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初公開日(参考)2015年05月
分類

長編小説

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流

2015年05月13日 流

1975年、偉大なる総統の死の直後、愛すべき祖父は何者かに殺された。17歳。無軌道に生きるわたしには、まだその意味はわからなかった。大陸から台湾、そして日本へ。歴史に刻まれた、一家の流浪と決断の軌跡。台湾生まれ、日本育ち。超弩級の才能が、はじめて己の血を解き放つ!友情と初恋。流浪と決断。圧倒的物語。(「BOOK」データベースより)




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の総合評価:7.52/10点レビュー 165件。Bランク


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全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(6pt)

流の感想

大枠のストーリーとしては良かったと感じましたが、やはり馴染みのない人物名と歴史への疎さにより、流し読みしてしまいました…。
深みを味わうために、2度読みしようと思います。

kmak
0RVCT7SX
No.6:
(8pt)

流の感想

祖父を殺された青年の犯人探しの物語ですが、謎解きというより主人公の成長の物語と言ってよさそうです。
そういうと、青春モノ、人情モノなのかっていう話になりますが、寧ろ歴史モノやドキュメンタリーと言った方がしっくり来るような気がします。
ミステリ要素もありますしね。
でも、ごった煮って感じではないです。
時代の激「流」に翻弄されながら、転がる石のように「流」されていく主人公の人生。
ビシっと一本筋の通ったしまりのある作品だと思います

舞台は70年代の台湾で、我々には余り馴染みのない設定になりますが、当時の台湾の文化や情勢が庶民目線で語られています。
国民性ってこうやって作られていくんだな、なんて感じながら読んでいました。
台湾産まれの作者だからこそ描けた作品のように思いますね。
まぁおかげで登場人物の名前を覚えるのに一苦労しますけどね。

読後感もいい作品なんですが、この状況が長く続かない事を知っている読み手には、また独特の読後感を生んでますよね。

梁山泊
MTNH2G0O
No.5:
(8pt)

近年まれにみる快作

久しぶりに、読んでよかったなと思える作品に出会えました。そもそも直木賞作品とは相性がいいようです。

殺人事件の謎解きよりも、主人公のたどってきた青春時代を事件(殺人事件ではなく主人公が経験する事象)とともに綴った回想物語が小説の根幹をなしています。
本サイトや他のサイトを見れば、その回想物語に支離滅裂感があるとか、ミステリー的にどうとか、いろんな意見がありますが、個人的にはそれらを許せる何かを見つけられたので評価的には申し分なしとしたいところです。分析すれば、青春小説要素が合っていたのだと思います。
ミステリーとしては否定的な意見が多いようですが、小説の性質上、このぐらいの謎と、このぐらいの解決がむしろ良かったという気がします。

imikuto
OHVME207
No.4:
(8pt)

戦後台湾が舞台の「坊ちゃん」

2015年の直木賞作品。しっかりした構成と巧みな文章力が印象的な骨太の青春小説であり、傑作エンターテイメントである。
国共内戦で国民党兵士として戦い、台湾に逃れてきた祖父を持つ主人公・秋生は、17歳の高校生のとき、自分を寵愛してくれた祖父が殺されているのを発見する。秋生は、誰が祖父を殺したのか、何故殺されたのかを知りたいと思うのだが、自分が成長して行くことに精一杯で、その疑問は心の中でずっと引きずったままだった。やがて青年となり、結婚を決意し始めた時、秋生は疑問の答えを求めて祖父の故郷である中国・青島を訪れた。そこで発見した真実の物語とは・・・。
祖父の殺害から始まって、犯人が判明して終わるという構成だが、ストーリーの比重は犯人探しミステリーより、17歳の高校生の成長物語に置かれている。頭はいいのだが無鉄砲で一本気な若者が、個性的な周囲の人々と触れ合う中で、様々な愛と人生を学んで行くという、絵に描いたような青春小説である。ただし、その中味が凡百の青春小説とは大違いで、実に読み応えがあり、味わい深い。
読後感も爽やかで、ミステリーファンに限らず、多くのエンターテイメント小説ファンにオススメしたい。

iisan
927253Y1
No.3:
(7pt)

流の感想

第153回直木賞受賞作品。「このミス大賞」出身者からは(多分)初受賞。台湾・中国・日本を舞台とした社会派青春ミステリ。殺人事件と主人公自身の半生、家族のルーツと現代中国史、テーマが一つに収束するラストがよかったです。

水生
89I2I7TQ
No.2:
(8pt)

読まず嫌いせず読んで良かった

大変お恥ずかしいのですが
この本が直木賞だとか、話題の本だとか、全く知らなかったです
妹に何気なく借りるがまま読みました
もし妹から借りることが無かったら、
ちょっと大げさですが、私が一生読まないで終わったかもしれないジャンル(笑)

登場人物の名前を覚えるのが大変なことを除いて(苦笑)、とても面白くスラスラ読めました
主人公の幼少時代、青春時代、恋愛のこと、成長過程での様々な試練、そして祖父のこと等々、
どんどん感情移入して読んでました

なかなか読み応えありましたよ

AYA
U7WWQHA8
No.1:
(8pt)

流の感想

第153回直木賞受賞作。台湾を舞台にした青春、恋愛小説です。序盤で殺人事件が起きますが、ミステリーとは分類出来ないくらいそこに力点が置かれていない印象。それよりも、主人公のやんちゃぶりと純情ぶりに、そして祖父を思う気持ちに引きずられて一気読みでした。ただし、名前の漢字が読めないですねぇ。形で覚えるしか無かったです。重くて熱くてそして深い、良い作品でした。

なおひろ
R1UV05YV
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