殺意・鬼哭



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    初公開日(参考)2000年04月
    分類

    長編小説

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    殺意・鬼哭(新装版) (双葉文庫)

    2019年09月11日 殺意・鬼哭(新装版) (双葉文庫)

    殺人事件の被害者と加害者。双方から事件について語られる、異色のミステリー。 「エンターテインメントの域をはるかに越え出た力業である」と評され、事件の当事者の心理に深く食い込み、 それらを圧倒的な描写力で表出させる著者の真骨頂が発揮された傑作。(「BOOK」データベースより)




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    殺意・鬼哭の総合評価:7.78/10点レビュー 18件。Dランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (6pt)

    「ミステリー史上、かつてない試み」だが

    一つの殺人を巡る、二つの中編を合わせて一冊の文庫にした意欲的な作品。「殺意」は刑期を終えた加害者・真垣の独白で、「鬼哭」は被害者・的場が刺されてから死ぬまでの意識の独白で、綴られている。
    周りの誰もが「兄弟以上の仲」だと思っていた二人が、なぜ加害者と被害者にならなければいけなかったのか。それぞれの立場から事件に至るまでの出来事、人間関係を綴って行くのだが、二つの話は同じことを取り上げながら微妙に重なり合わず、「人間は結局、自分の都合に合わせて相手を理解しているだけなのではないのか?」という気にさせられる。
    人間性の根源に迫る、ロシア文学みたいな重苦しさで、ミステリーとしての面白さを求めて読むと失望させられので、要注意。

    iisan
    927253Y1
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.17:
    (2pt)

    人の気持ちをじっくりと考えたい人向け

    とにかく同じことの繰り返し。あらすじ的には殺した、殺されたというものだけで、その中に殺した側と殺された側の気持ちがずっと続いている感じです。動きも何もあったものではなく、じっくりと人の気持ちをああでもない、こうでもないと行ったり来たり。そういうのが好きな方に向いていると思いました。
    殺意・鬼哭 (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:殺意・鬼哭 (双葉文庫)より
    4575507245
    No.16:
    (4pt)

    普通に良い

    普通に綺麗でした
    殺意・鬼哭 (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:殺意・鬼哭 (双葉文庫)より
    4575507245
    No.15:
    (3pt)

    読書三昧の毎日

    気持ちが重くなる、作品でした。でも、さすがに彼女の文章力と人間を描くものは奥が深く感銘いたします。素晴らしい作家さんです。
    殺意・鬼哭 (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:殺意・鬼哭 (双葉文庫)より
    4575507245
    No.14:
    (4pt)

    考えさせられました

    非常にユニークな作品だと思いました。

    殺意の方は、羊たちの沈黙、などを思い起こさせられました。
    殺人者たちも、色々な状況に陥るのだと思います。
    こんなこともありえるかと…
    怖いです。

    鬼哭の方も…怖い…
    殺される一瞬を200ページにしてしまうんですね…
    怖いです…
    殺意・鬼哭 (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:殺意・鬼哭 (双葉文庫)より
    4575507245
    No.13:
    (3pt)

    人はどんなことで殺意を持つのかは本人以外解らない

    ミステリー小説で、特に殺人事件などを扱った作品で大切なものは、「動機」だと思う。

     人が人を殺すということはどういうことなのか、そこに至るまでの経緯、背景がしっかりしていること。
     それを読み、やっぱり人は殺してはいけないということや、自分にあてはめて考えてみて、例えば自分の周りの人にそこまで考えさせるだけのことをしてはいないか、などを考えてみることが大事なのだと思う。

     そういった意味で言うと本作は、外れといってもいいかもしれない。
     だが違った意味で考えさせられるものがある。
     それは「人はどんなことで殺意を持つのかは本人以外解らない」ということだ。

     殺人事件などが起こるとニュースなどでコメンテーターが、犯人の動機を分析したり意見を言ったりする。
     だが私はこう思う。
     そんな、極限にまで追い込まれた状態なんて誰にもわからない。
     解るとすれば本人だけだ。
     だから、一部の人を除いて、殺人の動機なんていうものは読もうとしたって意味がない。
     そんなことをするくらいなら、自分はそんなことをしないように心掛けることや、周りの人をそこまでの状態まで追い込まないことだ。

     ちょっと今まで読んだミステリー小説とは違うので星は3個にした。
     だけど読む価値はあると思うので、一度は目を通しても良いかもしれない。
    殺意・鬼哭 (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:殺意・鬼哭 (双葉文庫)より
    4575507245



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