悪いものが、来ませんように
- 心理サスペンス (89)
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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読みやすいし面白かったです。 | ||||
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芦沢央の作品を初めて読んだけど面白かった。 | ||||
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帯に騙されました。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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| そういうことか、と思わされ、さらにどういうこと?と惑わされる作品でした。 人間同士の関係の中で、親密さなのか、依存なのか、はたまた狂気を孕んだ執着なのか、愛情なのか、明確な境界のない感情の中、繊細な描写の中で、読書も揺れ動かされます。 人の感情が紙一重であること、また人は人に大きく影響を与えるものであること、改めて感じました。勉強になり、自分自身も見つめ直さないと…と思わされました。 | ||||
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| 久しぶりに、というか初めてこれは大どんでん返しミステリーです!と知らずに読んだ作品でした。主に2人の登場人物の視点で描かれますがその2人の関係性に具体的な説明はなく、どこかで違和感を感じつつも疑問符を抱きながら読み進めていく中で繋がった時の気持ちよさはたまらなかったです。 テーマとしても心理学を専攻していた私にとっては考えさせられることも多く余韻も楽しめる作品です。 | ||||
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| 読み始めた瞬間から、「これは一気読みになるな」と直感しました。 文章は平易で、派手な表現はありません。 しかし、その淡々とした語り口こそが、本作最大の武器です。 構成のテンポは非常に良く、章を追うごとに小さな違和感が積み重なっていく。 その違和感が、ある地点を越えた瞬間、恐怖へと反転します。 セリフやモノローグのリズムも秀逸で、感情を説明しすぎないため、読者自身が登場人物の内面を補完することになります。 特に印象的なのは、奈津子の「祈り」です。 善意であり、愛情であり、しかし同時に自己中心的でもある。 その曖昧さが、あなたの倫理観をじわじわ揺さぶります。 テンポの良い展開ながら、決して急ぎすぎない構成は、すき間時間や就寝前にちょうど良いボリューム感です。 この本は派手な事件を期待すると肩透かしかもしれません。 これは「感情の歪み」を描く物語です。 人間関係の微細なズレに注目して読むと、恐ろしさが何倍にも増します。 読み終えたあと、しばらく呆然、で、冒頭を読み返したくなります。 すべてが最初から仕組まれていたことに気づくからです。 静かな心理サスペンスを求める方には、間違いなくおすすめできる一冊です。 | ||||
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| 理解しづらい読みにくい、登場人物への共感も持てなかった | ||||
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| KindleUnlimitedにて読了。お初の作家さんです。冒頭から情感たっぷり、且つスラスラ読める文章にこの作家さんアタリだ…と確信しました。 本作は奈津子と紗英のW主人公。二人の視点が交互に入れ替わり物語が進みます。働いた経験がない専業主婦の奈津子、不妊に悩みながら夫婦共働きで暮らしている紗英、生活模様から性格まで対照的な二人ですが唯一共通しているのは夫と不仲である点。しかし離婚に踏み切るほど夫に対しての愛情が冷めているわけではなく、互いにじゃれ合うことで日々のストレスをやり過ごしています。 夫婦の不和、毒親、不倫、不妊などなど、登場人物は色々な問題を抱えていますが、いずれもリアルでよくあるありふれたもの。母と娘の関係性がクローズアップされているのは一目瞭然だったのでヒューマンドラマ小説かな?と思いながら読み進めていましたが、本筋に挟まる証言の不穏さに読む手が止まりませんでした。そう、本作はミステリー小説でもあるのです。 とはいえ本筋は人間ドラマなので推理の難易度は低め。そのつもりで読むと一瞬で真相がわかります。殺人事件は起きますが犯人は隠してないしトリックも単純なので。 これミステリー小説なんだ!と私が気付いたのはラストもラスト。奈津子パートの一文に「ん?」と思い奈津子の母の証言で「あっ!?!??」と声を上げました。違和感は確かにあった。殺人事件を知らない犯人、無関係の人間が死体を隠そうとする不自然さ、百合なのかな?と思うくらい異様に仲の良い女友達。ネタが割れた瞬間にすべての違和感に説明がつき、その巧みさに唸りました。じゃあ毬絵や梨里って…なるほどなぁ…ミステリー小説として読んでなかったせいもあるけどこれは読めなかった。 ただ叙述トリックの要となる呼称の理由付けはいささか強引さを感じた。そこだけちょっと残念。 ここから少しネタバレの感想を言いますが、親元から離れていた毬絵のほうが母親の無実を必死に訴えていて、逆に母親にべったりだった紗英が「私は騙されていたんだ」と唾を吐きかけていたのが印象的でした。子供とは付かず離れずの距離感が一番ってことですかね…。 親の心子知らず、子の心親知らずということで幕を閉じるのかと思いきや、エピローグで一気に読後感が変わりました。「容疑者Xの献身」と似た後味と言えばわかる人はわかるかな。奈津子の望んだ展開ではなかったけれど紗英に母と呼ばれた瞬間確かに彼女は救済されたんじゃないかな。 それにしても本作に出てくる男はろくでもない奴ばかりだった。もっと妻を愛してしっかり支えろよ〜と思いつつ、奈津子と紗英の人物像が証言者によってコロコロ変わっていたように、本作に登場していたろくでなし男たちにも別の側面があったのかもしれない。色々考えさせられる作品でした。☆3.5。 | ||||
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