サロメ



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

8.50pt (10max) / 2件

8.00pt (10max) / 3件

Amazon平均点

3.81pt ( 5max) / 43件

楽天平均点

4.09pt ( 5max) / 159件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []B
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2017年01月
分類

長編小説

閲覧回数3,077回
お気に入りにされた回数2
読書済みに登録された回数3

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

サロメ (文春文庫)

2020年05月08日 サロメ (文春文庫)

退廃に彩られた十九世紀末のロンドン。病弱な青年だったビアズリーはイギリスの代表的作家で男色家のワイルドに見いだされ、『サロメ』の挿絵で一躍有名画家になった。二人の禁断の関係はビアズリーの姉やワイルドの同性の恋人を巻き込み、四つ巴の愛憎関係に…。美術史の驚くべき謎に迫る傑作長編ミステリー。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.50pt

サロメの総合評価:7.67/10点レビュー 45件。Bランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(8pt)

サロメの感想

いつもながら著者の史実とフィクションを織り交ぜたアートミステリーはお見事。オスカー・ワイルドとオーブリー、メイベルのビアズリー姉弟の愛憎劇は読み手をワクワクさせてくれる。実際これに近い史実があったのではと思うくらいリアリティがあり、彼らを取り巻く人たちとその時代が至るところから目に見えるように描かれている。

本好き!
ZQI5NTBU
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

サロメの感想

結核で若くして世を去った、天才挿絵画家オーブリー・ビアズリーを題材とした物語。
「サロメ」の誕生とオーブリーの生涯、彼を取り巻く様々な人間関係は、いつもながら、実際にあった話のような錯覚を覚えます。
内容も怪しく蠱惑的で、この表紙が物語っています。久々に夢中になった本でした。

Hidezo
GX0TU62Y
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.43:
(5pt)

戯曲「サロメ」と取り巻く人々の人生

戯曲「サロメ」の作者、オスカー・ワイルド。その挿絵を描いたオーブリー・ビアズリー。その姉のメイベルを中心に史実と錯覚するような迫真の物語。「サロメ」発表当時のイギリス、フランスの情勢。妖艶な魅力を持つ作品のサロメ、それを戯曲化したオスカー・ワイルドの人を惹きつける引力。天才的な画力をもつオーブリーがその引力に惹かれ人生に起こる波乱。そして、本作の語られる視点となっている姉メイベルの献身からの変化。戯曲「サロメ」そのものに引けを取らないほど妖しく、危険な香りの漂う物語になっています。

今回、原田マハさんの作品を始めて読みましたが、絵画(挿絵)を題材に膨らんでいく作品を始めて読みました。散りばめられる実在する人物と作品をもとにそれぞれの登場人物が本当に息づいているように行動するので現実と物語の境界線がわからなくない、気が付くとこの世界に没入しています。この後、オスカー・ワイルドの「サロメ」そのものも読んでみようと思います。

オススメの方
1.絵画が好きな方。
2.歴史が好きな方。
3.原田マハさんが作る世界を感じたい方。
サロメAmazon書評・レビュー:サロメより
4163905898
No.42:
(2pt)

本作はあまり面白くなかった

作品としてはあまり面白くなかったけれど、
サロメという作品の存在、ビアズリー姉弟とオスカー・ワイルドを知れたのが収穫だった。
サロメAmazon書評・レビュー:サロメより
4163905898
No.41:
(5pt)

好きです。

原田マハさんのお書きになるものをいつも楽しみにしています。初めて投稿しますが、場面場面が臨場感あり普段の生活の中で、ふと思い出してしまいます。
サロメAmazon書評・レビュー:サロメより
4163905898
No.40:
(4pt)

イラストから物語を紡ぎ出した著者の感性に脱帽

オスカー・ワイルドの戯曲「サロメ」に挿絵をかいた夭折の天才イラストレーター オーブリー・ビアズリーの生涯を描いた作品。

実は「サロメ」の英語版を翻訳したのは、ワイルドの愛人アルフレッド・ダグラスではなかった、という現代の問題提起から、本作品は始まる。現代と往時が並行してストーリーに厚みを出すのは、著者のアート小説に良く見られる手法だが、敢えて現代を持ち込まなくても成立するため、本作品は不発に終わったようだ。

とはいえ、オーブリーの創作への鬼気迫る執念と、姉メイベルの弟を思いつつも女優を目指す野心が絡み合う読み応えのある作品である。

稀代の伊達男ワイルドの凋落のきっかけに、姉弟がどのような役割を担ったのかが語られるという、ミステリの趣もある。

19世紀末のイラストから新たな物語を紡ぎ出した著者の感性には脱帽。
サロメAmazon書評・レビュー:サロメより
4163905898
No.39:
(1pt)

気分が悪くなった

文学的にはすごいかもしれないけど、物語の世界に入りすぎえるタイプの人は、気持ちが沈んでしまいそうなので、注意です。
サロメAmazon書評・レビュー:サロメより
4163905898



その他、Amazon書評・レビューが 43件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク