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(短編集)

嗤う闇



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嗤う闇の評価: 8.00/10点 レビュー 2件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(8pt)

音道が隣にいるような・・・

これで音道刑事シリーズ四作目読了。短編四作入っていますが、どれも心に残ります。隣近所の出来事のようなそんな感じで「老い」「親心」などがとりあげられています。音道が隣に居るような気がしました。「木綿の部屋」は滝沢刑事の長女の家庭問題に音道がひょんなことから同席することになって・・・・そこにあたかも自分もいるような感じになりました。あ~あ、人生いろんなことあるよねー、そうして人間みんな老いていくんだよねーって思いましたね。本当に人間くさい作品です。音道シリーズ以外の作品も読んでみたくなりました。

325sumire
JK4LFTHW
No.1:
(8pt)

音道ファンにはおすすめ

女刑事・音道貴子シリーズの短編集、第3弾。
表題作の「嗤う闇」は犯人と被害者の関係、音道の恋人が犯人と間違えられる設定にちょっと違和感があり、いまひとつ満足できなかったが、シリーズの精神はしっかり受け継がれているし、音道のキャラも全開で、ファンには楽しめるだろう。
それよりも、よき相棒?滝沢が登場する「木綿の部屋」が、ストーリーも人物描写も上出来。滝沢のキャラクターに深みを加えて、秀逸。これまた、音道シリーズの愛読者には必読の一作と言えるだろう。

iisan
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