■スポンサードリンク


凍える牙



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
凍える牙 (新潮ミステリー倶楽部)
凍える牙 (新潮文庫)
凍える牙

凍える牙の評価: 6.85/10点 レビュー 13件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.85pt

■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(7pt)

孤高の者同士の言葉のない交流

平成8年の作品。この作品では本部と刑事のやりとりはポケベル。もう少し前に遡り、クイーンやクリスティが作品を生み出した本格ミステリー黄金期はポケベルさえない時代。カーナビを含め、その時々の技術が作品の在り方に、影響を与えているのを読んでいて痛感しました。さてこの作品は直木賞受賞作ということですが、正直最後まで一本調子。でもこの作品の魅力は女刑事の孤高さと同じく孤高の存在、オオカミ犬との言葉のない心の交流にあります。それも、作者の卓越した心理描写があってのもの。切なくて心温まるストーリーでした。

タッキー
KURC2DIQ
No.4:
(8pt)

凍える牙の感想

意外とリズミカルに読めました。

スピード感あって

楽しめました。
  

サトゥルヌス
6FX5J4NO
No.3:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

もはや古典王道警察小説

この作品が持っているキ-ワ-ド・イメ-ジと、実際に読んでみた感想はまるで違った。
あらすじの書き方(捉え方?)がおかしいのか、突然の人間発火やその遺体に獣の咬み跡があるなど、SFっていうか仮想現実っていうかおとぎ話っていうかオオカミ人間みたいな犯人像を想像してしまって手を引いていた。
読んでみると、これがまた王道中の王道というか警察小説そのものでした。

ただ、主人公刑事の音道と男刑事の滝沢の心理描写は見事で、滝沢が音道への男尊女卑的セクハラ言動は読んでて腹が立つのは上手い証拠。(今じゃありえない言動だけど。)

ミステリ-としてはちょっと弱いかもしれないけど、犬?好きは心に来るものがあるかも。

タカタソン
HU0OGV5Q
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

日本のヒロインもかっこいい

ファミレスで突然、人間が発火するというプロローグもすごいが、狼犬の連続殺人というストーリーも破天荒で、途中から「どうなることやら・・・」と心配したのは、私の杞憂でした。見事な小説に仕上がっていました。
狼犬に感情移入し過ぎるところは、確かに?な部分もありましたが、刑事という男社会に立ち向かうヒロインが印象的かつ魅力的なキャラで引き込まれました。
アメリカの女性ディテクティブには魅力的なヒロインが多くいますが、日本のヒロインもなかなかやりますね。

iisan
927253Y1
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

一気に読みました

ひさしぶりに緊張しながら一気に読みました。
スピード感抜群。とくに疾風と高速を駆け抜けるシーンが好きです。

ゆー
98N04ZLM

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!