春の夢
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40年ほど前に友人に紹介され、出会うことの出来た一冊。 息子に読ませておきたいと思い、この新装版を購入。改めて読ませていただいたが、柱に打たれた一匹の蜥蜴の姿を巧みな比喩に用いて、人間の心の奥底に切り込み、読者に自分の心に潜んだ恥部から未知の崇高な可能性の存在にまで向き合わせる、秀逸な作品だと更に強く感じた。 新装版の発刊に際し、筆者は加筆修正を検討しながらも、この力量でしかなかった34歳から37歳までのありのままの自身の作品を読んでいただくのが正しいと思った、と後書きされている。 私はこの頃の筆者の年第を過ぎて約20年近く経つが、これほどまでに人の心を冷徹に見極め、表現する能力は身につかなかった。当然なのだろうが、やはり素晴らしい作家であり、素晴らしい作品だと思う。 人は本を選んで読むが、本もまた読む人を選ぶものだろうと思う。この本に感銘を受ける資格のある人達には是非、手にして欲しい、届いて欲しいと思う一冊。 | ||||
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大学の時、友人に勧められて。 今、大学生の娘に買いました。 青春、純文学の傑作と思います。 | ||||
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読みたかった本で手に入り喜んでいます。 綺麗な状態でよかったです。 ありがとうございました | ||||
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とにかく素晴らしい作品で大好きです。この時代だからこそ、貧乏学生の主人公が恋人を金持ちの青年実業家に取られそうになって、どうしたか読んでほしい。勇気が出ます! | ||||
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宮本輝の小説のテーマは、再び生きるという意味での「再生」だ、と言う解説を読んだことがあります。 33年も前に読んだこの本が、そういう本だったかどうかは思い出せませんが、その当時では最も心に残っていた本です。 部屋の柱に釘打ちされたままのトカゲが消えた。主人公が抱える悪夢のような現実も、その蜥蜴と一緒にいつの間にか消えていた、そんなストーリーを思い描いて文字にしている小説、だったかどうか…。 でも最後は狭いアパートの部屋に爽やかな風がやさしく吹き込んで来ていたようなイメージが残っています。 今また読んでみようと思っています。 | ||||
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