(短編集)

東京物語



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    初公開日(参考)2001年10月
    分類

    短編集

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    東京物語 (集英社文庫)

    2004年09月01日 東京物語 (集英社文庫)

    1978年4月。18歳の久雄は、エリック・クラプトンもトム・ウェイツも素通りする退屈な町を飛び出し、上京する。キャンディーズ解散、ジョン・レノン殺害、幻の名古屋オリンピック、ベルリンの壁崩壊…。バブル景気に向かう時代の波にもまれ、戸惑いながらも少しずつ大人になっていく久雄。80年代の東京を舞台に、誰もが通り過ぎてきた「あの頃」を鮮やかに描きだす、まぶしい青春グラフィティ。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

    東京物語の総合評価:8.58/10点レビュー 88件。Bランク


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    全2件 1~2 1/1ページ
    No.2:
    (7pt)

    すべての上京青年に(非ミステリー)

    2001年に刊行された連作短編集。1980年代に上京、青春を過ごした一人のコピーライターの挫折と成長を描いたユーモラスな青春小説である。
    大学受験に失敗し、1浪するために上京し、大学では演劇部に所属、途中退学して飛び込んだ広告業界で駆け出しコピーライターとしてスタートし、バブルの波に乗って独立し、自分では成功したと考えている若者が、青春が終わり大人の人生が始まることを予感するまでのバカバカしく、ほろ苦い物語。80年代の社会風俗をふんだんに交えながらダイナミックに描いている。
    意欲だけは人一倍ながら実態が伴わず、日々の様々な出来事に一喜一憂し、それでも都会を生き抜いてきたすべての上京青年に贈るエールのような作品集である。
    50代以上の方にオススメだ。

    iisan
    927253Y1
    No.1:
    (6pt)

    東京物語の感想

    作者である奥田氏の自叙伝的小説のようだ。
    自叙伝的小説の中には、余りにもその人生が一般と比較すると異端で、共感できるどころか、そんな生き方格好いい的な描写に虫唾が走る作品も多いのだが、この作品は違います。
    いつの時代もありそうな事という印象で、誰にでも共感できるのではないだろうか。
    特に私の場合は、同世代という訳ではないが、僅か6,7年程度のずれなので、この作品に登場する出来事、事件等は全てリアルタイムで経験しているのが大きかったかもしれません。
    しかも、そのディテールが細かいのがまた嬉しい。 時代的にも、生き方にも共感できたという事になりますね。

    浪人→上京→大学生活→中退→就職→独立
    18歳から20代、確かにこの10年強は、親との関係性もそうだけど、人間関係に目まぐるしい変化がある期間でもあります。
    章立てされていますが、各章毎に登場人物がガラッと変わっているのが、そこをよく表せているように思えて、そのリアルさが妙に気に入っています。
    結婚を含めていないのがいいですね。
    来るべき30代に色々な可能性を連想する事ができますからね。

    30歳を前にして「人生これから」なんて言ってたら「何、悠長な事言ってるの」って怒られるかもしれない。
    主人公が親しい関係になった女性も、章毎に異なっており、以前の女性の話題など微塵も登場しない。
    この辺りは、男の私にはよ~く分かるのですが、女性からは理解を得られないかも知れないですね。

    梁山泊
    MTNH2G0O
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.86:
    (5pt)

    自分の青春時代と重なる

    自分の青春時代と重なる部分が多くて楽しく読み終わった。できる事からもう一度あの時代に戻ってみたい。
    東京物語 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:東京物語 (集英社文庫)より
    408747738X
    No.85:
    (5pt)

    あの時代を映す宝石のような短編集

    「リバー」が面白かったので、今、同じ著者の過去作を一気読みしている。もともと「最悪」や「オリンピックの身代金」は読んでいたので、それなりのファンではあったのだが、「家」シリーズや本作を読んで、著者の作家としての守備範囲の広さと作品の質の高さに今さらながら驚いている次第。

     著者とほぼ同じ年代、さらに田舎出身の上京組という点で、当時の東京の状況が私にも手に取るようにわかる。それだけに、それぞれの短編は宝石のよう。レノンの死、江川の初登板、キャンディーズの解散、ラグビーブーム、バブルの到来などなど。どれもこれも懐かしい。

     中でも気に入ったのは「彼女のハイヒール」。まんま、わたせせいぞうの世界だ(と言っても、若い人にはわからないと思うが)。「ハートカクテル」でやってそう。この著者、さぞもてたのだろう。
    東京物語 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:東京物語 (集英社文庫)より
    408747738X
    No.84:
    (5pt)

    かつての時代の息吹を感じました!

    1970年代80年代、高度経済成長とバブル崩壊、日本が今よりももっと元気で、その時代を生きた主人公の若者は、破天荒でエネルギッシュ!面白かったです!
    同時期を過ごした、かつての若者だった私自身を重ねて読みました。
    東京物語 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:東京物語 (集英社文庫)より
    408747738X
    No.83:
    (1pt)

    もったいない本舗

    本の表紙が気に入って注文したのに違う表紙の本が届いた!問い合わせするも回答が無し!酷い店!!
    東京物語 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:東京物語 (集英社文庫)より
    408747738X
    No.82:
    (1pt)

    奥田作品としては低調

    名古屋から上京し予備校から全く勉強せず大学も合格したが父親の会社が倒産し、大学も中退した。零細企業に勤めながら青春時代を描いた作品だが、奥田作品にしては面白くなかった。
    一般文学通算2511作品目の感想。2021/04/01 18:20
    東京物語 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:東京物語 (集英社文庫)より
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