バック・ステージ



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    初公開日(参考)2017年08月
    分類

    長編小説

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    バック・ステージ (角川文庫)

    2019年09月21日 バック・ステージ (角川文庫)

    パワハラ上司の不正の証拠を掴みたい先輩社員康子とその片棒を担ぐハメになってしまった新入社員の松尾。2人は紆余曲折の末、自社がプロモーションする開演直前の舞台に辿り着く。劇場周辺では息子の嘘に悩むシングルマザーや役者に届いた脅迫状など、4つの事件が起きていた。それぞれ全く無関係のはずなのに、康子たちの行動で少しずつ繋がって…!?バラバラのピースが予測不能のラストに導く、驚嘆の痛快ミステリ。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

    バック・ステージの総合評価:7.33/10点レビュー 15件。Bランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (8pt)

    これは素晴らしい

    芦沢央と言えば、どろどろとした人間関係を描いたいわゆる「イヤミス」の代表作家ではありますが
    この本の表紙を見るとこれまでの作品とは傾向が違うのではと思われます。
    実際読んでみると、イヤミス的な印象はほとんど無く、むしろ人間の素晴らしさを肯定する感動的な作品になっています。
    この本は既に発表された4編に、「序幕」と「終幕」を書き下ろして付けた短編集となっています。
    それぞれの作品はほとんどが何らかの意味でつながっており、事実上は長編といっていいかも知れません。
    例えば登場人物が重なっているなど、この種の「つながりのある短編集」はこれまでも多々ありましたが
    中でもこの本は最も秀逸な作品のひとつかも知れません。それほどよくできています。

    「序章」
    若手サラリーマンの松尾が、康子先輩がいやな上司の背任を告発するための証拠集めに協力させられ、奔走する話。
    これを読むとまるでくだらないドタバタ喜劇さながらの内容で、もしかすると面白くないのでは?と懸念させられますが、ある意味重要な出だしであるわけなんですね。実は。

    「第一幕 息子の親友」
    シングルマザーと小学生の息子の話。
    自分の子供の素晴らしさを知らないのは実は母親だったりする、というちょっと感動的な話です。

    「第二幕 始まるまで、あと五分」
    個人的には一番好きな作品です。恋愛ものなんですがホッコリする話すね。

    「第三幕 舞台裏の事情」
    舞台に出演する男性人気アイドルが女性関係をネタに降板しろという脅迫状を受け取る。
    果たしてその意外な犯人とは?

    「第四幕 千賀稚子にはかなわない」
    認知症の影が忍び寄るベテラン女優の、覚悟と決意。
    プロとは何なのかを考えさせられます。

    「終幕」
    この小説のまさに終幕というか最初の「序章」の意外な結末がここに書かれています。
    この小説のシメですかね。松尾と康子の関係も気になるところです。




    いわし雲
    78XRDN1A
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.14:
    (5pt)

    おもしろかった

    芦沢先生の作品は毎回ハズレがないと思います。くるくると場面がかわっても、一節一節が読みやすく、はやく続きを知りたいと読み進めるうちにすべてが一本に繋がる気持ちよさは見事です。
    バック・ステージ (角川文庫)Amazon書評・レビュー:バック・ステージ (角川文庫)より
    4041084296
    No.13:
    (5pt)

    ミステリーとほっこりが混在

    短編集としても読めるし、一つ一つの話が繋がっているところで、一人称の違う長編として読むこともできる。
    全体を通してほっこりして、読後感がよく、一気読みしました。
    バック・ステージ (角川文庫)Amazon書評・レビュー:バック・ステージ (角川文庫)より
    4041084296
    No.12:
    (5pt)

    最後まで楽しく読める

    短編集の様に楽しめるなかで、それぞれの問題が明るみになり、解決され、繋がり、最後はほっこりなる。好きだな。こーゆーの。
    バック・ステージ (角川文庫)Amazon書評・レビュー:バック・ステージ (角川文庫)より
    4041084296
    No.11:
    (3pt)

    なんか色んな話が‥

    本筋以外の話が深く進んでおりどうも話に入っていけなかった。新しいスタイルなのかなあ。
    バック・ステージ (角川文庫)Amazon書評・レビュー:バック・ステージ (角川文庫)より
    4041084296
    No.10:
    (5pt)

    おもしろかった

    テンポよく無駄がないのに
    描写が鮮明で人物や背景が想像しやすく
    大変楽しめました。
    バック・ステージ (角川文庫)Amazon書評・レビュー:バック・ステージ (角川文庫)より
    4041084296



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