Blue



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Blue
Blue (光文社文庫)
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初公開日(参考)2019年04月
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長編小説

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Blue (光文社文庫)

2022年02月15日 Blue (光文社文庫)

平成15年に発生した一家殺人事件。最有力容疑者である次女は薬物の過剰摂取のため浴室で死亡。事件は迷宮入りした。時は流れ、平成31年4月、桜ヶ丘署の奥貫綾乃は「多摩ニュータウン男女二人殺害事件」の捜査に加わることに。二つの事件にはつながりが……!? 平成という時代を描きながら、さまざまな社会問題にも斬り込んだ、社会派ミステリーの傑作!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.33pt

Blueの総合評価:8.17/10点レビュー 52件。Aランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

Blueの感想

平成の時代をベースにして展開されるストーリー。懐かしさを感じる部分あり。
内容は犯人を追うという典型的なストーリーながらも点と点が線で繋がっていくプロセスが楽しめました。
終盤、ベタな回収もありますが、総じて良い作品だと思います。

kmak
0RVCT7SX
No.2:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

Blueの感想

ショッキングな社会問題が提起されています。多くの方にお読みいただけたらと思うほどに。
作品に登場する子育てに責任を持てない大人は、実際も沢山います。自分の欲望を満たすことだけで刹那的に生きる人が増え続ければ、このような社会問題も増殖の一途を辿るでしょう。生活様式も考え方も、心身にたたき込まれた習慣を変えることは困難で、ほとんどの場合、その子たちに連鎖します。人生の在りかたが生育環境に大きく左右させると実証され、教育が重要と言われても、すでにどこから手をつけたらいいのかわからない段階に来ているのかもしれません。
切なさと無力感が読後に残りましたが、クライムミステリー好きでしたら、小説としても楽しめる作品たと思います。

はつえ
L7BVQMDY
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

平成の時代に日本が壊したものたち

平成の30年間に起きた日本の社会現象、事件をヒントに、日本社会が失ってきたもの、抱えてしまった問題を鋭く追及する社会派ミステリー。まさに時代を象徴する力強い作品である。
平成という時代が始まった日に生まれ、終わった日に死んだ一人の男。彼は無戸籍で、青と名付けれたことから通称・ブルーと呼ばれていた。ブルーは14歳にして殺人事件に関係し、その後は行方をくらませていた。ブルーが関係したのは、一家4人が惨殺され、しかも殺害犯と目された一家の次女は現場で死亡しているのが見つかった事件で、共犯者としてブルーの存在が浮かび上がったものの警察上層部を巡る政治的な判断から「被疑者死亡(次女の単独犯行)」として決着させられたものだった。それから15年後、平成最後の年の4月、多摩ニュータウンの団地の空き部屋で身元不明の男女2人が殺害されているのが発見された。被害者の身元調査からスタートした警察がわずかな手がかりを追って行くと、15年前の事件との関連が見つかった。
二つの事件の背景に流れるのは、平成の日本を彩った様々な風俗や社会現象で、それだけでも記憶の深部が強烈に刺激される。さらに、この時代の変化がもたらした社会病理とも言うべき社会的弱者への攻撃、格差の拡大などのビビッドな問題がリアルに描かれており、物語の本筋とは関係なくサスペンスフルである。
「ロスト・ケア」、「絶叫」など社会病理を鋭く、しかも面白く描いてきた著者らしい傑作で、ミステリーファンに限らず、幅広く社会派エンターテイメントのファンにオススメしたい。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.49:
(1pt)

この人の本はもう読まない

胸の悪くなるような人間が出てくるのはいい。
それを特に脈絡なくA政権支持って設定にするのは醜悪でしかない。自分も特に支持者ではないが、このやり方には悍ましさを覚えた。卑劣さで言えば作中の強姦魔と同レベル。
Blue (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:Blue (光文社文庫)より
4334793037
No.48:
(4pt)

こんな負の連鎖を止める術はないのだろうか....?

この著者の他の作品同様、読みやすい文章、且つストーリー展開がテンポ良く
最後までグイグイ惹きつけられて読んだ。
人物描写もきめ細かく丁寧なので自然と映像が目に浮かびリアリティがある。

この作品には何人もの「毒親」が登場する。彼らに対し内心「こんな奴ら
いなくなればいいのに」と思っているとその通りになる。
それを痛快だと思ってしまうことに空恐ろしさを感じる。

「毒親」もまた虐待の連鎖に組み込まれてしまった被害者であることは
実際のニュースや様々な小説、映画やドラマなどでも描かれているし、
同情すべきなのかもしれないが、結局は何の解決策も見出せない。
彼らもかわいそうな被害者として肯定してやるような描写が
女性刑事同士の会話で展開されるが、いい大人が責任回避しているように
しか思えず感動どころか逆に白けた。

結局は政治や行政の問題に帰着するのかもしれない。
だがこの作品にも再三出てくるキーワード「斥力と引力」を前にすると
暗澹たる気持ちになる。

この作品でもエピローグで語られるわずかな光みたいなものがあるにはあるが
空々しく、無理がある。このパートは不要だったなと思った。
Blue (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:Blue (光文社文庫)より
4334793037
No.47:
(5pt)

打ち上げ花火、下から見るか横から見るか

ブルーに共感できる人が少ないのはいいことでしょう。私は不幸にも共感できます。まあ我が家は一応出生届は出してくれてたようなので、私も自力で高校以上に進学できましたが。理不尽にブルーのような境遇に生まれてしまうと、いろんな連鎖で悲劇は起きるし、それが当たり前だと思います。涙無くしては読めない本の代表です。
Blue (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:Blue (光文社文庫)より
4334793037
No.46:
(5pt)

Blue

読後に良い意味でも悪い意味でも「Blue」になりました。
面白かったです。
Blue (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:Blue (光文社文庫)より
4334793037
No.45:
(5pt)

久しぶりに素晴らしい作品に出会いました

Kindle Unlimitedでオススメされてキープしていたがずっと読まずにいたw
もっと早く読めば良かった、一気に読み終えたw
作品と共に平成を振り返り、取り上げられた様々な社会問題は恐らくずっと昔から存在してたんだなぁっと改めて思いました。
作者さんの他の作品も全部読んでみたいと思います。(Kindle Unlimitedで読めたらなw)
Blue (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:Blue (光文社文庫)より
4334793037



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