夜の道標



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初公開日(参考)2022年08月
分類

長編小説

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夜の道標 (単行本)

2022年08月09日 夜の道標 (単行本)

あの手の指す方へ行けば間違いないと思っていた―― 1996年、横浜市内で塾の経営者が殺害された。早々に被害者の元教え子が被疑者として捜査線上に浮かぶが、事件発生から2年経った今も、被疑者の足取りはつかめていない。 殺人犯を匿う女、窓際に追いやられながら捜査を続ける刑事、そして、父親から虐待を受け、半地下で暮らす殺人犯から小さな窓越しに食糧をもらって生き延びる少年。 それぞれに守りたいものが絡み合い、事態は思いもよらぬ展開を見せていく――。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

夜の道標の総合評価:8.47/10点レビュー 19件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

夜の道標の感想

2023年度の日本推理作家協会賞受賞作。
異なる登場人物達のエピソードが平行して進む群像劇。
それぞれの物語が社会的なテーマを扱っており、読み進めて行く事で社会問題を知る流れとなっています。
扱う物語が人によっては心苦しい物語の読書となる為、好みが分れる作品。ただそういった心苦しい複数の物語を群像劇として絡み合わせて作られた本書のドラマは圧巻でした。率直な感想はよくこういう物語を思いついて描けるなという小説家の凄さを感じた次第です。

暗いテーマなのですが先が気になり目が離せない読書。作品の面白さとして☆8。個人的な好みとして-1という事でこの点数で。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.18:
(5pt)

感動しました

今話題の旧優生保護法の下で起こった事件を主題にしているので、社会派のミステリーとしてとても良かったと思います。結末はホッとするとともに感動しました
夜の道標 (単行本)Amazon書評・レビュー:夜の道標 (単行本)より
4120055566
No.17:
(5pt)

面白い

ひねりのある、作品
夜の道標 (単行本)Amazon書評・レビュー:夜の道標 (単行本)より
4120055566
No.16:
(5pt)

最後までどう繋がるのかわからない

最後までどう繋がるのかわからず、読み飽きない
夜の道標 (単行本)Amazon書評・レビュー:夜の道標 (単行本)より
4120055566
No.15:
(4pt)

親ではない人たちが繋いだ生きる力

子供を持てば誰でも親になれる訳ではないだろうが
戸川(被害者)から弦(殺人犯)、そして虐待を受けている少年・波留へ父性のようなものが伝わってよかった
実際には波留の父親が人一倍才能にも
恵まれ、可能性も持っている筈だが
息子の成功も心底望んでいない

「何故手術したのか?」子供を持てない
理由を知った弦に問われた母は、
自身が癒された戸川の言葉を使う
「親になって一人前みたいな風潮で縛られ、生きづらくなる不幸なケースも
ある 親という立場じゃないからこそ(私に)出来る事もあるんじゃないか」
とても簡単に責められないが
弦が尊敬している戸川の名前を出して
「うまく説明できなかった」とも言う

切れそうな一本の糸が繋がって
波留が暗闇でも歩ける様になるのは
それぞれ困難でも自分より『守る』
誰かを優先できる人達がいたからだろうと思う 少なくとも波留は親になれなかった人たちから『父性』のようなものを受け取った
夜の道標 (単行本)Amazon書評・レビュー:夜の道標 (単行本)より
4120055566
No.14:
(4pt)

異様な状況、そして不可解な謎に、引きずられるようにして読んでいきました。ラスト、伏線未回収のパートがあったのが残念です。

ちょっとあり得ない話の展開ではあるんだけど、登場人物が交錯する化学反応みたいな緊張感、切迫した空気がスリリングで、途中からは何かに引きずられるようにして頁をめくっていきました。

あれよあれよと進んでいく話の終盤は、すとんと腑に落ちるものではありませんでした。特に、〈長尾豊子(ながお とよこ)〉の話のパートに決着がついていないというか、尻切れトンボで終わってしまったように思えて、そこはかなり気になりました。

とは言え、ある人物の異様な言動とか、二年前に起きた殺人事件の動機の謎とか、ぞくぞくするサスペンスがあって、これはインパクトのあるミステリーでしたね。
この著者の他の作品を何か、読んでみたくなりました。
夜の道標 (単行本)Amazon書評・レビュー:夜の道標 (単行本)より
4120055566



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