(短編集)

火のないところに煙は



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

6.50pt (10max) / 2件

6.46pt (10max) / 26件

Amazon平均点

3.56pt ( 5max) / 98件

楽天平均点

3.77pt ( 5max) / 299件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
1pt
サイト内ランク []B総合:1277位
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

55.00pt

0.00pt

63.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2018年06月
分類

短編集

閲覧回数6,547回
お気に入りにされた回数7
読書済みに登録された回数50

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

火のないところに煙は (新潮文庫)

2021年06月24日 火のないところに煙は (新潮文庫)

「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」突然の依頼に、作家の〈私〉は驚愕する。忘れたいと封印し続けていた痛ましい喪失は、まさにその土地で起こったのだ。私は迷いながらも、真実を知るために過去の体験を執筆するが……。謎と恐怖が絡み合い、驚愕の結末を更新しながら、直視できない真相へと疾走する。読み終えたとき、怪異はもはや、他人事ではない――。(解説・千街晶之)(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

火のないところに煙はの総合評価:7.11/10点レビュー 100件。Bランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

火のないところに煙はの感想

虚実混交による怪談ミステリ。
著者が小説新潮から怪談小説の執筆依頼を受けた所から物語が始まります。

新潮社がある神楽坂。そこから始まる怪談物語。
短編集の構造で、それぞれの短編は実際に2016年から『小説新潮』に掲載された短編たち。時系列や各人達の関り方が活用されており、現実と虚構を曖昧にしているのが面白い。
いつから企画構成が練られていたのかはわからないですが、実際の日常と共に怪奇に遭遇していく話の展開は面白く、巧い企画の作品だと思いました。
当時、著者のTwitterにて怪奇に悩む投稿があるなど演出が凝っています。

それぞれの物語は非現実的な怪談を扱ってはいるものの、起きている事象を論理的に解釈すると、怪奇とはいえどういった部類の怪奇現象なのかが導かれる為、その展開はミステリを感じました。謎と結末が怪談要素というのも良かったです。

これって本当の話?あの人やこの現象はどうなるの?といった一昔前のオカルト体験が楽しめます。ホラーにしてはサクサク読めるのも好感でした。

egut
T4OQ1KM0
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)
【ネタバレかも!?】 (2件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

火のないところに煙はの感想


▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

氣學師
S90TRJAH
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.98:
(3pt)

さらっと読める怪談だけど、スパイスが足りない。

あっさりと読める本格怪談集といった感じで楽しめると思います。ただ、最初の一話から既にオチは見えてる感じがしてもう一捻り欲しいというのが正直な感想。元凶に迫る所をしっかり描くとか、あるいは最後に実は筆者の容姿が…とか。もうちょっと想像もしなかった展開が欲しかったです。
火のないところに煙はAmazon書評・レビュー:火のないところに煙はより
4103500824
No.97:
(3pt)

引き込まれた

怪異について論理的に説明して解決かと思いきや、結局怪異でないと説明できないことが起こるのは引き込まれた。

途中で読む期間が空いてしまって、どういうことよくわからず終わってしまった‥もったいないことをした。
火のないところに煙は (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:火のないところに煙は (新潮文庫)より
4101014329
No.96:
(5pt)

フェイクドキュメンタリーの佳作

とても珍しい、サッパリ系の怪談&推理フェイクドキュメンタリー。
設定がおどろおどろしくなくて、怪談部分もしつこくなくて、いい。
話題も、彼との結婚を占い師に観てもらったら乙!…とか、新居に越したら隣のオバさんが乙!…とかで、なんかあるある感からの、あれ?これ、ヒト怖系?や?怪談だ、ってなるの、いいですね。
関連なさげでありそうな伏線が散りばめられてて、拾うのが楽しいです。
欲を言えば、語り手にもうちょい前に出てきて自己紹介してもらった方が分かりやすいカモ。
火のないところに煙は (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:火のないところに煙は (新潮文庫)より
4101014329
No.95:
(5pt)

怪談とミステリーを愉しむ

怪談はあまり好きではなかった。「こんな怪異がありました。」というエピソードを集めた本が多くストーリー性がない本が多い。(あまり怪談を読んでいないので偏見かもしれませんが。)
本書は怪談としての論理を超えた恐怖と短編全体を通してのミステリー要素をもったストーリー性があり愉しく読むことができた。
また読み終わった後に恐怖映画を見た後のようなざわったした感覚が残った。
火のないところに煙は (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:火のないところに煙は (新潮文庫)より
4101014329
No.94:
(5pt)

飲み込まれる

ノンフィクションなのか、そうでないのか読んでいるうちに混濁してくる。読了間際には、完全に信じ切っていたように思う。最後まで読んで、ようやく作者の意図に気づいた。とても恐ろしい一冊だと思う。
火のないところに煙は (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:火のないところに煙は (新潮文庫)より
4101014329



その他、Amazon書評・レビューが 98件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク