我が家のヒミツ

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種別
長編
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あらすじ

2018年06月21日 我が家のヒミツ (集英社文庫 お)

結婚して数年。自分たちには子どもができないようだと気づいた歯科受付の敦美。ある日、勤務先に憧れの人が来院し…(「虫歯とピアニスト」)。ずっと競い合っていた同期のライバル。53歳で彼との昇進レースに敗れ、人生を見つめ直し…(「正雄の秋」)。16歳の誕生日を機に、アンナは実の父親に会いに行くが…(「アンナの十二月」)。など、全6編を収録。読後に心が晴れわたる家族小説。(「BOOK」データベースより)

評判

我が家のヒミツの評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク

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我が家のヒミツの総合評価:

8.95/10点 レビュー 59件。

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No.59
(5pt)

シリーズ屈指の名品に、涙が止まらんかったです。

著者の〝家〟シリーズ(『家日和』『我が家の問題』『我が家のヒミツ』)のなかでも、本書収録の短篇「手紙に乗せて」はとびきりの逸品で、ぼろぼろ涙がこぼれて止まらんかったです。
妻を突然亡くしてがっくり憔悴する父親を、同居してる息子と娘がとても心配して‥‥って、まあ、そんなふうな話なんだけど、二年前に母を亡くした私の胸にとても沁みるものがありまして、これはぼろ泣きでしたわあ。短篇読んでこんなに涙が出たんは、随分前に浅田次郎の『鉄動員(ぽっぽや)』で読んだ「ラブレター」て短篇以来かもしんない。まあ、泣かせの、見事な逸品や思いましたわ。

本文庫収録の最初の二篇、「虫歯とピアニスト」「正雄(まさお)の秋」もそれぞれに、ほろりとさせられる温かな味わいがとてもイケてて、「読み心地、ええなあ」て。
なかでも、「虫歯とピアニスト」に出てくるピアニストの演奏は、いっぺん聴いてみたくなりましたわ。

本書のトリを務める話には、『家日和』と『我が家の問題』にも登場した小説家が出てくるんやな。大塚康夫(おおつか やすお)て名前のこの小説家、本書の著者の分身なのかなあ。小説家・大塚康夫のその時々の家族の姿がユーモラスに、温かく描き出されていて、これもいいっすねぇ。今ではすっかり、大塚ファミリーのファンなんであります。
我が家のヒミツ Amazon書評・レビュー: 我が家のヒミツより
4087716252
No.58
(5pt)

シリーズ屈指の名品に、涙が止まらんかったです。

著者の〝家〟シリーズ(『家日和』『我が家の問題』『我が家のヒミツ』)のなかでも、本書収録の短篇「手紙に乗せて」はとびきりの逸品で、ぼろぼろ涙がこぼれて止まらんかったです。
妻を突然亡くしてがっくり憔悴する父親を、同居してる息子と娘がとても心配して‥‥って、まあ、そんなふうな話なんだけど、二年前に母を亡くした私の胸にとても沁みるものがありまして、これはぼろ泣きでしたわあ。短篇読んでこんなに涙が出たんは、随分前に浅田次郎の『鉄動員(ぽっぽや)』で読んだ「ラブレター」て短篇以来かもしんない。まあ、泣かせの、見事な逸品や思いましたわ。

本文庫収録の最初の二篇、「虫歯とピアニスト」「正雄(まさお)の秋」もそれぞれに、ほろりとさせられる温かな味わいがとてもイケてて、「読み心地、ええなあ」て。
なかでも、「虫歯とピアニスト」に出てくるピアニストの演奏は、いっぺん聴いてみたくなりましたわ。

本書のトリを務める話には、『家日和』と『我が家の問題』にも登場した小説家が出てくるんやな。大塚康夫(おおつか やすお)て名前のこの小説家、本書の著者の分身なのかなあ。小説家・大塚康夫のその時々の家族の姿がユーモラスに、温かく描き出されていて、これもいいっすねぇ。今ではすっかり、大塚ファミリーのファンなんであります。
我が家のヒミツ (集英社文庫 お) Amazon書評・レビュー: 我が家のヒミツ (集英社文庫 お)より
4087457494
No.57
(5pt)

珠玉の短編集

奥田さんの「我が家」シリーズ第三弾。どの話もとても身近で、誰にでも起こり得る出来事です。全ての話が好きですが、私の好みは「正雄の秋」と「手紙に乗せて」ですかね。前者は出世競争に敗れた老サラリーマン(と言っても53歳という設定だが)の話、後者は妻に先立たれた、これも50代のサラリーマンのお話です。泣けました。巻末の大矢さん(文芸評論家)による解説も、情報が多くて丁寧。全ての話を読み終えた人は必読です。
我が家のヒミツ Amazon書評・レビュー: 我が家のヒミツより
4087716252
No.56
(5pt)

珠玉の短編集

奥田さんの「我が家」シリーズ第三弾。どの話もとても身近で、誰にでも起こり得る出来事です。全ての話が好きですが、私の好みは「正雄の秋」と「手紙に乗せて」ですかね。前者は出世競争に敗れた老サラリーマン(と言っても53歳という設定だが)の話、後者は妻に先立たれた、これも50代のサラリーマンのお話です。泣けました。巻末の大矢さん(文芸評論家)による解説も、情報が多くて丁寧。全ての話を読み終えた人は必読です。
我が家のヒミツ (集英社文庫 お) Amazon書評・レビュー: 我が家のヒミツ (集英社文庫 お)より
4087457494
No.55
(5pt)

あきらめの先にほのかに光る希望

どの短編も、しっとりした読後感を与えてくれます。
あきらめの先にほのかな希望と再生の兆しを示す作品群です。
奥田の描く女性像がとても魅力的です。
我が家のヒミツ (集英社文庫 お) Amazon書評・レビュー: 我が家のヒミツ (集英社文庫 お)より
4087457494

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