我が家のヒミツ
- 家族小説 (42)
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著者の〝家〟シリーズ(『家日和』『我が家の問題』『我が家のヒミツ』)のなかでも、本書収録の短篇「手紙に乗せて」はとびきりの逸品で、ぼろぼろ涙がこぼれて止まらんかったです。 妻を突然亡くしてがっくり憔悴する父親を、同居してる息子と娘がとても心配して‥‥って、まあ、そんなふうな話なんだけど、二年前に母を亡くした私の胸にとても沁みるものがありまして、これはぼろ泣きでしたわあ。短篇読んでこんなに涙が出たんは、随分前に浅田次郎の『鉄動員(ぽっぽや)』で読んだ「ラブレター」て短篇以来かもしんない。まあ、泣かせの、見事な逸品や思いましたわ。 本文庫収録の最初の二篇、「虫歯とピアニスト」「正雄(まさお)の秋」もそれぞれに、ほろりとさせられる温かな味わいがとてもイケてて、「読み心地、ええなあ」て。 なかでも、「虫歯とピアニスト」に出てくるピアニストの演奏は、いっぺん聴いてみたくなりましたわ。 本書のトリを務める話には、『家日和』と『我が家の問題』にも登場した小説家が出てくるんやな。大塚康夫(おおつか やすお)て名前のこの小説家、本書の著者の分身なのかなあ。小説家・大塚康夫のその時々の家族の姿がユーモラスに、温かく描き出されていて、これもいいっすねぇ。今ではすっかり、大塚ファミリーのファンなんであります。 | ||||
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奥田さんの「我が家」シリーズ第三弾。どの話もとても身近で、誰にでも起こり得る出来事です。全ての話が好きですが、私の好みは「正雄の秋」と「手紙に乗せて」ですかね。前者は出世競争に敗れた老サラリーマン(と言っても53歳という設定だが)の話、後者は妻に先立たれた、これも50代のサラリーマンのお話です。泣けました。巻末の大矢さん(文芸評論家)による解説も、情報が多くて丁寧。全ての話を読み終えた人は必読です。 | ||||
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どの短編も、しっとりした読後感を与えてくれます。 あきらめの先にほのかな希望と再生の兆しを示す作品群です。 奥田の描く女性像がとても魅力的です。 | ||||
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我が家シリーズの中でも1番ではないかと思います。 | ||||
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身近にあり得そうなことなのに、深く 面白く そしてちょっぴり感動を与えてくれるストーリー展開に夢中で読んでしまいます❗️ | ||||
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