凍える牙



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初公開日(参考)1996年03月
分類

長編小説

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凍える牙

2007年10月31日 凍える牙

深夜のファミリーレストランで突如、人間が炎上した。その数日後、天王洲では無残に咬み殺された男が発見される。二つの異常な事件の裏に隠されたひそかな繋がりとは?ヒロインの孤独な闘いが読者の圧倒的共感を集めたサスペンス小説の金字塔。直木賞受賞作、待望の新装版。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.85pt

凍える牙の総合評価:7.59/10点レビュー 116件。Bランク


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全13件 1~13 1/1ページ
No.13:
(7pt)

孤高の者同士の言葉のない交流

平成8年の作品。この作品では本部と刑事のやりとりはポケベル。もう少し前に遡り、クイーンやクリスティが作品を生み出した本格ミステリー黄金期はポケベルさえない時代。カーナビを含め、その時々の技術が作品の在り方に、影響を与えているのを読んでいて痛感しました。さてこの作品は直木賞受賞作ということですが、正直最後まで一本調子。でもこの作品の魅力は女刑事の孤高さと同じく孤高の存在、オオカミ犬との言葉のない心の交流にあります。それも、作者の卓越した心理描写があってのもの。切なくて心温まるストーリーでした。

タッキー
KURC2DIQ
No.12:
(5pt)

ミステリー感はあまり感じられない

とりあえず最後まで読んだ。特段大きなどんでん返しも無く、平易に終わった感じ。その反面、女刑事と男刑事に内面描写がしつこいくらいに多い。ストーリーはすごく単調。
出張の車中用にと思い、図書館でミステリー本を探していて、直木賞本ということで選択した。これで直木賞?という感じでした。

マッチマッチ
L6YVSIUN
No.11:
(5pt)

凍える牙の感想

直木賞受賞のベストセラーなので期待していたのですが…。
疾風と貴子が疾走するシーンこそ良かったものの、
そこに至るまでの過程と犯人像が薄くていまいち印象に残りませんでした。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.10:
(6pt)

凍える牙の感想

男社会で生きる女性の大変さを背景に、事件が進んでいきますが、主人公がなぜあそこまで、惹きつけられたのかが、いまいち分からなかった。
ただ、テンポが良いのと心理描写は秀逸。

塞翁
6AR0FFJN
No.9:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

凍える牙の感想

主人公の見せ場はバイクで追跡するだけという印象ですね。特に主人公が追及して事件の謎に迫るといった印象も無く、周りの刑事が集めた情報により真相が明らかになったという感じで、ちょっと物足りなく感じました。
後は女性刑事が男社会の中で生きていくことの難しさが描かれていますが、ちょっと自分は飽きてしまいました。

松千代
5ZZMYCZT
No.8:
(9pt)

凍える牙の感想

面白かったですっ

とても読み安く
先が知りたくてワクワクします
音道巡査シリーズ他にもあるみたぃなので
他も読みたぃですっ( ´艸`)

ting
QSPPU5ZZ
No.7:
(8pt)

凍える牙の感想

意外とリズミカルに読めました。

スピード感あって

楽しめました。
  

サトゥルヌス
6FX5J4NO
No.6:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

もはや古典王道警察小説

この作品が持っているキ-ワ-ド・イメ-ジと、実際に読んでみた感想はまるで違った。
あらすじの書き方(捉え方?)がおかしいのか、突然の人間発火やその遺体に獣の咬み跡があるなど、SFっていうか仮想現実っていうかおとぎ話っていうかオオカミ人間みたいな犯人像を想像してしまって手を引いていた。
読んでみると、これがまた王道中の王道というか警察小説そのものでした。

ただ、主人公刑事の音道と男刑事の滝沢の心理描写は見事で、滝沢が音道への男尊女卑的セクハラ言動は読んでて腹が立つのは上手い証拠。(今じゃありえない言動だけど。)

ミステリ-としてはちょっと弱いかもしれないけど、犬?好きは心に来るものがあるかも。

タカタソン
HU0OGV5Q
No.5:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

凍える牙の感想

乃南アサさん初読。
文庫本巻末の「解説」を読むと、「男社会で差別的な扱いを受けながらも頑張る女性」を描いた作品という事になるのでしょうか。
読中はそこまで「反女性蔑視的」ニュアンスは感じなかったのですが、もし「解説」にあるような意図が作者にあるのなら、正直「浅い」と思いました。
この程度のハラスメントなら、男同士の関係、警察組織でなくともでも当然のように存在しますし、ましてや、彼女は男以上の活躍の場を与えられている訳です。
何故その役目を獲得できたのかという十分な描写もありませんし、説得力がないというか・・・
単に男社会で男勝りの活躍をする(しかも何故そのような活躍ができるのかという苦労や努力、また能力的裏付けに乏しい)女性の格好良さを描いた陳腐な作品に読めてしまいます。
「姫川玲子」の苦悩の方がまだリアリテイがありますよ。


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梁山泊
MTNH2G0O
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

凍える牙の感想

20年ぶりくらいですが、久しぶりに再読しました。
物語はすっかり忘れていたのですが、狼犬のことだけは主人公の音道刑事と同じく、かっこいいなあと感じたのを覚えていました。
いきなり人間が炎上すると言う始まりはなかなかショッキングですが、古臭いタイプの滝沢刑事と主人公の人物描写がすごく巧みで、家族との軋轢や苦悩を物語の中で非常に上手く描かれています。
ただ、犯人の動機が少しだけ弱い気がするので、マイナス1となりました。

たこやき
VQDQXTP1
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

久しぶりにはまりました

大学の図書館の書評のお勧めで久しぶりにミステリーを読みました。この作者の作品を読むのもはじめてです。一番おもしろいと思ったのは、音道が女性蔑視の警察組織の中で敢然と戦う姿、そして滝沢とのコンビ、それぞれが抱える家庭問題などが人間くさく描かれているところかな。とても身近に感じました。 ただ、笠原には同情しますが、娘の薬物中毒に関わった人間達に復讐する描き方は、ちょっと現実離れしていてすーっと入って行けませんね。疾風には恋しますね。忠犬ハチ公を連想しました。音道の今後と野沢が気になりますので、この著者の次の作品を読もうと思います。

325sumire
JK4LFTHW
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

日本のヒロインもかっこいい

ファミレスで突然、人間が発火するというプロローグもすごいが、狼犬の連続殺人というストーリーも破天荒で、途中から「どうなることやら・・・」と心配したのは、私の杞憂でした。見事な小説に仕上がっていました。
狼犬に感情移入し過ぎるところは、確かに?な部分もありましたが、刑事という男社会に立ち向かうヒロインが印象的かつ魅力的なキャラで引き込まれました。
アメリカの女性ディテクティブには魅力的なヒロインが多くいますが、日本のヒロインもなかなかやりますね。

iisan
927253Y1
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

一気に読みました

ひさしぶりに緊張しながら一気に読みました。
スピード感抜群。とくに疾風と高速を駆け抜けるシーンが好きです。

ゆー
98N04ZLM
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