とめどなく囁く
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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2017年から18年にかけて新聞連載された長編小説。ミステリーよりも男女の心理的葛藤を描いたエンターテイメント作品である。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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作品の中でみんなお酒を美味しそうに飲む(例外あり)。私も久しぶりに冷やした白ワインを飲んだが冷やしたりなかったと後悔した。 桐野さんは人の描写が冷酷だったり残酷だったりする。でも力量があるから嫌な後味はのこらない。 結末は私には意外だったが、気持ち良い余韻が残った。 | ||||
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まるで主人公にのり移ったように引き込まれた。 つまらない小説は飛ばし読みしてしまうのだが、一字一句飛ばさずに読み尽くした。 おかげで読後は面白い映画に没頭した後みたいにトリップして、すっかり主人公になりきり擬似体験。おもしろかった。 ただ、推理小説的な観点でいうとラストが今ひとつ。 そこに行き着くまでの伏線があまり感じられなかったので⭐︎4で。 | ||||
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主人公が好きになれなくて、わかりやすく悪女とか嫌な女という訳ではないのに、 読めば読むほど、自分勝手で特に友人や元夫の友人への態度にイライラする 話もなんだか桐野夏生さんにしては間延びしてるなと思いながら読んでいて ラストにびっくりしました ある意味そこで、主人公に対するイライラが解消されるというか、納得させられた やはり桐野夏生は裏切らない! 出てくる女性全員、どこかしら鼻につく嫌な部分があって、こういう描写も実にうまい | ||||
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きれいに早く届きました | ||||
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8年前に海で遭難し亡くなった夫を持つ主人公は、前に進もうとかなり歳の離れた資産家と再婚する。周囲には財産目当てと見なされ孤独を感じながらも今の生活に流されて行く。 そんな折、夫は生きているのではないかという出来事が次々と起こる。 登場人物に女性が多い。彼女達の人物像はそれぞれとてもよく描かれていてさすが桐野作品だと感心する。その描写を読んでいるだけで面白いし、同じ女として共感したり彼女たちの立場から主人公を眺めたりすることで複雑な感情の奥深くまで入り込める。 同じ立場に立ったら自分ならどうするだろう、と終始考えながら読み終わった。 ミステリーよりむしろそうした女の内面がよくわかるだけにそちらの面白さが際立った。 | ||||
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