罪の轍



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初公開日(参考)2019年08月
分類

長編小説

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罪の轍

2019年08月20日 罪の轍

刑事たちの執念の捜査×容疑者の壮絶な孤独――。犯罪小説の最高峰、ここに誕生! 東京オリンピックを翌年に控えた昭和38年。浅草で男児誘拐事件が発生し、日本中を恐怖と怒りの渦に叩き込んだ。事件を担当する捜査一課の落合昌夫は、子供達から「莫迦」と呼ばれる北国訛りの男の噂を聞く――。世間から置き去りにされた人間の孤独を、緊迫感あふれる描写と圧倒的リアリティで描く社会派ミステリの真髄。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.33pt

罪の轍の総合評価:8.31/10点レビュー 155件。Sランク


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全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(10pt)

そこそこ長編

そこそこ長編ですが時間を忘れて読むことが出来ました。

MEI
GD5UZMNE
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

罪の轍の感想

序盤からおもしろかったです。宇野の掴めない人格の描写と展開が絶妙。警察側は昌夫中心だが、仁井、岩村の味付けも良かった。
ただ、長くなってもいいから、宇野の結審まで書いて欲しかった。

kmak
0RVCT7SX
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

実に面白い(罪の轍)

東京オリンピック開催。東海道新幹線開通。
まさにこの激動の時代の日本。
昭和30年代の終わりの頃のお話。

読み始めると、序盤からすこぶる軽快で面白い。そして、実に読み易い。
特に中盤までは、当時の世相がギャグのように散りばめられ、お気軽に事件が展開していく。
重さが無いので、不遇な主人公宇野寛治がちんけなコソ泥を重ねつつ、更生していく物語なのかなと思って読んでいた。

▼以下、ネタバレ感想

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マッチマッチ
L6YVSIUN
No.3:
(6pt)

罪の轍の感想

半分までは面白かった。
犯人、刑事、旅館の姉さんのいろんな視点で物語が
進んでいくが後半が、もたもたしていると思ったら
最後が連載打ち切りのようにあっけなく進んでいく。

最後のセリフが作者の意図なら
面白味も何もない


jethro tull
1MWR4UH4
No.2:
(9pt)

罪の轍の感想


▼以下、ネタバレ感想

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部長
SGEH53OQ
No.1:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

「とらえどころのない犯罪」の捜査の難しさ

2016年〜19年に雑誌連載された長編ミステリー。昭和38年の吉展ちゃん誘拐殺人事件を下敷きに、社会性を欠いた孤独な男の衝動的な犯罪と時代の変化に翻弄される刑事警察の苦闘を描いた社会派ミステリーの傑作である。
一年後の東京オリンピックを控えて沸き立っていた東京下町で豆腐屋の子供・6歳の男児が誘拐され、身代金を要求する電話がかかってきた。同じ下町で起きた強盗殺人事件を捜査中だった警視庁捜査一課刑事・落合は、聞き込みの中で子供達から「莫迦」と言われている北国訛りの若者がいることに引っ掛かった。身代金要求の電話をしてきた男がつい口に出した訛りが気になっていたのである。警視庁は身代金受け渡しでの逮捕に失敗し、誘拐された子供の安否が気遣われるばかりで、犯行の全体像をつかめない警察は焦りの色を濃くして行くのだった・・・。
現実の事件をベースにしているだけあって事件の背景となる社会状況の描写はリアリティーがあり、捜査の進展にはサスペンスがある。さらに、犯人の人物像が緻密で心理描写に迫力があり、まさに社会派ミステリーの王道を行く作品と言える。
奥田英朗ファンのみならず、社会派ミステリーファンには自信を持ってオススメする。

iisan
927253Y1
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