独立記念日
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24話の短編 どれも個別の物語ですが、 ある話では脇役として登場していた女性が 別の物語では主人公になったり (あるいはその逆も) そうして物語同士が何気なくつながっています。 つまり ある人から見ると 自分には縁のないほど幸せで、 充実しているように見える人も 同じように悩んだり 苦しんだりしながら頑張っているってこと。 いろいろなことから自由になって 新たな自分との人生に向き合っていく そんな女性たちに共感 表紙のゴッホの絵 「花咲くアーモンドの木の枝」が美しい。 | ||||
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読み終わった後の感想は、まさに「短編集にとどまらない短編集」。 とある短編に脇役で出てくる人物が、次の短編の主人公になっていて、そこに出てくる脇役がまた次の主人公に… そして、最後は…この先はぜひ読んでもらいたいですね。 独立記念日というタイトルの通り、過去からずっと抱えていた何かからの独立、がいろんな形で表現されていて、一つまた一つ読むたびに、身が軽くなる、そんな感覚を味わえる作品でした。 | ||||
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男性読者です。 スナックの一人娘のお話が好きでした。 女性が独立していく姿は、個人的に凄く響きます。独立する前のあーだこーだの悩みが共感できず、もっと若い時に読めてたら倍楽しめたはずと、積んでいたのを後悔しました。 作中の男性の登場人物はイケメンのチャラ男と、意欲的な同僚と、あと優しい人たち。 もしかすると女性目線の世界にいる男性は大体こんな感じで、残りの人たちは男性ですらないのかもしれない、と少し寂しく感じました。 | ||||
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読みはじめは浅くまったく重みがない原田マハの文章。でもそれは、フワリと浮かび上がり、気持ちを軽くするような再生を、ひとつひとつの短編達から立ち上げるためのしかけでもある。 短編をひとつ、またひとつと読み進めると、 ひとつの短編で脇役として登場する女性が、次の短編では主人公となって物語を進め、やがてはバトンを受け継ぐように、短編同士がゆるやかな流れをもちはじめることに、気づく。 つながり、重なりあい、そしてまたつながることで、はじめは浅く重みなく感じる原田マハの短編達が、やがて物語として重層と厚みをもち、再生が伝播する熱を持ちはじめる。 人の気持ちは、なにげないきっかけから、ひと言から、ひとつの行動から、はじめは見知らぬ誰かであっても、やがてつながり、立ち上がり、そして自分自身と愛する人たちを再生させるチカラを持つ、 そんなことを感じさせる、原田マハの『独立記念日』。 | ||||
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