W県警の悲劇
- の悲劇 (67)
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面白いんですけど、3話目くらいからかな?? この本は普通の本じゃないというのがはっきりしてしまうので、前振りが白々しくなってしまって、ちょっと没入感が低下する感じが。 ただ、本としては面白いと思います。個人的に高く評価したいのは、女主人公の本にありがちな、「延々と愚痴」というパートがほとんどなかったことかな。 ミステリー的に意味が無いから書かなかったのかもしれませんが、あれがなかっただけでも凄く読みやすかった。 | ||||
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この小説は、女性を重視しているのかどうか? 一見、通常の女性蔑視は見られない。セクハラ警部を辞職に追い込むあたりは、なるほどと感心してしまう。 しかし、何かおかしい。 父親の真の姿を知って娘の行う行為は、理解できる。しかし、婚約者の裏切りに対する彼女の行為は、正常性の閾値の低下した犯罪者の予感を感じる。 最後の結末は、これも女性への敵意ではないかと感じる。優秀な監察官がこのようなことをするだろうか? また、その制裁を行う女性に共感を持てるだろうか? どちらも異様としか言いようがない。 ただ、探し物の得意な「彼女」への愛情あふれる記述には、少し驚かされた。警察小説でこのような無垢な恋愛に出会うとは、初めての経験だった。 内容は面白く、読みやすいが、決して女性を重視しているわけではなく、むしろ異常性を描いている点に注意したい。やはり何か女性嫌悪があるような気がした。 | ||||
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W県警を舞台にした短編連続小説で、大胆などんでん返しと「そうきたか!」と唸らせる人物関係に翻弄されるように 魅せられつつ読み進んだ先に待つビターな終幕に、いい意味でヤラれました! | ||||
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本書は警察という閉鎖的な組織の中で、真実を追求することの困難さがリアルに描かれており、読者は主人公と共に緊張感を共有する。 著者は、登場人物の心理描写に優れている。 主人公だけでなく、脇役たちの心の動きや背景も丁寧に描かれており、彼らの行動に対する理解が深まる。 特に印象的なのは、物語が単なる事件の解決にとどまらず、社会問題や組織の在り方についても深く掘り下げている点。 読後には、警察組織のあり方や、個々の正義感について考えさせられる。 本書は、ミステリーとしての面白さと社会派小説としての深みを兼ね備えた作品。 警察小説ファンのみならず、社会問題に関心のある読者にもおすすめできる一冊。 | ||||
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以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 全六編の連作短編集で,一つ目の真相や黒さに,その後への期待が膨らんだのですが, 二,三つ目と同じ『仕掛け』が続き,しかも狙いが見え見えで,一気に気分は萎え萎え. 以降も,『どんでん返し』ありきの構成,演出が目立ち,事件や物語が薄く感じられます. また,最後の編にしても,ここまで来て…と,その物語自体は悪くなかったものの, そこへと導く流れや人物に都合の良さが覗き,それまでを束ねる見せ場になるはずが, 「またか」の思いが先に来てしまい,収まりの悪い幕引きとなっているように映ります. 短編ながら,どの編も起伏がしっかりとあり,読みやすいのは良かったと思いますが, 似たような事件や,早々と漂うマンネリ感など,連作としては物足りなさが残りました. | ||||
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