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ザリガニの鳴くところ



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【この小説が収録されている参考書籍】
ザリガニの鳴くところ
ザリガニの鳴くところ (ハヤカワ文庫NV)

ザリガニの鳴くところの評価: 8.40/10点 レビュー 5件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.40pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ザリガニの鳴くところの感想

海外の文庫で600ページを超える長編ということもあり、話題作と知りながらも、手に取るまで躊躇していた作品でした
しかし実際に読み始めてみると、翻訳の美しさに引き込まれ、情景が詩のように鮮やかに思い浮かぶため、その長さを感じさせませんでした。
本作にはミステリーの要素はありますが、それ以上に、少女の成長や自然の描写が印象的な、文学的な作品でした。
一方、予備知識なく人気作という事で読み始め、ミステリー要素に期待して手に取ってしまった事もあり、そこは少し好みと外れた結果となってしまったのが正直な気持ちです。ただミステリーとしてわざとらしく考察すると巧みな設計が行われているとも感じた為、その感想をネタバレ側で書きます。

文学小説として非常に完成度が高く、とても素晴らし作品でした。きっと多くの読者が、主人公カイヤに心を寄せるはずです。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ザリガニの鳴くところの感想

家族に見捨てられた辺境地に住む少女と、そこに足繁く通う男たちの話。ミステリー要素もあって面白かった。ただ作者が生物系の学者だからなのか、生態系等のうんちくの羅列がちょっと(とうかかなり)読みにくいし、これが作品の価値を下げてしまっている感も否めない。このうんちく要素が少なかったら、単純に物語として最高やったと思う。

すえさだ
ZKC29U3R
No.1:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ザリガニの鳴くところの感想

翻訳書は苦手なので敬遠しているのだが、少々気になっていたので手にした。
思いのほか、読みやすかった。
湿地帯で家族から見捨てられた少女が、孤独と偏見に葛藤しつつも成長していく愛の物語であり、かつ、ベースにはミステリーの舞台がキチンと用意されている。また、著者は高名な動物行動学者ということで、随所に湿地帯に生息する様々な動物の生態が描かれ、湿地の保全や環境問題にもさりげなく触れている。そういう面では、一種の社会派小説でもある。

▼以下、ネタバレ感想

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マッチマッチ
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