レッドクローバー
- ゴミ屋敷 (14)
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子どもは親を選べない 生まれ育つ場所も選べない 夢も希望もない町で生まれ育った人々が抱える陰鬱な負の感情が渦巻く、おぞましくも哀しいお話 | ||||
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やっぱり面白い。過去と現在が交互に語られる形は元々好きですが、さすがにありきたりではすみません。面白い。 | ||||
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期待して購入してみた本だったのですが、後味の悪いの残る物語でした。 人間のいやな面ばかりが強調されているようで、救いのない話だったと思います。 | ||||
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これは、著者のまさきとしかさんが、本の雑誌社による「WEB本の雑誌」連載の「作家の読書道」第245回インタビューで、本書について言われた言葉でした。もう少し前の方から引用すると、「出てくる人達の持っているものが暗くて重くて深いので、そこに寄り添うと引きずり込まれて、浮上するのに時間がかかりましたね。書くのに覚悟が要る小説でした。」となります。 私は、本書に登場する、とてもキャラの濃い人々の言動に驚きつつ、この後どうなっていくのだろうとハラハラしながら、一気に読み終えてしまいましたが、まさきとしかさんが言われた通り、本書に「出てくる人達の持っているものが暗くて重くて深い」ということはとても感じたのでした。そのため、実際のところ読み手の方でも「引きずり込まれ」る感じがありました。そういうこともあり、書き手であるまさきとしかさんの「引きずり込まれ」方は、半端ないものだったのではないかなと推測致しました。 さらに、まさきとしかさんは、そのインタビューで、「プロットを作ってさあ書こうと思って書き始めて気づいたら、脇役の人の視点で60枚くらい書いてたんですよね。原稿にならないものを書いてしまったあの時の絶望感...。編集者に相談したら、それも入れようと言ってくださって、結果的には良かったんですが。」と続けられていました。 私も本書を拝読した時に、様々な脇役の人の視点を感じていました。そして、それら脇役の人の感情や言動には如何にも小説といったタイプの嘘臭さは感じられず、「実際にこういう人居そう」という現実味がありました。そのため、知らず知らずの内に様々な脇役の視点から私も見る様になっていました。 そして、この様に、かなり濃いキャラを持ち「暗くて重くて深い」ものを持っている人々であったとしても、その人々の感情や言動には嘘臭さがなく現実味があるため、知らず知らずの内にその人々の視点からものを見ていることになっているという点が、私が本書に引き込まれた大きな理由であったと感じます。 ちなみに、数多い登場人物の中で私にとって最も印象深かったのはタキでした。本書の登場人物にはとてもキャラが濃い人達が多いのに対してタキはキャラが比較的薄く控え目に見えました。しかし、その割には他の登場人物に見方や考え方が一変してしまう程の大きな影響を与えた様にも見えました。そして、そのタキがいろいろなことをどこまで知るに至ったのかは分かりませんが、自分が知ったことや行ったことを、その後の人生の中でどの様に消化していったのだろうと考えたりしました。 上述の通り、本書は「出てくる人達の持っているものが暗くて重くて深い」ということもあり、本書を読み進めていくのは結構しんどいと感じる方もいらっしゃると思います。しかし、人によってはとても引き込まれるものであると感じます。どちらになるかは実際読んでみないと分からないところではありますが、本書を「作家の読書道」第245回インタビューと合わせてお薦め致します。 | ||||
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まさきとしかさんの話は悲しい話が多いけど、毎回読むしかない。面白い。 | ||||
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