嗤う闇
- 女刑事・音道貴子シリーズ (6)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
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これで音道刑事シリーズ四作目読了。短編四作入っていますが、どれも心に残ります。隣近所の出来事のようなそんな感じで「老い」「親心」などがとりあげられています。音道が隣に居るような気がしました。「木綿の部屋」は滝沢刑事の長女の家庭問題に音道がひょんなことから同席することになって・・・・そこにあたかも自分もいるような感じになりました。あ~あ、人生いろんなことあるよねー、そうして人間みんな老いていくんだよねーって思いましたね。本当に人間くさい作品です。音道シリーズ以外の作品も読んでみたくなりました。 | ||||
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女刑事・音道貴子シリーズの短編集、第3弾。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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長編のような、緊迫感、スピード感は少ないが、4つの短編、これはこれで面白かった。音道貴子の人柄が伝わってくる。それにしても様々な事件があるものだ。表題でもある「嗤う闇」では、バイクに乗る音道貴子が出てきてカッコ良かった。面白かった。 | ||||
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乃南作品としては2冊目。大長編「鎖」が印象深く、たまたま本屋さんで見かけたのが本作品。本当は単行本が良かったが文庫本しかなく、やむなく。とはいえ音道シリーズの短編集。下町情緒あふれる隅田川近辺を舞台に、切り取った景色を鮮やかに文字で描写したあたりはイメージも沸きやすく物語の世界に溶け込みやすかった。一篇一篇が人間の持つ心の闇が浮き彫りにされており、ミステリーとしての完成度も高かった。また読んでみたい、そう思えた作家さん。 | ||||
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女刑事音道貴子さん、少し昇進しました。大人のナイスガイのパートナーとの関係も、理想的に見える。でも、彼女は一抹の不安も隠さない。相方の男性陣の見方も極めて納得のできる厳しい中にも暖かい目線で心地よい。いつものようにあっという間に読んでしまいました。事件の結末はステレオタイプの犯人が出てこないところが良い。 | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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音道貴子さん、どの事件も、大して豊かな推理力を発揮するというわけではないが、不思議と、事件の核心に迫り、事件を解決していくという、女性刑事を描いたシリーズの、中間期にあたる作品だと思います。 バツイチ貴子さんにも恋人ができ、その恋人が事件の犯人ではないかという役割で登場してくるあたりは、最近のサスペンスものの常道だとは思いますが、少し設定にリアリティーがないのが玉に瑕です。 しかし、夜の大型ワンルームマンションに住む住人を描かせると、まるで、マンションの入口だったり、廊下だったりに二分がいるような、既視感が乃南アサ先生の筆力なのだと思います。 そんな、テンポの良い作品に、松谷 有梨さんの爽やかな声質が輝きをプラスし、素晴らしい短編に仕上がっています。 素晴らしい作品をありがとうございます。 | ||||
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