカ」の序盤と最後の扱いはバシッと鮮やかに決まって印象に残りました。

egut
T4OQ1KM0
No.2:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

暗幕のゲルニカの感想

ゲルニカの絵は何度も目にしたことがありますが、そのなかに描かれているものについては考えたことはありませんでした。
物語は9.11テロから始まります。負の連鎖はアメリカをイラク攻撃へと追い立てるわけですが、暴力に対して暴力で対抗することが正しいのだろうか?
それに他する、著者の回答が「ゲルニカ」なわけです。
「ゲルニカ」誕生の話が回想のようにはさまれていますが、歴史教科書なみにスペインの内乱やナチスの侵攻のことが盛り込まれており、なかなか進まない展開にちょっと飽きてくるかもしれません。また、おまけのようにピカソのハトの話が出てきますが、個人的にはこちらの方をもっと盛り上げてほしかったかな。
ちょっと欲張りすぎたかもしれない。

Hidezo
GX0TU62Y
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

暗幕のゲルニカの感想

パブロ・ピカソの名画を巡り、戦争・テロをテーマに、フィクション・ノンフィクションを交えたストーリーがむしろ心地よく展開されます。実在の人物・架空の人物のバランスもGood!
ピカソの人間性がよく出ているし、1940年前後の章と21世紀パートの章の両方に出てくる人物(架空の人物ですが)のキャラもいいですね。
絵心のない私ではありますが、表紙にもなっている「ゲルニカ」を、これまではピカソの代表作程度の認識しかなかったのが、作品の裏に刻まれた彼の思いが十分伝わってきました。
原田氏のアートミステリーはお手のものですね。(某TV番組での解説も堂にいってるし。)
第3作目もあるのでしょうか、期待です。

本好き!
ZQI5NTBU
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!



その他、Amazon書評・レビューが 191件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク