錦繍



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    初公開日(参考)1982年03月
    分類

    長編小説

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    錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)

    1985年05月28日 錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)

    「前略 蔵王のダリア園から、ドッコ沼へ登るゴンドラ・リフトの中で、まさかあなたと再会するなんて、本当に想像すら出来ないことでした」運命的な事件ゆえ愛し合いながらも離婚した二人が、紅葉に染まる蔵王で十年の歳月を隔て再会した。そして、女は男に宛てて一通の手紙を書き綴る―。往復書簡が、それぞれの孤独を生きてきた男女の過去を埋め織りなす、愛と再生のロマン。(「BOOK」データベースより)




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    錦繍の総合評価:8.76/10点レビュー 191件。Bランク


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    No.191:
    (4pt)

    微妙な読後感だが

    いつまで続くのかと思いながら読み進めていって、唐突に終わってしまった。
    でも、心になんとも言えない爪痕が残る感じで、それがこの作品の魅力なのだろう。
    錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)より
    4101307024
    No.190:
    (5pt)

    大人のラブストーリー

    とてつもなく切なく大人なラブストーリーでとっても楽しめました。綺麗な文章で頭に描きやすいです。作家の蝶々さんのおすすめで購入いたしました。素敵な作品をありがとうございました。
    錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)より
    4101307024
    No.189:
    (4pt)

    男の宿命と性が女を不幸にしたが、でも

    不幸な宿命をもつ昭和男の悲恋小説、運命はもしかしたらあの時から決まっていたのかもしれない。互いの運命は関係をもつ相手によって全く違うものとなり、でもそれを受け入れて生きて行かなくてならない。そんな思いをさせられた小説、設定年齢が若いが今ならプラス10才かな?
    錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)より
    4101307024
    No.188:
    (4pt)

    人生の物語

    「恋愛小説の金字塔」と紹介されることが多いあるが…恋愛の物語(ラブストーリー)というよりかは、人生の物語。テーマは〝死生観(生と死)〟でしょう。

    また日本語の書簡小説の名作に挙げられることもあるが、あくまで"小説的"書簡体に過ぎないことには注意すべきかと。2人とも、(経歴から考えられる語彙を超えたあまりにも美しい日本語と完璧な情景描写でつづられるので)書簡としてのリアリティはない。
    この点に芸術至上主義的な〝純文学〟を認めることもできるだろうが…リアリズムや自然主義の観点から見たら、あくまで〝大衆小説〟であって〝純文学ではない〟という評価を下すことも可能だろう。

    しかしタイトルの美しさと相まって、多分に文学的でありながらも、往復書簡の形式を取りながら、毎回衝撃的な事実が出てきて…正にクリフハンガー。
    エンターテイメント小説としても通用するほどストーリーテリングが巧み(しかも表紙が綺麗で長編小説にしては薄め)で…そりゃあ未だに売れ続けるわけだわと。

    とにかく、そんなに長くもない小説なのに、読了後の満足感というか…幾人もの人間の人生を覗き見させていただいたような感覚が凄い。
    テーマとなっている、臨死体験やモーツァルトを絡めた死生観の描写も面白い。

    しかし、最大の問題は…現代の若い、特に女性が読んだ際にあまりにも厳しい展開や人物造形が多すぎることか。

    障がいに関する描写はまぁ時代といえるかもしれないが…女性の描き方があまりにも男性的というか、都合がいいというか…男視点のロマンティシズムというか…まぁ、宮本輝あるあるか…
    そこだけが(時代を超えて読み継がれているだけに)惜しいなと
    錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)より
    4101307024
    No.187:
    (2pt)

    文章は美しい

    文章が綺麗で読み進めたくなるのだけれど…
    魔性の美女、貞淑な妻、器量良しではないけと健気な女性…などなど、魅力的な女性をいろいろ出して、男性が心惹かれて浮気や不倫をするのは仕方ない、っていうベースが宮本輝のテンプレのような気がしてきた。
    障害児を持つ親の心情描写も、現代なら炎上しそうな書き方で、時代の違いか…とひと呼吸おきたくなる。

    文章が綺麗なので、蔵王や京都や舞鶴を舞台に、亡き美女の面影は鮮やかで魅惑的だし、生死の間際の描写も美しくはあるのだけれども…手放しで絶賛はできませんでした。
    錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)より
    4101307024



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