ミスター・グッド・ドクターをさがして
- 連作短編集 (232)
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医師の転職を斡旋する会社に勤めるいずみは三十二歳。クライアントは落ちこぼればかり。上司はやる気ゼロ。男に遊ばれ、飼い猫は入院中……。舌打ちしながら家を出る毎日に刺激はなかった。だが、ある日を境に周囲で不穏な事件が連続して起こる。露出狂の出没、臓器移植の隠蔽、医師の突然死――。彼女は自身の再生もかけ、事件の真相を追い始める。 | ||||
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社会常識から逸脱した者を書かせれば天下一品の著者ですが、この作品は逸脱の幅が狭かった気がします。 同じ本の二度買い防止策としてレビューを書いているのですが、2週間ほど前に読んだはずなのにもう粗筋が頭から消えかかっていました。 医師の転職仲介業の女性が、いろんな医者に振り回されながら謎解きもして恋愛も絡み・・というお話しであったのですがラストははてどうだったかという感じです。 記録しておかないと数年後にまた買っちゃいそうです。 | ||||
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エラリークイーン、のとか、映画の、ベビーシッターアドベンチャー、とか、のような、ちょっと違うか、街をながして歩くわけではないけれど、女の子もののアドベンチャー、というか、でも美人でないと、がなぁ、だけど、あの女優さんで、何時台(夜)の、何チャンネルで、とか、かなり楽しかった。 かなりガーンとスッキリした。 自分が美人じゃないので今一つ乗りきれないのはあるが、美人とはひとつも書いてないのであるが、かなりいい女のおねえさんであった。 | ||||
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帯に「医療ミステリーの新機軸」とあったが、残念ながらミステリー的な要素はほとんどなく、肩透かしをくわせられたような読後感が残った。 ストーリー展開も、いまひとつ。医師転職斡旋会社で働く元キャバクラ嬢が、クライアントの医師とかかわる中、様々な事件に遭遇する、というこの設定自体は面白いのだが、いかんせん主人公をはじめ登場人物たちのキャラクターが現実離れし過ぎていて、完全に物語のリアリティーを失わせてしまっている。文章に深みがないし、一人よがりとも思えるような筆致にも、なかなかついていけなかった。結局、最後の最後まで「こんな人はいないだろ」「こんなことにはならないだろ」という疑問ばかりが募る小説だった。 何を言わんとしている小説なのか、という点もはっきりとしなかった。昨今の医師の体たらく振りを嘆き、不正を暴いていく主人公ではあるが、最終的な目的は、自分の結婚相手となる医師を探すことにあった……。これには、かなりげんなりさせられてしまう。女性の生き方について、割と真面目に記述しているところがあっただけに、そのわずかな期待感が、「なんだぁ〜」という落胆に変わってしまうのだ。主人公が、容易に、かつ無節操に、男性に対して女性としての武器「セクシー」さをアピールする場面がたびたび出てくるが、これも結果的には、嫌悪感を生み、主人公への感情移入を妨げている。 いずれにせよ、医療ミステリーということで、重厚な小説かと思いきや、存外に軽いタッチの小説であった。 しかし、この著者が書く小説は、こういうものだ、とはじめから割り切って読めば、それはそれで面白いのかもしれない。 | ||||
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医者の転職支援会社に勤めるいずみと、その友人沢渡絢子。 4話収録の連作短編集となっているが、表紙からは想像できない中身になっている。 人生にウンザリしつつも(実は)前向きに生きていこうとするいずみが、色々な障害や時に危機に晒されながら道を切り開いていくミステリー仕立ての小説になっています。 著書が得意とする青春小説ではないものの、軽妙洒脱なやり取りは些かも衰えておらず、むしろ新鮮な感じさえします。電車内で読むのが危険な笑える描写もチラホラ。 読むまでは、「どんな本かな」という感じでしたが、いざ読み始めるとかなりグイグイ読めます。笑って泣けて、ちょっとした怖さのスパイスも利いています。 同氏のファンでも、そうでなくても、お勧めできる一品です。 | ||||
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