路上のX
- 虐待 (178)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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2016年から一年余り、週刊誌に連載された長編小説。ミステリーと言えるかどうか微妙だが、犯罪がらみのストーリーで多少のサスペンスがあることは確か。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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リアリティがすごいです。 また、桐野氏の描く少女に舌を巻きました。 だからこそ余計に痛くてやり切れない思いが募ります。 読む手は最後まで止まらず、夢中でページを綴りました。 そして、私たち大人に重たい課題を残し、ずっと読後感が抜けない、そんな一冊です。 | ||||
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NHK「クローズアップ現代」で桐野夏生さんを取り上げた回で紹介され、ずっと気になっていてようやく読みました。 渋谷を彷徨う、家に帰りたくない少女たちの事情が語られる前半は、ドキュメンタリーのようなリアルさで、読んでいて胸が痛くなりました。 一方で、大学生の家の場面からは小説としての面白さが加速し、3人の少女、それぞれの逞しさと危うさ、協力と反発、孤独感などの描写が巧みで、読み応えがありました。 全体としてとてもショッキングな内容ですが、思い切って読んでよかったです。今後は渋谷、新宿を深夜に彷徨う少女たちへの印象が変わりそうです。 | ||||
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読み始めると、「〇〇24時!」的なドキュメント映像を見ている気分になり、グイグイ読み進めたが、では「これは本としてはどうか?」と意識を切り換えると、とたんに薄っぺらく感じてしまいました。 モデルとなったJK達はいたのでしょうけど、なんだか底が浅い。 そして、結末も、、、、、浅い。 | ||||
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いろいろな思いが交錯して、何から書いていいか分かりません。 衝撃的でした。これを読むのは、覚悟が要ります。 特に、東大生を監禁する下りは、猟奇的な雰囲気が漂い、気分が悪くなり、読むのをやめようと思ったくらいです。 よく取材され、よくここまで書かれたと思います。 さすがは桐野先生。 いわゆる親ガチャ。 子供は親を選べません。 そういう運命だったと、片付けてしまうには、人生はあまりに長く、あまりに過酷です。 この子達の為に、行政は、世間は、自分は、何ができて、何をするべきでしょうか。 大人はもちろん、真由や、リオナと同世代の方々にも、是非読んで欲しいです。 | ||||
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桐野夏生先生の作品は久しぶりに読みましたが、本作の路上のXは居場所を失った少女達の話をリアルに描かれていて非常に引き込まれました。今の日本の歪さを表しており、社会のあり方、福祉のあり方、誰もが居場所が必要であり、そんな社会が必要だと感じました。一寸先は闇でいつ真由やリオナ達のような状況に陥るか分からない世の中で、やり直しできる環境がないと、益々不幸な人が増えてしまうように思います。誰もが生き生き,生きている、そんな世の中になってほしいです。 | ||||
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