路傍
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思い立って、とある賞の受賞作家の作品を読み続けていました。 で、出会ったのが本作。これ、一体何なんでしょうか? 文体や描写はやたら軽いのに、描かれている内容はやたらと重い。 でも、内容の重さにもかかわらず、すんなり読めてしまう。不思議な読後感でした。 | ||||
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本書、読み始めは何気なく読み進めていく感じなのですが、連作を読み進めていくうちにいつしかハマっている自分に気づきます。 本書に随所、しゃれた名言が出てきます。ちょっと抜き出してみました。 主人公「俺」の名言。 「本当に欲しいものは、たいてい手に入らない。たいして欲しくないけど、あってもべつに差し支えないもので人生はできている」 「人生はいつだって、絶対に開かないとわかっているパラシュートにしがみついているようなものだ。無理に開くと思い込まなければ、とてもじゃないが最後まで歩きとおせやしない。目が覚めるのは地面に激突したときだけで、その瞬間、天国いきの船に乗っている」 「人生はタクシーに乗っているようなもので、ぜんぜん進まなくたって金だけはかかる。ただじっと座っているだけで、一分一秒ごとにメーターはどんどん跳ね上がっていく。30歳が近づいてきたら、カチ、カチ、カチという音がはっきり聞こえるようになる」 「わたしを漢字一文字で言うと何」と聞いてくるソープランドの女性「花」の名言 「この世の中、だれかの絶望はいつだってだれかの希望なの。でもたまにはみんなが幸せになれる瞬間だってあるんだよ」 「誠実っていうのはね、ひとりじゃなれないんだよ」 俺の連れ「喜彦」の名言。 「猿が人になったのはな、絶望したからだ」 | ||||
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タイトルは別の著者の作品の、好きな言葉ですが、この作品を読んでいるとそんな気持ちに。 ドラックだのソープだの新興宗教だの、密輸だの、なかなかダークな素材を扱いながら、ロックでどこかカラッと明るく、、チンピラでもヤクザでもない二人の、大いなる無為な生活を綴った連作短編です(巻末の馳星周さんの解説はさすがにうまい、この作品が好きだろうなあ、というのもわかる)。読んでて陰惨で陰険な感じがしないのがいいです。 著者のイッツオンリーロックンロール、ジョニーザラビットを読みましたが、私はこれが一番好きです。 | ||||
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説明通りで、配達もちゃんと予定通りに来ました。 良かったですよ。 | ||||
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久しぶりにこうういったアウトローな小説を読みましが、結構好きです。 歯切れの良い文体で、テンポよくリズミカルに話が進んで天才的な感じすらします。 すごいです。 ただ、内容は飛躍したり場面が急転したりで、一瞬分からなくなる場面も少なくありませんでした。 好みは分かれるかもしれませんが、一読の価値ありです。 | ||||
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