凍てつく太陽
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.67pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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分かりやすい。 | ||||
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作品自体はとても圧倒的。超骨太の濃い作品でした。 | ||||
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終戦間際の北海道・室蘭を舞台にした現代史エンターテイメント作品。第72回日本推理作家協会賞、第21回大藪春彦賞を受賞したのも納得の長編アクション小説である。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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長いけど飽きさせない | ||||
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好かんたらしい特高刑事三影は母親から言葉の虐待を受けていたそうだが、やはり生い立ちは大切です。こんなふざけた特高は家族がお礼参りされても仕方がないでしょう。 | ||||
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最後まで作者が何を書きたかったのか判りませんでした。場面場面の描写はそれなりにうまいと思いますが主題が絞れていないので全体として印象に残らない。主題を絞っていくつかの小説に分けたらもっと星の数が増えたと思います。 | ||||
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特高刑事である八尋が飯場の逃亡事件を解決するために潜入している場面から始まります。ところがそれはあくまで序章に過ぎず、物語が進むにつれてスケールはどんどん大きくなります。ネタバレになるので詳しくは書けませんが、よくこれだけの人物や場面を描き分けて上手にまとめたものだと感心するばかりです。 謎が謎を呼び、読者を飽きさせません。刑務所でのある人物との再会や脱獄でのスリリングな展開も見事でした。スルクが姿を現した時は思わず唸ってしまいました。 戦争中の軍国主義への批判や民族問題にも触れていますが、ほどよく抑制されて説教臭さがないのもすばらしいと思います。読後感も爽やかです。 これだけ完成度の高い作品であるのにもかかわらず何も受賞していないのが本当に不思議です。図書館でお借りして読みましたが、作者に敬意を表し、これから購入したいと思います。 | ||||
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特高を主人公に据えるのも珍しいのに、エンターテインメントながら国家や民族、マイノリティーや差別の問題をメインに据えるという意欲作。 スケールが大きく愉しめた。 テーマに沿って、冒頭から昨今話題の朝鮮人徴用工問題が出てくる。きちんと史実を調べた上で、偏らない視点は好感が持てる。 人間とは所詮はどういうものものかという現実を、よく踏まえたこその視点であって、まさに大人のためのエンターテインメントの王道である。 陰惨な話だがエンディングは明るい。人の気持ちを前に向かせるエンディングだ。 苦難の果てに敗戦を迎えるが、恩讐を超え自分の心の赴くままに素直に動く人の姿に、暗い時代を抜けた敗戦は、まごうことなく希望であったことがよくわかるエンディングであった。 | ||||
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