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独立記念日



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【この小説が収録されている参考書籍】
独立記念日 (PHP文芸文庫)

独立記念日の評価: 4.14/5点 レビュー 29件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.14pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全29件 1~20 1/2ページ
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No.29:
(5pt)

綺麗で予定通り届きました

独立記念日 (PHP文芸文庫)Amazon書評・レビュー:独立記念日 (PHP文芸文庫)より
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No.28:
(4pt)

人生に向き合う

24話の短編

どれも個別の物語ですが、
ある話では脇役として登場していた女性が
別の物語では主人公になったり
(あるいはその逆も)
そうして物語同士が何気なくつながっています。

つまり
ある人から見ると
自分には縁のないほど幸せで、
充実しているように見える人も
同じように悩んだり
苦しんだりしながら頑張っているってこと。

いろいろなことから自由になって
新たな自分との人生に向き合っていく
そんな女性たちに共感

表紙のゴッホの絵
「花咲くアーモンドの木の枝」が美しい。
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No.27:
(5pt)

短編集にとどまらない短編集

読み終わった後の感想は、まさに「短編集にとどまらない短編集」。

とある短編に脇役で出てくる人物が、次の短編の主人公になっていて、そこに出てくる脇役がまた次の主人公に…
そして、最後は…この先はぜひ読んでもらいたいですね。

独立記念日というタイトルの通り、過去からずっと抱えていた何かからの独立、がいろんな形で表現されていて、一つまた一つ読むたびに、身が軽くなる、そんな感覚を味わえる作品でした。
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No.26:
(3pt)

仕事がうまくいってないときに効く

男性読者です。
スナックの一人娘のお話が好きでした。
女性が独立していく姿は、個人的に凄く響きます。独立する前のあーだこーだの悩みが共感できず、もっと若い時に読めてたら倍楽しめたはずと、積んでいたのを後悔しました。
作中の男性の登場人物はイケメンのチャラ男と、意欲的な同僚と、あと優しい人たち。
もしかすると女性目線の世界にいる男性は大体こんな感じで、残りの人たちは男性ですらないのかもしれない、と少し寂しく感じました。
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No.25:
(4pt)

つながり、立ち上がり、再生してゆく女性達の物語

読みはじめは浅くまったく重みがない原田マハの文章。でもそれは、フワリと浮かび上がり、気持ちを軽くするような再生を、ひとつひとつの短編達から立ち上げるためのしかけでもある。

短編をひとつ、またひとつと読み進めると、

ひとつの短編で脇役として登場する女性が、次の短編では主人公となって物語を進め、やがてはバトンを受け継ぐように、短編同士がゆるやかな流れをもちはじめることに、気づく。

つながり、重なりあい、そしてまたつながることで、はじめは浅く重みなく感じる原田マハの短編達が、やがて物語として重層と厚みをもち、再生が伝播する熱を持ちはじめる。

人の気持ちは、なにげないきっかけから、ひと言から、ひとつの行動から、はじめは見知らぬ誰かであっても、やがてつながり、立ち上がり、そして自分自身と愛する人たちを再生させるチカラを持つ、

そんなことを感じさせる、原田マハの『独立記念日』。
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No.24:
(5pt)

マハさんの本、2冊目

「さいはての彼女」に続いて2冊目。こちらの本のほうが、心に響いた。ほっこり、とレビューを書いてる人がいたけど、ほっこりというより、心に突き刺さるというほうがあってる。絶望・挫折しかかってる人が、人生を再出発しようとしてるのだから。 テレビを見てると、みんな楽しく生活してるように見える。だが、人生順風満帆な人って多いのだろうか。わたしは、残念ながら、ダメダメな人生だった。  「さいはての彼女」も、再出発しようとしてる女性の本だが、こちらのほうが心に響く。  どちらも、お勧めです。
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No.23:
(3pt)

一話が少ない頁ながら心揺さぶられる

二十四作品を収めた短編集。タイトルが表す通り、主役の女性たちが、一歩前に踏み出す瞬間を捉えている。

他人からみたら些細なことでも、当の本人からしたら人生の岐路に立っていると思い悩むのは男女問わず。恋愛、進路、家族、友人と、主人公がぶち当たる壁は異なるが、共感するシーンが多々あり、少ない頁数ながら心を揺さぶられるを

各作品にちらりと登場する人物が他の作品の主役となる仕掛けが施されていて、全体を通して、一つのテーマが浮かび上がる仕掛けだ。個々の作品がやんわりとリレーすることで、誰しも逡巡する時があると印象付けられるのだろう。
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No.22:
(2pt)

自分が自分でいられるための「独立」

自由になりたいな。でも、自由ってなんだろう?
その答えを求めて、ひさしぶりに今夜、本を開こう。真子を眠らせて、灯りを消して、枕もとのスタンドをつける。ほんのいっとき、ささやかな「独立」を求めて。〈独立記念日〉(p.311)

この言葉が今の自分にぴったりだと思った。
日々に忙殺されると、自分は何が好きなのか、何をしたいと思ってここにいるのか、すぐに見失ってしまう。そんな時に自分を取り戻すヒントが、この本には詰まっている。 

たくさんのしがらみや役割から抜け出して、たったひとりの自分に戻れる時間。今の私にとってもそれが読書なのだと思う。自分が自分でいられるための「独立」を、大切にしていきたい。
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No.21:
(5pt)

心の浄化

どの物語も短編ですが、読みやすく、読み終わると心が浄化されてるようなそんな感じのする温かな物語集です
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No.20:
(5pt)

女性にぜひ

原田マハさんのファンです
とても元気付けられる小説です
年齢に関係なく女性に是非読んで欲しいです
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No.19:
(4pt)

読めてよかった

短編集24篇。自由になること、独立すること、がテーマ、かな。各編とも、その主人公は又別の話の脇役として登場してて、ゆるくリンクしてるのも、楽しい。 短編だけど、どの話も主人公がちゃんと人として描かれていて、気持ちが伝わって、上手いなって思う。読めて良かった。
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No.18:
(5pt)

読みたい本が安く入手できて読書好きには有り難い。

新品と変わらない綺麗な状態でお得!
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No.17:
(1pt)

薄っぺらい

かつてアムステルダムのゴッホ美術館で見た大好きな絵が表紙になっていたので、ジャケ買いしたのですが、、。
内容は、薄い。その一言。安易で陳腐なハッピーエンド。ティーンエージャー以下が読むならいいのかな。30代の大人の女性が読むには、中身が無さすぎました。でも、書店で平積みされてたから、人気なのかな?
昨晩、花房観音さんの長編小説を読んで迫力に圧倒されたから、余計に薄っぺらく感じたのかも。薄っぺらいというのは、人物描写が甘く、リアリティが無く、感情が動かないということです。
小説も漫画も虚構で嘘ですが、名作にはそれを忘れさせるリアリティがあり、読者は自分とは背景も性格も違う登場人物に共感したり、逆に反感を持ったりするものです。この方の作品にはそれが全く感じられませんでした。
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No.16:
(5pt)

読んだ後、元気になりました。

ひとつひとつの話が胸にしみます。
励ましてもらったような元気になるギフトをもらいました。
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No.15:
(3pt)

一人一人の

人は人と意識するしないにかかわらず、繋がっている。という事から、依存と共存の中で心の一人立ちを感じる一書です。読み手の琴線に触れた瞬間で次の話に移るところが、欲をいうと一編の中でもう少し浸りたいと思いました。
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No.14:
(4pt)

読みやすい

ひとつひとつがかなり短く、物足りなさを感じるものもありますが、それぞれが本の少しだけつながっており、全部読み終えるとつながりを感じられる作品です。
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No.13:
(5pt)

じわじわしみてくる/本当の独立

登場人物が1つ前のお話と少しだけ絡み合っていながらも、次のお話はまた違うストーリーになってしまうので、その時の気分もあったかもしれませんが、はじめはぐんぐん引き込まれませんでした。

自分とはかけ離れていると感じさせない、リアルな生活感があり、登場人物に自分を重ねたり似ているところを見出す方もいらっしゃると思いますが。
誰もが何かしら問題や課題を抱えながら頑張っていったり、どのお話も前進する姿ばかりなので、しだいにその良き美しい波にのまれていきました。

全24篇のストーリーで、私は5話に1回くらいうるっときました。長編だと涙が止まらない時があるので、その点は程よくて助かりました。笑 涙腺崩壊するほど泣かされてしまうことがあるので。

特に好きなお話がいくつかありますが、ネタバレになってしまうので、気に入ったセリフをご紹介します。
「オトコってのはな。あったかいハートがあればいいんだ。」
主人公のお父さんの言葉です。

独立と男性の選び方は、見方によっては相反するように感じられるかもしれませんが、本の終盤でこのタイトルにした理由がわかりました。

独立とは決して一人だけで生きていくという意味ではないのですね。これでは孤独ですね。
解説でも書かれていましたが、独立とは、会社や家族や恋愛などの、悲しみや苦しみや悩みといった、心をとらわれてしまっていることから逃れて自由になることなのですね。

家族がいても、幸せな家庭を築いていても、バリバリのキャリアウーマンでも、ハタからは幸せそうに見えても、誰しも心折れたり、悲しみに暮れたり、本心でないにしろ死んでしまいたいと思う時、人生にはありますよね。
独身・既婚問わず、人生に迷う方におすすめしたいです。

私が本屋さんで購入したものは、赤い服を着た女性が上を向いているイラストでした。
はじめは離婚した女性が再起する話かと勝手に思い込んでいました。
どの女性も様々な背景があって、それぞれに独立していく姿が描かれているので、読後に表紙を見ると、決意した瞬間を表しているのかなと感じられます。
小さな花が控えめに咲いている方の表紙は、短編集らしいイメージで、表紙によってイメージがだいぶ変わりますね。
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No.12:
(5pt)

原田マハという作家は良い

「キネマの神様」「さいはての彼女」も良かったが、この「独立記念日」という作品も良かった。一生懸命生きて、働いても、良いことばかり起きるわけではない。でも悪いことばかりでもない。一生懸命生きていれば、お天道様が見てくれている。誰かが助けてくれる。読んで良かった。勇気が出た。
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No.11:
(5pt)

岐路における「心」の持ち方

24編からなる短編集です。
「独立記念日」と言うタイトルからして、何かな?と思いながら読み始めたのですが、本文の中に「現代社会のさまざまな呪縛から逃れて自由になる」とし、「自由になる」とは「いかに独立するか」ってことだと言う言葉が出てきます。
外から見たら決して幸せな事象ではなくても、発想の転換と言うか、心の持ち方で楽天的に前向きにとらえることが、重要だと語っている様に思えます。
失業しても、「一から始められる」と言う様に捉え、今後の成り行きを楽しみにしてしまえと言うことの様です。
確かに、「生きる」上では様々な障害に出会い、その度に悲観して悲しんでいては生きていけないかも知れません。逆に、そんな障害を笑い飛ばしてしまう、そんな発想の切り替えが必要なのかも知れません。
個人的に最も心に残ったのは、武者小路実篤の「生れけり 死ぬる迄は 生くる也」という言葉です。「生くる也」と言うところが重要で、「生かされる」のではなく自らの意志で「生きる」ことだと思います。死期が目前となるまでは、自分らしく「生きる」意味を求めて「生きる」と言うことの様に思いました。例え、年齢になっても、何かしらの目標を持って「生きる」ことが必要なのだと思いました。
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No.10:
(5pt)

癒される小説

誰が読んでも後悔させない物語。
疲れたとき、ほっこりしたいとき、頑張る気持ちを起こしたいとき、優しい気持ちになりたいとき、自分は不幸だと思ったとき、どうしようもなく押しつぶされそうなとき…

きっとあると思います。そんなときにゆっくり読んではいかがでしょうか。
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