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ボダ子



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書籍一覧

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■ボダ子

ボダ子
【Amazon】
発行日:2019年04月19日
出版社:新潮社
ページ数:336P
【あらすじ】
バブルのあぶく銭を掴み、順風満帆に過ごしてきたはずだった。大西浩平の人生の歯車が狂い始めたのは、娘が中学校に入学して間もなくのこと。愛する我が子は境界性人格障害と診断された…。震災を機に、ビジネスは破綻。東北で土木作業員へと転じる。極寒の中での過酷な労働、同僚の苛烈ないじめ、迫り来る貧困―。チキショウ、金だ!金だ!絶対正義の金を握るしかない!再起を賭し、ある事業の実現へ奔走する浩平。しかし、待ち受けていたのは逃れ難き運命の悪意だった。実体験に基づく、正真正銘の問題作。

■ボダ子 (新潮文庫)

ボダ子 (新潮文庫)
【Amazon】
発行日:2022年01月28日
出版社:新潮社
ページ数:416P
【あらすじ】
娘はボダ子と呼ばれた。ボーダーだからボダ子。 ボーダーとは境界性人格障害と呼ばれる深刻な精神障害で、それは成長とともに軽快する障害だが、その一方で、成人までの自殺率が十パーセントを超えるという。またリストカットをはじめとする自傷行為も繰り返す――。 消費者金融会社で辣腕をふるい、35歳で起業して、一時は年商十億円を超える会社の社長となった大西浩平。浩平には、3人めの妻との間に、一人娘がいた。だが、浩平の家庭を顧みない生活と母親からの虐待により、一人娘はボーダー(境界性人格障害)を発症、自傷行為を繰り返す。娘から目が離せない生活が始まり、やがて事業は破綻する。 東日本大震災の復興事業に起死回生の道を探る浩平は、娘と元妻とともに被災地へ向かう。被災地でのボランティア活動を通し、娘には笑顔が戻ってきた。そして浩平も、大きな金儲けの糸口を掴むが――。 著者の実体験に基づく衝撃の作品。山本周五郎賞候補作となり、「候補作の中では最も文学的魅力を感じた」「圧倒的筆力」とも選評された。また、文庫化に伴い作者の後日談を含む「文庫版あとがき」を収録。
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