ボダ子



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

4.00pt (10max) / 2件

Amazon平均点

3.90pt ( 5max) / 40件

楽天平均点

3.07pt ( 5max) / 17件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []D
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2019年04月
分類

長編小説

閲覧回数2,217回
お気に入りにされた回数2
読書済みに登録された回数5

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

ボダ子 (新潮文庫)

2022年01月28日 ボダ子 (新潮文庫)

娘はボダ子と呼ばれた。ボーダーだからボダ子。 ボーダーとは境界性人格障害と呼ばれる深刻な精神障害で、それは成長とともに軽快する障害だが、その一方で、成人までの自殺率が十パーセントを超えるという。またリストカットをはじめとする自傷行為も繰り返す――。 消費者金融会社で辣腕をふるい、35歳で起業して、一時は年商十億円を超える会社の社長となった大西浩平。浩平には、3人めの妻との間に、一人娘がいた。だが、浩平の家庭を顧みない生活と母親からの虐待により、一人娘はボーダー(境界性人格障害)を発症、自傷行為を繰り返す。娘から目が離せない生活が始まり、やがて事業は破綻する。 東日本大震災の復興事業に起死回生の道を探る浩平は、娘と元妻とともに被災地へ向かう。被災地でのボランティア活動を通し、娘には笑顔が戻ってきた。そして浩平も、大きな金儲けの糸口を掴むが――。 著者の実体験に基づく衝撃の作品。山本周五郎賞候補作となり、「候補作の中では最も文学的魅力を感じた」「圧倒的筆力」とも選評された。また、文庫化に伴い作者の後日談を含む「文庫版あとがき」を収録。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

ボダ子の総合評価:7.80/10点レビュー 40件。Dランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.40:
(3pt)

自叙伝的転落の軌跡

家庭を顧みず、仕事に専心し成功を手にした主人公。妻や子供との破綻した生活も何のその、我が世の春を謳歌していたものの、やがてすべての歯車が狂い始める…。

読者は、破天荒を通り越して人でなしに近い男の転落人生を見つめることとなる。ボダ子は、境界性人格障害=ボーダーを表しており、主人公が唯一心を砕く娘のことだ。

(一応)本妻がいながらも、起死回生をかけて震災復興事業に取り組むために、東北の地に降り立った主人公と娘、そして娘の母親(つまり元嫁)。作業員からのいじめを受けながら現場仕事をこなし、秘めたる一発逆転の大仕事!…のはずが…。

転居により調子が上向いた娘の様子が、主人公の運気と共に下り坂。危険な女に手を出して、さらなるピンチを招き、泥沼状態に陥っていく。主人公は、なかなかに下衆な男ではあるが、自業自得とは言えツキのなさには同情してしまう。まさに転落の軌跡。

本作品は、どうやら作者がデビューする前の実体験に基づいているようだ。やらかしが赤裸々に語られているだけに、厭な気分が拭いきれない。娘視点の作品があるようだが(『女童』)、当分手が出そうにないな。
ボダ子 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ボダ子 (新潮文庫)より
4101035814
No.39:
(1pt)

嫌悪感

苦手なタイプの本でした。
女性には生々し過ぎる描写が多く、タイトルの『ボダ子』、境界性人格障害の娘についての深い考察や救済や治療、触れ合いの少ない荒涼とした親子の姿にこころが荒んだままの読了となりました。
実話に近いとありました。
被災地で色ごとにのめりこみ、問題を抱えて足掻く娘に無関心な父親に嫌悪感をおぼえ、胸が荒みました。
ボダ子 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ボダ子 (新潮文庫)より
4101035814
No.38:
(5pt)

引き込まれました。

ラジオで対談していたのを聞いて興味を持ち読みました。
内容から察するにかなり実話に近いみたいです。

あとがきにも100%実話ですと書いてますが、そのすぐ後に方便ですみたいなことも書いてますよね。

泰子の件、さすがにあれはフィクションですよね?
じゃないとあまりに泰子さんが可愛いそ過ぎます。
ボダ子 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ボダ子 (新潮文庫)より
4101035814
No.37:
(5pt)

実話

作者の実話であり、感慨深い作品
ボダ子 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ボダ子 (新潮文庫)より
4101035814
No.36:
(3pt)
※削除申請(2件)

ボダ子はボーダーラインか?

ボダ子は、作中でたびたび言及があるように、小さい頃から、過剰なほどのお世話好きである。そしてその献身が他者に認めらるかどうかがボダ子の情緒を大きく左右する。
 ボランティア仲間との狂態も、他者に喜んでもらうこと、そうして認められることを求めての奉仕(それは多分に依存でもあるし、見捨てられる不安から来るものでもあるのだろうが)の一環なのかもしれない(そしてそれは彼らにとってはボダ子につけいる隙、ボダ子にとっては最大の弱み、なのだろう)。これらはクレッチマーの循環気質に当たる特徴であると考えられ、それはとりもなおさず、双極性障害に特徴的な病前性格でもある。そう考えると、小学校高学年でそのお世話好きが周囲に認められず、自己評価が下がったことから強い抑うつ状態に陥ったことも理解できる。援交していた時期は軽躁状態であったのかもしれない。ボランティアでの興奮も、軽躁状態でのそれかもしれない。もしそうなら、最初に入院した病院でのパキシルの処方は、的外れであったかもしれない。むしろスタビライザーが第一選択肢として用いられるべきだったのではないだろうか。そう考えると、退院した夜の万引きや自傷も、パキシルによる躁転と考えられなくもない。
 ボダ子は活動の中で誰よりも多くのお年寄りから「お茶っこ」に誘われ、高い共感能力を発揮している(もちろん別の意味でのお誘いも次第に増えていったのであろうが、初期では実際に生き残った高齢者の話を聞き、心を振るわせているようだ)。また双極性障害の場合も躁状態の時には、見境のない性行為に走りやすい。
 また作中では、「その疾病(ボーダーラインパーソナリティ)を患った人間の多くが、その後、介護やカウンセラーへの道を選ぶ」と述べられているが、それも高い共感性に裏打ちされたお世話好きならさもありなんである。そしてこのことは、うがった見方をすれば、元々社交性が高くお世話好きで共感能力の高い、多くの双極性障害者が、ボーダーラインパーソナリティと誤診されていることを暗示してはいないだろうか?
 双極性障害者がどうしても、他者との関係性の中で生きることにあくせくとし、他者からの評価に一喜一憂し、依存的になりやすいことは否めないのだろう。そしてそのことが彼らを「ボーダーラインパーソナリティ」と誤診されることが少なくないのかもしれない。
 しかし、双極性障害というフィルターをかけてみることで、またその特性を生かし伸ばす方向での支援が得られることで、社会的に適応していける、ボーダーラインパーソナリティと見なされている患者は少なくないのではないだろうか。
ボダ子 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ボダ子 (新潮文庫)より
4101035814



その他、Amazon書評・レビューが 40件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク