ニッチを探して
- 横領 (72)
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銀行勤めの主人公が突然の失踪。物語はそこから始まる。失踪した日は大きな融資がある日。しかしその融資は闇がある。不正融資。その融資を止めるべくホームレスになり姿を消す主人公。ホームレスの生態やつらさもあじあわせてくれる。しかし不正融資の相手の悪者中国人に捕まり命の危険にもさらされる。楽しいサスペンス。そして何より居酒屋のいろいろなメニューが出てきて千ベロ(千円でベロベロになる)作家の真骨頂が見れた。 | ||||
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現代社会に生きる人なら、誰でも探しているだろう拠り所。 ニッチを探して、自分だけの拠り所を探すストーリー。 ニッチというテーマは、主人公を誰とするかが考え深い。 作者はホームレスを題材に扱い、そこから現代にある空間的ニッチに焦点を当てている。 ストーリーの中には、家族愛・銀行の問題等、ドラマも含まれている。 構成が完璧で読みごたえがあった。 | ||||
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ダサい、作者は軽快な感じを出してるつもりになっているんだろうが、安っぽく古臭いホームドラマのようなつまらなさ。登場人物の女子大生のセリフがおっさんくさく笑、中年後期の作者の想像力の限界を感じた。作者にとってはこれが女子大生なのだろう。 | ||||
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ストーリーは他の方も書いている通り。 銀行員藤原道長が主人公で、そこで行われている不正を許すことが出来ず、融資金不渡りを起こすように融資金を使った上で失踪。 ニッチ。。。すきまであり、個々人が落ち着く適切な場所を探してホームレス生活などを繰り広げるストーリーです。 前半はとても面白かった。 でも登場人物を掘り下げられてなかったり、文章に繰り返しが多々あったり、洗練されていない感じがあるのと、 何より突っ込みたくなるところが幾つもありました。 まず銀行の不正に対しては、内部告発で良いのでは? そして、ホームレスになってから、最初高級ホテルに宿泊して添い寝サービス嬢を呼んで散財。。。こんなことしませんがな。。。 そして路上でも可能な限りのグルメを追求。。。 これエピソードを盛り込む事で話しが膨らむというのは分かるのですが、実際追い詰められた人はこんなことしないでしょう。 ホームレス生活も、自分が調べた知識を紹介するためのストーリーといった感じ。このあたりはリアリティがないですね。 その後も夢や黄泉の世界に足を踏み入れたり、認知症の人に間違えられて居候したり、色々なエピソードが続きます。 そんなこんなで★3とさせて頂きました。 この本を読む前に大岡昇平さんの「野火」を読んでいただけに、尚更アマアマな感じがしてならなかった。 | ||||
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銀行員から離脱した主人公が自分のニッチを探し回るため、ホームレスや認知症患者などとの交流を重ねる。正義とは何か、家族愛とは何か、考えさせられる。社会のメインストリームから逸脱し、マイノリティに擬似参与できる。作者の情報収集が行き届き、具体的で読みごたえのある作品。 | ||||
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