パンとサーカス
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パンとサーカスの総合評価:
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島田ワールドはなかなか面白い。もつといろんな本を読んでみたい。おすすめだ。 | ||||
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久々に島田雅彦氏の本を読みましたが、分厚いにもかかわらず止まらないほど面白かったです。 特に第2次トランプ政権になり、ウクライナに対する政策を見ていても、やはり米国が有事で日本を守るなんて言うのは夢物語と思っている最中で、この本を読んで正解でした。 島田雅彦氏が共産党支持者だからという理由で、この本を敬遠していたら絶対にもったいないです。けっして共産主義万歳な本ではもちろんありません。 これは日本人が日本という国がどうなっているのか、どうするべきなのかを考えさせられる必読な本だと思います。 (解説にも書いてありましたが、読み始めて村上龍氏の「愛と幻想のファシズム:を思い出しました) | ||||
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戦後日本を風刺した、近未来小説。現実にあってもおかしくない内容で、楽しめました。とても面白かったです。 | ||||
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他のレヴュアーも皆認めるように、一気呵成に読了した。多数の登場人物の造形やその登場のしかた等、ほぼ違和感なく読者をしてストーリーに没入させる手腕はさすが練達の士、と言っては大作家に失礼か。 あまたある日本属国論やジャパンハンドラー関連の諸断片情報?を破綻なく壮大な構想の中に糾合できていると思える。 望蜀の言をお許し願えるなら、以下の2点に一層の探求を加えた続編に期待したい。 ①ジャパンハンドラー達の本国中枢における存在感やその位置付けと国益への関わり等の詳細描写 ②本邦主権奪還に向けたより実際的な活動のあり方、それは多分大きな矛盾をはらむが、より秘密裏かつ大規模な国民的運動?、鄧小平に見られた韜光養晦的政策の大遠謀が必須だろう。 そう考えると本邦民主主義体制下では不可能に思えるが、その総本山米国での現下の「トランプショック」は建国以来の国是たる「アメリカン・プライマシー」の放棄を云う。本邦も無傷ではいられぬとしても主権奪還に向け千載一遇の好機をもたらすかもしれない、などと愚考するのは小子だけではなかろう。 とまれ、近来稀にみる傑作サスペンス、読まない手はない。 | ||||
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「「アメリカの属国」という屈辱的なステイタスから身をふりほどき、国家主権の回復、「自由日本」の創建をめざして戦うテロリストたちの冒険譚ですから、痛快でないはずがない」という内田樹氏の解説どおりの小説です。文庫本で690ページというボリュームには圧倒されますが、一気呵成に読み終えることができました。 しかし現実に目を戻すと、依然としてアメリカの属国であることに不満や疑問を抱くことなく、いやそれを嬉々として受け入れ、思いやり予算を注ぎ込み、古い戦闘機を馬鹿買する政権を選択し続けるという大多数の国民がいます。不愉快でないはずがありません。戦後79年が経っても、このような小説で気持ちを楽にすることしかできない現状には、やりきれない思いがします。 | ||||
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