ザリガニの鳴くところ



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

8.40pt (10max) / 5件

7.67pt (10max) / 24件

Amazon平均点

4.39pt ( 5max) / 243件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
10pt
サイト内ランク []S総合:21位
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

66.50pt

60.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2020年03月
分類

長編小説

閲覧回数6,779回
お気に入りにされた回数22
読書済みに登録された回数31

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

ザリガニの鳴くところ (ハヤカワ文庫NV)

2023年12月05日 ザリガニの鳴くところ (ハヤカワ文庫NV)

ノースカロライナ州の湿地で青年の遺体が見つかる。村の人々は「湿地の少女」カイアに疑いの目を向ける。6歳で家族に見捨てられ、人々に蔑まれながらたった一人湿地で生き抜いてきたカイアは果たして犯人なのか(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.40pt

ザリガニの鳴くところの総合評価:8.77/10点レビュー 248件。Sランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全5件 1~5 1/1ページ
No.5:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ザリガニの鳴くところの感想

海外の文庫で600ページを超える長編ということもあり、話題作と知りながらも、手に取るまで躊躇していた作品でした
しかし実際に読み始めてみると、翻訳の美しさに引き込まれ、情景が詩のように鮮やかに思い浮かぶため、その長さを感じさせませんでした。
本作にはミステリーの要素はありますが、それ以上に、少女の成長や自然の描写が印象的な、文学的な作品でした。
一方、予備知識なく人気作という事で読み始め、ミステリー要素に期待して手に取ってしまった事もあり、そこは少し好みと外れた結果となってしまったのが正直な気持ちです。ただミステリーとしてわざとらしく考察すると巧みな設計が行われているとも感じた為、その感想をネタバレ側で書きます。

文学小説として非常に完成度が高く、とても素晴らし作品でした。きっと多くの読者が、主人公カイヤに心を寄せるはずです。

▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

egut
T4OQ1KM0
No.4:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ザリガニの鳴くところの感想

家族に見捨てられた辺境地に住む少女と、そこに足繁く通う男たちの話。ミステリー要素もあって面白かった。ただ作者が生物系の学者だからなのか、生態系等のうんちくの羅列がちょっと(とうかかなり)読みにくいし、これが作品の価値を下げてしまっている感も否めない。このうんちく要素が少なかったら、単純に物語として最高やったと思う。

すえさだ
ZKC29U3R
No.3:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

最高です。

すべてが素晴らしい。

わたろう
0BCEGGR4
No.2:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ザリガニの鳴くところの感想

翻訳書は苦手なので敬遠しているのだが、少々気になっていたので手にした。
思いのほか、読みやすかった。
湿地帯で家族から見捨てられた少女が、孤独と偏見に葛藤しつつも成長していく愛の物語であり、かつ、ベースにはミステリーの舞台がキチンと用意されている。また、著者は高名な動物行動学者ということで、随所に湿地帯に生息する様々な動物の生態が描かれ、湿地の保全や環境問題にもさりげなく触れている。そういう面では、一種の社会派小説でもある。

▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

マッチマッチ
L6YVSIUN
No.1:6人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

人間は孤独には生きられない

70歳になるベテラン野生動物学者の初めてのフィクションで、一年半以上、ニューヨーク・タイムズのベストセラーリストに載り続けているという大ヒット作品。ノース・カロライナ州の湿地の小屋にひとり残された少女の成長と残酷な事件の真相をリリカルに描いた、超一級のエンターテイメント作である。
1969年、ノース・カロライナ州の湿地で村人から愛されていた青年・チェイスの死体が発見され、周囲の目を避けながら湿地で一人で暮らしている変わり者の少女・カイアに疑惑の目が向けられる。捜査を進めた保安官は、次々にカイアの犯行を示唆する証拠や証言を入手した。果たして、真犯人はカイアなのか? という、フーダニットのミステリーが本筋。それと並行して、学校に通うことも無く、徹底的に村人たちとの接触を避けるカイアは、なぜ一人残され、どのように成長してきたのかという、少女の成長物語が重ねられている。さらに、鳥や獣、小動物、昆虫、植物など湿地を彩る色彩豊かな生き物たちを生き生きと描いた自然愛好小説の側面も見逃せない。つまり、犯人探しミステリー、少女の成長物語、自然愛好小説の3つのジャンルが、生きることと愛することの関係性の奥深さという1つのテーマで見事に結集された作品である。
読むほどに心にしみ込む詩情豊かなミステリーとして、ミステリーファンの枠を超えて広くオススメしたい。

iisan
927253Y1
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.243:
(5pt)

なかなかでした

良い作品でした
もう一度時間が有れば、読んでも良いかなあ〜。
ザリガニの鳴くところ (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:ザリガニの鳴くところ (ハヤカワ文庫NV)より
4150415196
No.242:
(4pt)

美しくせつない物語

情景描写が美しく、せつない物語だった。
カイアは、塀の中で暮らすつもりはないと訴えるものの、容疑を否認する描写が無いことに違和感を感じた。
ザリガニの鳴くところ (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:ザリガニの鳴くところ (ハヤカワ文庫NV)より
4150415196
No.241:
(5pt)

手元においておきたい1冊

映画も興味があったが、やはり小説を先に読んでおいてよかった。
ザリガニの鳴くところ (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:ザリガニの鳴くところ (ハヤカワ文庫NV)より
4150415196
No.240:
(5pt)

内容も訳も素晴らしい

500ページありましたが字も多少大きめで読み辛いということなく最後のページまで面白かったです。他の方もおっしゃっていますが、和訳が素晴らしい。
ミステリー要素、恋愛、自然の偉大さ、家族愛、さまざまな要素が重なってどのカテゴリーの小説かはっきりしないというようなことがあとがきにもありますが、壮大なテーマで時を忘れて読みました。
読んでいる間自分もカイアになったような心持ちで鳥や虫や草木に想いを馳せて、海岸に双眼鏡を抱えて息子と鳥を観察しに行きました。(鳥は2羽しかいませんでしたが、気分はカイアかテイトになったつもり)
カイアが6歳から1人で生き抜いたと思うと言葉が出ません。しばらく深い余韻に浸ろうと思います。
ザリガニの鳴くところAmazon書評・レビュー:ザリガニの鳴くところより
4152099194
No.239:
(2pt)

感動は人それぞれ

沼地、そこで一人必死に生き抜くヒロインと周囲の人々との関係。
「あとがき」にもあったように『リンバロストの乙女』を思い出させる内容でした。
ただ読者の対象は違い、リンバロストは少女向けの小説でした。
本編は色々詰め込み過ぎているのか、印象はまだら模様。
心を揺さぶられるまでには至りませんでした。
ザリガニの鳴くところ (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:ザリガニの鳴くところ (ハヤカワ文庫NV)より
4150415196



その他、Amazon書評・レビューが 243件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク