サロメ
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.50pt |
サロメの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全2件 1~2 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いつもながら著者の史実とフィクションを織り交ぜたアートミステリーはお見事。オスカー・ワイルドとオーブリー、メイベルのビアズリー姉弟の愛憎劇は読み手をワクワクさせてくれる。実際これに近い史実があったのではと思うくらいリアリティがあり、彼らを取り巻く人たちとその時代が至るところから目に見えるように描かれている。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
結核で若くして世を去った、天才挿絵画家オーブリー・ビアズリーを題材とした物語。 | ||||
| ||||
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
戯曲「サロメ」の作者、オスカー・ワイルド。その挿絵を描いたオーブリー・ビアズリー。その姉のメイベルを中心に史実と錯覚するような迫真の物語。「サロメ」発表当時のイギリス、フランスの情勢。妖艶な魅力を持つ作品のサロメ、それを戯曲化したオスカー・ワイルドの人を惹きつける引力。天才的な画力をもつオーブリーがその引力に惹かれ人生に起こる波乱。そして、本作の語られる視点となっている姉メイベルの献身からの変化。戯曲「サロメ」そのものに引けを取らないほど妖しく、危険な香りの漂う物語になっています。 今回、原田マハさんの作品を始めて読みましたが、絵画(挿絵)を題材に膨らんでいく作品を始めて読みました。散りばめられる実在する人物と作品をもとにそれぞれの登場人物が本当に息づいているように行動するので現実と物語の境界線がわからなくない、気が付くとこの世界に没入しています。この後、オスカー・ワイルドの「サロメ」そのものも読んでみようと思います。 オススメの方 1.絵画が好きな方。 2.歴史が好きな方。 3.原田マハさんが作る世界を感じたい方。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作品としてはあまり面白くなかったけれど、 サロメという作品の存在、ビアズリー姉弟とオスカー・ワイルドを知れたのが収穫だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
原田マハさんのお書きになるものをいつも楽しみにしています。初めて投稿しますが、場面場面が臨場感あり普段の生活の中で、ふと思い出してしまいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
オスカー・ワイルドの戯曲「サロメ」に挿絵をかいた夭折の天才イラストレーター オーブリー・ビアズリーの生涯を描いた作品。 実は「サロメ」の英語版を翻訳したのは、ワイルドの愛人アルフレッド・ダグラスではなかった、という現代の問題提起から、本作品は始まる。現代と往時が並行してストーリーに厚みを出すのは、著者のアート小説に良く見られる手法だが、敢えて現代を持ち込まなくても成立するため、本作品は不発に終わったようだ。 とはいえ、オーブリーの創作への鬼気迫る執念と、姉メイベルの弟を思いつつも女優を目指す野心が絡み合う読み応えのある作品である。 稀代の伊達男ワイルドの凋落のきっかけに、姉弟がどのような役割を担ったのかが語られるという、ミステリの趣もある。 19世紀末のイラストから新たな物語を紡ぎ出した著者の感性には脱帽。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文学的にはすごいかもしれないけど、物語の世界に入りすぎえるタイプの人は、気持ちが沈んでしまいそうなので、注意です。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 43件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|